大和町 七つ森の奥にある高倉山を南川ダムから望む。
朝の船形連峰は雪が降っていたようだ。白くかすんではっきりしなかった。
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昨日の朝は嘉太神ダム越しに高倉山を見ていた。
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僕にとって今年最後になるかもしれない山登り。
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高倉山で胎内くぐりを行い、一回死んで生まれ変わるってのが今年の最後を締めくくるには良いのかも知れない。
ある事情により山で遊んでいる場合じゃあないという状況になろうとしている。

maro7さん、ウエマツさん、ヨシコさんと僕の4人で高倉山を目指した。
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僕にとっては日常的に走っている高倉林道。雪景色に変わっていた。

僕らが勝手に名前を付けている「ヨシコ門」という入り口から一気に尾根に取りついた。
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この尾根をしばらく進むと胎内くぐりのある岩場に行きつく。

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ほとんど知られていない場所であるし、僕も積極的にこの場所をお知らせするつもりもない。
かつて、この場所を修行の場としていた修験者がいたのかどうかはわからないけれど、僕にとってはこの岩場の胎内くぐりはとっても神聖な場所なのである。

関連記事「高倉山の胎内くぐり」

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狭い岩場の隙間から入り、いったん死んで、
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生まれ変わる。
洞窟を胎内に見立てた疑似再生の行が胎内くぐり。

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maro7さんも

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ウエマツさんも

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ヨシコさんも疑似再生の行を行った。

一年を振り返る、来る年を新しい気持ちで迎える準備って言うなら、どっかのお店で酒飲んで美味しいもの食べて、ボーネンカイー!って盛り上がるのも大いに結構なことだけれど、チバ家の一大事に直面している僕にとっては、胎内くぐりでの疑似再生の行を山仲間と一緒に行うことが神聖な忘年会なのである。

ここの岩場を過ぎ、直線的で急な登りを終えれば東コブはすぐそこ。
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東コブは眺めがいい。
晴れていれば鳥海山だって見える。
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正面に高倉山の山頂を見ながら一旦鞍部に下り、写真正面の急斜面を直登し山頂へと向かう。

もちろん地図に載るような登山道はないけれど、急な斜面をとにかく上を目指せば山頂へ出るのは容易なのである。
ひどくガスった日の下山だけは気を付けないと道迷いを起こすかも知れない。

山頂からの船形連峰の眺めは一級品。
泉ケ岳から北泉、船形山頂から荒神山までが目の前に広がる。
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今日はここまで。船形本山はガスに隠れてみることが出来なかった。

下山後はちょっと寄り道して、クレソンうどんを食べに行った。
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ここは天然クレソンの大群生地。

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少し頂いてうどんを茹でている鍋に入れる。

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雪の上を歩いて来て冷えた体に、ゴマ風味仕立てのクレソンうどんはもってこいの食事だった。

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ご一緒したmaro7さんは旨味が凝縮された海苔の産地である七ケ浜町にお住まい、ウエマツさんは90年の歴史を誇る山梨の名門山岳会「白鳳会」の中心的メンバーのおひとりです。



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# by mt1500funagata | 2017-12-02 22:20 | 七つ森界隈 | Trackback | Comments(0)

テン(貂)のジャンプ

12月、いよいよ暦の上でも冬の到来ですね。

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早朝、冬を迎える動物たちとの出会いを求めて森へと向かった。

ツキノワグマ観察のためのトラップを作っていたら、目の片隅に黄色い動くものがあった。

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顔だけ冬毛に変わったのか?おしろいを塗ったような顔のテンがいた。
少し太っているように見えるのは冬に備えて毛が厚くなってきたからなのだろうか?



ホップ!

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ステップ!

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ジャーンプ!

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着地!

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森の中に駆けて行ったテンを僕も走って追いかけたけれど、もちろん追いつけるはずもなく森の中に走り去っていくテンの後姿を見送った。


ずいぶん前に森で見つけたカモシカの頭蓋骨。
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家に飾ると黒魔術の儀式みたい・・・と家族から言われて、ずっと仕舞ってあった。

明日、森に返しに行こう・・・



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# by mt1500funagata | 2017-12-01 08:20 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(2)

昨夜の雪がわずかに残る早朝の森
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ツキノワグマを探しに出かけた。

木の葉を落とした晩秋の森は見通しが良い。川辺を歩くツキノワグマが目に留まった僕は車から降りて薄くなった藪をわずかにかき分けて川辺に向かった。
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仔を2頭連れた親子グマだった。

