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10月に船形山の山中で「水琴の滝」を発見して以来、
http://bunatayori.exblog.jp/24852538/
水琴窟に大きな関心を持つようになった。

それまで一箇所の水琴窟しか見た(聞いた)ことがなかったけれど、出かけた先の近くに水琴窟があれば遠回りしてでも訪ねて回った。
いろいろ実際に見にいったりネットで調べているうちに、ウチの庭にも作れんじゃね?って思うようになった。
業者さんに頼むつもりは、トーゼンのことながら全く無い。

様々な研究?と実験を重ねた結果、有り合わせの材料を使っても観光施設のパンフレットに載ってる水琴窟と遜色ないって言うか、それ以上?の音を作ることができるようになった。(あくまでも僕が実際に聞いた範囲内でのことです)

今回は、当ブログとしては特別編とも言うべき「水琴窟の作り方」です。

実験の途中経過は省略し、僕なりに行き着いた結果の部分のみです。

=その1 材料=
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①②植木鉢(庭で使ってなかったものが有りました。ホームセンターでは1個1500円位で売ってました)
③スポンジタワシのタワシ部分(3個98円、2個はキッチンで使ってます)
④空き缶(本来は捨てるもの)
⑤まん中に穴を開けた皿(お刺し身が乗っていたプラスチックの皿、0円)
⑥100円ショップのお猪口(4個=432円)
⑦洗面器(400円位だったかな?)

=工程 1=
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洗面器の中にお猪口を並べます。

=工程 2=
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お猪口の上に普通に植木鉢を乗せます。

=工程 3=
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安定するように中心を合わせ、水を注ぎます。
こうしておけば底に溜まった水の量は一定を保つことが出来ます。
下に置くのはお猪口に限りませんが、値段が安く安定感も良かったのがこれでした。

=工程 4=

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上に乗せる植木鉢の穴の部分を滑らかにします。これは水が穴の縁から直接落下しないようにする為です。
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内側の天井になるところもサンドペーパーで滑らかにします。
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水滴が穴から直接落ちるのではなく、このように天井の平面に浸み伝わった水がビヨーンって感じでツー・ポタンって落ちたほうが水滴が大きくなって反響音が良くなるみたいです。(分るかなあ?)

=工程 5=
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穴の周辺が滑らかになった植木鉢を伏せて重ねます。

=工程 6=
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空き缶に穴を開けます。空き缶の穴から植木鉢の穴に直接落とさないよう中心をずらして穴を開けます。
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こんな感じで、底の外側の縁を伝い落ちるようにします。
空き缶の穴の大きさで水滴が落ちるリズム(間隔)が変わってきます。

=工程 7=
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伏せた植木鉢の上に穴を開けた空き缶を置きます。空き缶のなかに入れているスポンジタワシはゴミが入って缶の穴が目詰まりしないためのフィルターです。
この缶のなかに溜まった水が、穴から少しずつ流れ出て植木鉢の天井に水の膜を作り、水滴となって落下し音が出るって訳ですね。
缶の大きさと開ける穴の大きさで音の鳴り続ける時間が変わります。
僕の場合は缶一杯の水で約6分間、水琴窟の音を楽しむことが出来ました。

=工程 8=
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空き缶の上に穴を開けたプラスチックの皿を乗せます。ゴミが入らないように100均で買ってきた排水口用の網を使いました。

=工程 9=
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砂利石を並べました。(10kgで380円)残りの砂利石は最終的に庭に埋める時に使うつもりです。
これで出来上がり!
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水を掛けてみましょう。(柄杓も竹を切ってきて手作りしてみました)

少しの間を置いて、水滴が落ちる音が聞こえてくる筈です。
植木鉢を少し動かし回したり、缶の位置や置き方を少し変えるだけでも音が変わります。
自分なりの好みの音を探しましょう。

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庭に穴掘って埋める前の仮置きです。
日の出の時間が早まってきたら、穴掘り始めます。
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上から見たところです。
穴を掘って周りを栗石って言われる大き目の石で囲むようにすると、また響きが変わって良くなるみたいですね。

--2016年1月7日--追記--
寒さを感じなかったお正月の休みを利用して、庭に穴掘って埋めました。
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植木鉢2個重ねた高さ分だけ掘り下げて下に砂利を敷き、薄いレンガの板を敷いて水平を取りました(水平→これ大事!)
植木鉢の周りに栗石と言われるこぶし大の石を並べます。僕の場合、掘った穴の直径が少し大きすぎたように思います。
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思った以上に栗石が必要になってしましました。
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表に出る石の配置を考え、全体の見た目を考え、あーでもないこーでもないってアレコレやって、こんな感じに仕上がりました。
地中から音がする訳ですから仮置きの時よりは音は小さくなりましたが、響く音色は金属的な感じが強くなったようです。
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水を溜める「つくばい」とかあれば良いのですが、庭の小さいスペースですから仕方有りません。
お金を5000円もかけずに、体力と労力で出来上がった自作の水琴窟ですから、これでよしとしましょう。
思いつき次第、ちょこちょこ改良して行くことにしましょう。

