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龍泉寺マリア観音

山形県東根市にある龍泉寺
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3度目の訪問でやっと会うことが出来た。

<龍泉寺のマリア観音>
いつの時代に龍泉寺にやってきたのか定かではないが、酒田の港に入った隠れキリシタンが仙台を目指して旅をしてきた。聖母マリア像を抱えたまま関山の関所を越えることが出来ないと判断した隠れキリシタンは、一つ手前の観音寺村の龍泉寺に一夜の宿を借り、住職に預けて仙台に向かったと云われている。

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当時の住職はそのまま置いておくことも出来ず、木箱に入れて本堂の下に隠しておいたそうである。しかし聖母マリア像を預けた隠れキリシタンは、ついに龍泉寺に戻ることはなかった。

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時が経ち聖母マリア像を本堂下の暗闇に置いておくことを不憫に思った住職は、台座と光背を後付けして「子安観音・子育て観音」と呼び、表に出して御参りするようになった。昭和になり「子安観音・子育て観音」と呼ばれた観音様が調査により隠れキリシタンの聖母マリア像と判明し、それ以降「聖母マリア観音」と呼ばれることになった。(龍泉寺口伝より)

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光の角度によってキリスト様の腕がマリア様の胸に十字架の影を描く。竹串一本で取り付けられたキリスト様は取り外しが可能なようだ。


実際に目にしてみると聖母マリア像以外の何物でもない。合掌し「南無観音菩薩」と唱えた後に、胸の前で十字を切った。



龍泉寺に行くためには、奥羽山脈脊梁の関山峠を越えなければならない。

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今まで何度ここの前を通ったか数えられないけど、初めて関山大滝の下まで降りてみた。
白髭山を水源とする「乱川」に掛かる。
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名前の通り暴れ川の乱川が氾濫した時、白髭を蓄えた仙人が山から舞い降り、術で氾濫を収めて下流域の人々を救い山に帰って行った。
そんな伝説が白髭山、後白髭山の山名につながるのだろう。


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この写真の中に昆虫がいます。さーて!どこにいるでしょーか?



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ここ!ここ!こっこだよー!

蛾って気持ち悪いのも多いけど、エキセントリックなヤツも多いよねー。


ちょっと足を延ばして、中山町の山中にある岩谷十八夜観音堂。
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よく見かけるような山にあるお堂だけれど、、、。
お堂の中から発見された多数の品物が、国指定重要有形民俗文化財であるほどの「この世」と「あの世」が交差する場所。
実は今回の訪問はある下見のため。詳しくは、いつになるか分からないけど、、、後々に。



# by mt1500funagata | 2022-07-10 22:17 | Trackback | Comments(0)