この時点で僕とクマの距離は30mくらい。

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さらに近づいた僕を母グマは認めた。
彼女の表情を見て僕は安心した。これ以上近づかなければ危険な目に遭うことはないだろう。

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母グマも子グマもたっぷりと脂肪を蓄えているのだろう、良く太っていた。

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対岸で見ている僕を気にすることもなく、クマの親子はゆっくり歩いた。

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親子を対岸から見ていた時間は、撮影データによれば約1分20秒。

普通に移動するツキノワグマの日常の一コマなのだろう。

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川辺を歩く親子グマとの出会いは偶然ではないと思っている。

ゆっくり走らせる車の窓から、葉を落とした木立の隙間を通してツキノワグマの黒い背中を見つけることなんて、数秒どころじゃない、ほんの1~2秒タイミングがずれただけで見逃してしまう。

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今朝はツキノワグマに会うために、この森へやって来たんだ。

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今日、ツキノワグマに会いたかった訳・・・

北アルプスあたりをフィールドにしている、僕と同い年の写真家から一昨日の晩にメールが届いた。
アサヒカメラ12月号に「ツキノワグマーー接近遭遇という撮影法」と題し彼の撮影スタイルが6ページにわたって取り上げられているとのこと。
昨日さっそく本を購入してきた。

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写真家、澤井俊彦氏。
8月に発刊された『ツキノワグマ─すぐそこにいる野生動物』(東京大学出版会)のカバー写真や9月発刊の『人を襲うクマ』(山と渓谷社)の表紙などの写真を担当している。

本自体も「自然・動物と向き合う」なんて僕にうってつけの特集テーマだったから、刺激を受けてすぐにでも野生動物の写真を撮りに行きたくなる。

「よし!ツキノワグマの写真を撮りに行くぞー!」って家を出て、30分後には親子グマの写真が撮れちゃう環境に嬉しさを感じています。

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記事に張り付けてある写真をスライドショーにまとめてみました。(1分12秒)



YouTube直リンクは↓↓↓こちら↓↓↓





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# by mt1500funagata | 2017-11-25 19:54 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(0)

船形山、ブナの森へ

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山頂を目指すつもりで出て来たのだけれど、雪は僕らが山頂へ行くことを拒んだ。

谷に下りた。
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風は身を潜めて静かな森の空気として僕らを包んでいたけれど、谷に下りた僕らに優しく滝の飛沫を運んで来た。
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大滝大龍神をこの場所から見るのは久しぶりのこと。
厳しい冬に向かって人を拒絶するように、冷たい氷の壁を作っている最中だった。

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今秋、先輩のKさんが東北放送のテレビ取材でこの場所を案内した時、水中カメラは滝つぼに泳ぐ尺イワナの姿を映し出していた。
氷に閉ざされてゆく冷たい滝つぼに今もイワナが泳いでいるのかと思うと不思議でならない。

谷から上がると、あたりは霧に包まれ始めた。

鈴沼へ
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鈴沼のほとりで、いつも同じ姿で立っているシナノ木。
20年以上も前から同じ姿のシナノ木を僕は見続けている。
もっともこの森に流れている時間にしてみれば、僕が通い続けた20年なんてほんの僅かな時にしか過ぎない。

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鈴沼に張った氷に雪と風によって描かれた紋様の曲線は、優美で柔らかさと冷たさを併せ持つけれど、この紋様は今この瞬間だけのもの。
何十年も姿を変えない大木とその日その日で姿を変える氷の造形、緩やかな時間と瞬間の時間が森には同時に流れているって思うと、これも不思議でならない。

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船形山の麓の鈴沼?行ったことあるよ・・・と言う人多いでしょうね。

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船形山の麓の鈴沼?何度も何度も行ったことあるよ・・・と僕は言う。

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でも、何度行っても行くたびに新しい鈴沼を見ているよ・・・と僕は付け加える。



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# by mt1500funagata | 2017-11-23 22:41 | 鈴沼 | Trackback | Comments(0)

船形山、色麻コース登山口である大滝キャンプ場あたりに、美味いムキタケ丼ごはんが食べられる期間限定の和食店があるらしい。
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昨日の積雪が残る小荒沢林道を大滝キャンプ場へと向かった。

出だしは快調だったんですよ!
さすがはジムニー!大滝キャンプ場まで行けるんじゃね?なんて言ってたのも群境まで。

群境を越えて花染山の北斜面に差しかかったところで雪だまりに捕まった。
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スコップで雪かきしてみたものの、焼け石に水。

