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升沢避難小屋も冬仕度

船形連峰、升沢避難小屋。
冬の準備をしに行って来た。
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これから降り積もる雪への備えとして窓に雪囲い。

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行きがけの、とある場所。
僕が山に来るようになったばかりの頃から大変お世話になっていた大先輩の魂がここにある。
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煙草を供え少し話をしてきた。
「反骨の男」と言うのはこんな男のことを言うのだろうと思わせる、そんな男だった。
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ブナの森も葉をすっかり落とし、まもなくやってくる冬への備えは終わった。
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登山道には昨夜~未明のものと思われるツキノワグマのでっかいウンチが残っていた。下山の時にはこの辺りで微かな獣臭が風に運ばれて来たのを感じた。近くの笹ヤブで僕らが通り過ぎるのを息をひそめて見送っていたのかも知れない。登山道ではツキノワグマはすぐ近くにいるのだ。

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8月には鐘を鳴らして夏に終わりを告げたけれど、今日は冬を迎えるために鐘を鳴らした。


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by mt1500funagata | 2015-11-22 21:16 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(2)

木の葉が落ち始め見通しが利くようになった晩秋は、冬籠りを前にしたツキノワグマに会いたくなる。
僕の日課のような早朝のパトロールに出掛けた。

前々回と同じ書き出しですが・・・

今まで会ったことのないツキノワグマは風早峠で水を汲み終えて帰る途中の道路で僕を待っていてくれた。
前々回の記事で「ツキノワグマは近くにいる」って書いたけど、やはり近くにいた。
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前々回の「たれお」とは違うツキノワグマだということは一目でわかった。
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車で走行中に野性動物と出会った時の写真の撮り方にも慣れて来た。ツキノワグマは慌てて森へ駆け込むこともなく、落ち着いている様子だった。
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僕が写真を撮るのを待っていてくれたのか?
・・・違った。
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仔グマがついて来るのを待っていたのだ。
「ほら、車が来たよ!早く渡っちゃいなさい!」
とでも言うように。
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仔グマも少し立ち止まって僕に写真を撮らせてくれた。
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道路を渡り終えた母グマが森へ入って行くのを一生懸命追いかける仔グマの姿はユーモラスで愛くるしい。
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この親子にとって、ここは普段の通り道なのだろう。
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まだ、そこいら辺にいるかも知れないと親子の後を追って森の様子を窺ったけれど、姿どころか気配さえも感じることが出来なかった。

今の時期に一緒にいるということは、仔グマは昨冬に生まれた当歳仔だと思う。
この冬は母グマと一緒に冬籠りをする。そして来年の夏から秋に親離れをするだろう。
母に抱かれて暖かく冬を過ごせるのは今年限り。野性の厳しさを想像すると、僕らはなんて甘い暮らしをしているのだろうと思う。
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野性のムラサキシキブがツキノワグマの親子が暮らす森を彩っていた。



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by mt1500funagata | 2015-11-17 09:19 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(0)

晩秋の雨の日は白髪山へ

雨の日の山はイイねえ~!
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ほとんど葉を落とした晩秋のブナ林がこんなに幻想的に見える。
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久しぶりに山形県側からの船形山です。
早朝から雨。でも雨は雨なりに美しい風景を醸し出す。
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晴れた日が続いていたらコケ類も乾燥して色褪せてくるけれど、雨の日はしっとりと色鮮やか。垂れ下がったコケの先から滴り落ちる水滴は音もなく枯葉の上に落ち、腐葉土の中にしみこんで行く。
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地球が誕生して以来、地球上にある水の総量はほとんど変わらないのだそうだ。
ある水は氷河として、ある水は海洋深海水として地球上に存在している。そして、循環している水。コケに一旦浸みこんで地表に落ちた水は地下水となり、沢水となりめぐり巡って、僕らが飲む水になることもあるだろう。今、僕の身体の中にある水分も遠い過去には森のコケに浸みこんでいた水かも知れない。

そんなことを考え想像しながら歩く雨の森は楽しい。

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展望の全く利かない山頂では、僕の「ヤッホー~!」も強い西風に押し戻されてしまった。
早々に山頂をあとにして、柳沢小屋へと向かった。

雨の山は素敵だけど、ナメコ汁をメインにした昼食の場にはそぐわない。
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白髪山へ向かったのは当初予定の代替だったけれど、ナメコ汁は予定通り。
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前日の早朝、採って来ていた。家を出てナメコを採って帰って来るまで、所要時間は約30分。出勤前の僅かな時間で充分間に合う。

6人で二鍋分のナメコ汁を腹いっぱい食べた。
外は雨が降り続いていたけれど、僕らは楽しく幸せな時間を雨の山の中で過ごしていた。

雨の日の山もイイねえ~。



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by mt1500funagata | 2015-11-14 21:07 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(0)

木の葉が落ち始め見通しが利くようになった晩秋は、冬籠りを前にしたツキノワグマに会いたくなる。
僕の日課のような早朝のパトロールに出掛けた。
いつもの経路だったら会える可能性のあるツキノワグマは3頭。

その中の1頭、4歳の「たれお」は道路の真ん中に立っていた。
カメラを構えたところで対向車が来てしまい、「たれお」は慌てて道路脇の森へと駆けて行ってしまった。
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シャッターを切るタイミングが遅れてしまったけれど、この写真の中に「たれお」はいる。

ここ!ここ!こ~っこだよ~!
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対向してきた軽トラックの運転手はほんの数秒前にツキノワグマが道路に立っていたことは全く分らないだろう。
僕も同じような経験を何度もしたことだろう。そして、このブログを読んでいるあなたも。
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急いで「たれお」のあとを追って僕も森へ入って行ったけれど、姿を見ることは出来なかった。耳を澄ますと向こうのほうから枯れ葉を踏む「たれお」の足音が微かに聞こえて来た。

早朝の森で僕はしょっちゅうこんな事をしてる。


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by mt1500funagata | 2015-11-07 08:49 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(0)

朝めし前にキノコの森へ

家から車で10分、歩いて1分のところにあるムキタケの森。
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朝メシ前にちょっと行って来た。
こんな倒木が周囲に何本かあって、全部こんなカンジでムキタケの森になっている。
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去年より10日早い今の時期だろうと思って行ってみたらドンピシャ!
最初は丁寧に採取していたのだけれど、だんだん面倒くさくなって小さいのは次回に回して、型の良いものだけにした。
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歩いて1分、車で10分かけて家に帰って計ってみたら8.4kg。
処理が大変なので、ネコの手を借りようとしたのだけれど、キノコより紐のほうに興味が行ってしまって、手伝いどころか邪魔してた。

家から11分。いいでしょ!
場所はもちろんナイショです。


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by mt1500funagata | 2015-11-02 08:11 | Trackback | Comments(0)