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僕の作った水琴窟の音色を聞いてみてください。
動画撮影ですが、雑音の少ない深夜に撮影したので真っ暗で何も写っていません。でも音はよく拾えました。



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花が咲くとこんなカンジです。


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by mt1500funagata | 2015-12-26 21:42 | 手作りの逸品? | Trackback | Comments(5)

嘉太神の名もなき神様

船形山の麓、嘉太神地区。
かつては集落として人が暮らしていたけれど、今は住む人はいない。
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王城寺原の演習場で米軍との合同演習がきっかけとなって里へ集団移転してしまった。
以前は人家の裏山だった雑木林も今では野生動物の棲み処になっている。

イノシシの足跡を辿りながら林の中を歩けば、アナグマの巣穴が見つかる。
ノウサギの食痕の少し先には、でっかいツキノワグマの糞があったりする。
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人の暮らしのすぐ近くだったであろう竹林を初めて歩いてみたのは数日前。
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少し小高くなっているところで変わった石を見つけた。
どうも人の手が加えられたような感じがする。
僅かに土に埋まった横長の石だった。

当日の帰り道でも家に帰ってからも、さらに数日経ってもその石のことが気になって頭の片隅から離れない。

また行ってみた。
当然のことながら、その石は同じ場所にあった。
石の周りを良く見てみると、ほとんど土に埋まった四角い石を落ち葉の下に見つけた。さらにそのすぐ脇には平らな石が・・・。
四角い石を掘り起こしてみたら・・・わかった。

祠だった。
倒れた本体と土台、四角い石は屋根にあたる部分がひっくり返って埋まっていたのだ。
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泥を落とし祠の形に組み直し手を合わせた後、帰り道の僕は言葉に出来ない清清しい気持ちに包まれていた。

そして4日後、この写真を撮りにまた行って来た。
祠の前の倒木は今までなかった。祠を直したすぐ後に倒れたのだ。
もし直す前に木が倒れたのなら、祠の本体はちょうど下敷きになってしまう位置。僕は、ばらばらになって崩れていた祠に気づかなかったかも知れない。

直して欲しいと僕が呼ばれた。
こう考えると一連の事柄が繋がって来る。
僕はそう思っている。
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かつては人の暮らしの近くにあった祠。
専門家が作ったものではないだろう。
いつどんな人が何を祀るために作ったものか知る由もない。
時代の流れとともに忘れ去られて行くのだろうか・・・。



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by mt1500funagata | 2015-12-24 23:28 | 嘉太神 | Trackback | Comments(4)

山は積雪30cm。
朝の船形山旗坂登山口付近では、ミステリアスな事態が起こっていた。
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内容をここで書くことはできないけれど・・・
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僕のジムニーも急遽パトカーに変身して
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雪だるまのユキちゃんも事態解決へ向け協力をした。

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本当は雪深くなる前の今の時期に行ってみたいところがあったのだけれど、警察車両は続々やってくるし警察犬も出動するなど、現場付近も慌しくなってきたので、お気楽な僕らは方向転換。

クレソンの森へと向かった。
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ここは一見普通の渓流に見えますが、この写真より上流はない。
森からこんこんと湧き出た甘い水が湧水口からほんの数mで幅3mくらいの流れを作り出している。
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湧水口から10mくらいのところは普通の小川のようですね。

さらに数m先には・・・
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クレソン
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クレソン・クレソン
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クレソーーーン!!
クレソン好きにはたまらない場所であります。

水は船形界隈で一番美味しい(僕はそう思ってる)
クレソンは食べ放題(ちょっとしか食べないけど)
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昼食用にうどんを準備して来ていた。
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クレソン鍋風のうどんに変わった。
予定外であったけれど、今年もここクレソンの森で昼食を取ることが出来た。
空気も水も冷たくなってきた今の季節が一番の旬たと思う。
もっとも厳冬期に来るのはとても大変だし、木の葉が繁っている季節には来る気にならない。

だって、ここへ来る途中には
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ツキノワグマの皮剥ぎの跡が、あちこちにある。
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冬ごもりの穴もすぐ近くで見つけた。
写真では上手く伝わらないけれど、痕跡は間違いなくツキノワグマのものだった。

クレソンがいっぱい生えている場所のすぐ近くにはツキノワグマもいっぱい棲んでいるんだね。



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by mt1500funagata | 2015-12-05 22:43 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(2)