車を乗り捨てて徒歩で向かった。
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小荒沢林道の積雪は深いところで30㎝くらい、平均すると20~25㎝くらいだっただろうか。

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林道とはいえ、ここまで3.5㎞の雪道歩きは、ヘタレな僕にとってはもうたくさん。
大滝キャンプ場への分岐で残りの道のり1.5㎞、やんだぐなった感いっぱいの僕。

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分岐から大滝キャンプ場までの道は舗装されているけれど、ここの分岐までは保野川林道が併用林道として正規ルート。
分岐からはキャンプ場建設のために色麻町が整備した道。なので、この区間だけは舗装されてるってことですね。
小荒沢林道は本当は一般車通行禁止、通行は黙認自己責任という事なのだそうだ(*北部森林管理署談)

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途中1時間くらい寄り道してきたけれど、3時間を要してやっと幻の和食店「大滝屋」に到着。

今回は「大滝屋」のご主人の特別な計らいで、「ムキタケ丼」のレシピを大公開!
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材料:*ムキタケ(ご主人が昨日の朝に採ってきたもの)*豚肉*玉ねぎ
調味料:*オリーブオイル*ごま油*みりん*だししょう油(めんつゆ)

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洗っていないムキタケをオイル炒め。洗うと水っぽくなってムキタケ本来の味が薄くなるそうだ。
少し残った木屑や葉っぱ、たぶんいないと思うけど虫なんかは、いい具合の隠し味。

ほんのり焦げ目がつく程度に最初にムキタケを炒め、旨味を逃がさないようにオイルで包み込むのがキモ。

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豚肉と玉ねぎを投入。
どちらも少し焦げ目がついたら、

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たっぷりのみりんで甘味をしみ込ませる。
しょう油や塩のしょっぱ味は甘味より食材にしみ込みやすいので、先に甘味をしみ込ませるのが良いのですね。

ほどよい甘味がついたら、
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だししょう油(めんつゆ)をみりんと1:1くらいの量で投入。
少し煮込む感じで水分が少なくなったらごま油で味を整え、出来上がり!

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鷹の爪とかで、少しピリ辛にしても美味しい。なにか緑の野菜で色味を付けるのも良いでしょうね。

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主役としてのムキタケが、味と食感を主張しサイコーに美味いです!

限定オープンの和食店「大滝屋」の難点は、食材や調味料、調理器具ほか全てを持ち込まなくてはならないってこと。


近くには夏限定の野外レストラン「すず亭」や

冬限定の和食処「すずのや」ってのもあるらしい。

米を炊いたり味噌汁を作ったりする水は、近くにある船形山の霊水「人命水」を使用しています。
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# by mt1500funagata | 2017-11-23 20:47 | 山ごはん | Trackback | Comments(0)

小雪、凛とした朝の空気

今日は二十四節気で言うところの小雪(しょうせつ)。
本格的な冬がすぐ近くまで来ている、と言う事らしい。
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船形山の麓をねぐらにしているタヌキたちも冬毛に変わり、寒さへの備えは整ったようだった。

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こんな寒い朝に朝寝坊しているのはもったいない。

葉についた霜は朝日が当たれば瞬時に消えてしまう。
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こんな素敵なものを見ないで朝寝坊をしているのはもったいない。

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放射冷却で冷え込んだ朝の凛とした空気感が僕は大好き。

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明日の天気はあまり思わしくはないけれど、すっかり白くなったこの山へ向かうことにしよう。

本格的な冬、やって来るのを待つのではなく、こちらから近づいて行ってやろうじゃないか。
(どこまで行けるかなあ~~???)



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# by mt1500funagata | 2017-11-22 22:50 | 嘉太神 | Trackback | Comments(0)

升沢小屋の冬支度

船形連峰升沢避難小屋の冬支度に行って来ました。
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うっすらと積もった雪が冬の始まりを物語り、訪れる人もほとんどいなくなる。

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テンの足跡を追うように升沢小屋へと向かう。

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ツキノワグマもまだ冬ごもりの穴を探しているのか?ウロウロしているようだった。
こうして森に暮らす動物の動きを想像しながら歩けるのは、藪が透き雪が薄く積もった季節ならでは。

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おや!?テンが雪の下に何かを見つけたようだ。
すたすた歩いていた足をふっと止め、身体を左にひねってくんくんと臭いを確かめて、前脚を雪の中に突っ込んで土を掻き出す。
そんな姿を想像するのは楽しい。

綺麗な花、美しい紅葉、見事な展望・・・見えるものだけを見ていたのでは、森を歩く面白みは半分って僕は思っている。
見えたものに少し想像というスパイスを加えるだけで、奥行きはずっと深くなると思う。

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例年、11月中旬に升沢小屋の冬支度にやって来る。
窓に雪囲いの板を落とし、スコップを小屋の外に準備する。
中でも一番の目的はバイオトイレのオガクズの総入れ替え。

ちょっと、見苦しい画像かもしれませんが今回は敢えて載せます。
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オガクズを利用したバイオトイレは、簡単に言うと糞尿に含まれる水分をオガクズが吸収し炭酸ガスを蒸発させて微生物が分解する仕組み。
だから、オガクズの含水量が多くなるとうまく機能しなくなるのですね。
このブログで、定期的にバイオトイレのメンテナンスに行ってきたなどど触れているけれど、僕がやっているメンテってのは便槽内のオガクズの含水率を低くする、つまり水分を多く含んだオガクズを取り除いて、乾燥したオガクズを補充するってこと。

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今年は何故か便槽の中が例年より水分が多かった。
もしかすると原因は、トイレの清掃をしてくださる方が水を流したことにあるかも知れない。

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こんな張り紙をしてきた。
このブログ記事を読んでいる方には、知っておいてもらいたいことだし、誰かに伝える機会があれば伝えて欲しいと思っています。

ここで、注意していただきたいのが山頂避難小屋のトイレとの違い。
山頂のトイレもバイオトイレの一種ではあるけれど、山頂のトイレは水による浄化方式ってこと。山頂のトイレは使用のつどバケツ1杯分くらいの水を流し入れることで機能する。だから山頂小屋の外にドラム缶で水を溜めているんですね。
山頂小屋のトイレ→水を流すOK
升沢小屋のトイレ→水を流すNG
という事です。

一通りの作業が終わったら、
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ごま豆乳仕立ての煮込みうどんを食べて、
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自家製のローズヒップティーを飲んで体を温める。

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午後から天候が崩れるのは予報通り。
けっこうな時間をメンテに費やしたので、雨に当たる前に早足で下山してきた。
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来週、山頂までいけるかな?

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帰る前に寄り道した鈴沼は、寒々として何か物悲しい思いがした。

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「ナイジャスキマリハーヒト・・・」
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船形山周辺を根城にするヒゲの写真家が森から聞いた言葉らしい。

僕はまだその言葉を聞くことが出来ないけれど、何百年もの時を経てもうじき土に還ろうとする朽ちたブナも、最初は一粒の種だった・・・ってことは想像できる。

「ナイジャスキマリハーヒト・・・」森と水と風とが約束した時を語った言葉だそうだ。

あなたはこの森の言の葉から、どんなことを想像しますか?



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# by mt1500funagata | 2017-11-18 23:40 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(3)

船形山山麓、早朝の旧升沢集落あたり。
うっすらと雪が積もって、昨年より積雪は早くやって来たようです。
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秋と冬が同居する季節ですね。

藪が枯れ雑木が葉を落とせば見通しが良くなり、今まで気づかなかったカモシカとの出会いがあったりする。
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視線を感じて見上げた斜面の上にカモシカはいた。
片脚を上げたまま微動だにしない。次の一歩を踏み出そうとしたところで僕を見つけたのだろう。

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藪が透いた林床はカモシカにとっても走るのが楽なんだろう。
軽やかに斜面を駆けた。
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10数メートル駆けたところで、また僕を見ている。
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僕も静かに斜面を登り、さっきよりも僕らの距離は縮まった。

今年、延べ11頭のツキノワグマを見た。カモシカは3回目くらいだろうか?
ここ何年かでツキノワグマとカモシカ、見る回数が逆転した。

あくまでも僕の肌感覚ではあるけれど、船形山周辺に生息する動物たちに変化を感じている。
ツキノワグマ→増えている。
カモシカ→少し減っている。
アナグマ→増えている。
イノシシ→すごく増えている。
しょっちゅう山に入っている人に聞いてみても同じような感覚なので、きっとそうなのだろうと思う。

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ツツジ?サツキ?
藩政時代に升沢の番所だった早坂林衛門邸跡地に残された庭木。
暖かいと思って花を咲かせてみたら、凍り付いてしまったようだ。

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明日は念のためにワカンジキを持って山に入ることにしよう。

そんな季節が始まりました。



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# by mt1500funagata | 2017-11-17 07:54 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(2)