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カテゴリ:ブナの会行事( 33 )

駆け上る緑
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今日は「船形山のブナを守る会」残雪の蛇ケ岳観察会の日。

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新緑のブナ林から始まる残雪の山歩きに28人の会員が集まった。初めて参加してくれた方も4名いたのだけれど、ブナの会の会員資格は「ブナを想う人」たったこれだけ。入会申し込みも入会金も必要ない。自分は「ブナを想う人」であって、ブナの会に参加しようと思った時にはすでに会員となっている訳で、単に初めて一緒に行事に参加したというだけで、この4名の方もすでに立派な会員なのである。

そろそろ見ることができるかなあ~と思っていたオトシブミもすぐ見つかった。
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毎度のことなのですが、小さな昆虫が卵を守る知恵と葉で包み込む器用さ、そして「落とし文」と名付けた先人のセンスには感心するばかりなのである。

順調なペースで歩みを進め、ほぼ予定通りに蛇ケ岳の雪渓へと入った。
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これ以上ないような天候に恵まれ、雪渓越しに栗駒山や神室連峰の峰々が見える。

蛇ケ岳の名前の由来を県立図書館にある日本山名大辞典(だったと思う)という書物で調べてみたことがある。そこには山岳信仰で船形山・三峰山(坊主岳)・蛇ケ岳の三山めぐりがかつて行われていて、ジャガ岳は釈迦が変じて蛇ケとなったと記載されていたように記憶している。僕は当時からその説には疑問を持っていて、違うんじゃないかなあー?って思っていた。まず、山岳信仰(修験道)は仏教がもとになっているわけだけれど、釈迦の存在はそれほど大きくない。大日如来や薬師如来のほうが表に出てくる。もう一つ、僕が率直に思うのは船形連峰の北東側(三本木や中新田、色麻など)のほうから見ると、この広い雪渓が残雪期には白蛇が山に向かうような姿に見えるからである。今回参加の色麻町在住の方も山に白蛇が現れるのを田んぼ仕事の目安にしていたらしいというようなことを言っていた。だから僕は釈迦が変じてジャガになったと言うよりは、残雪の白蛇が現れる山だから蛇ケ岳と呼ばれるようになったのではないかなーと思う訳なのである。

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蛇ケ岳山頂からの船形山本山。

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広い雪渓をそれぞれに楽しみながら下山した。

下山の途中、休憩の時にKさんが笹の花を見つけた。
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これはチシマザサだけれど、イネ科だけあって昔飢饉のときにはこの笹の穂を米の代わりに食したらしい。熊笹って言う人も多いけれど、クマザサは隈笹であって葉の周りが隈取りしたように白くなっているのがそうであって、東北の山岳地帯に生えているものではない。

こんな話を聞けるのもブナの会の山行の良さである。
天候と参加メンバーに恵まれた、良い一日を過ごすことができた。

解散後、七つ森のほうにウラシマソウを探しに行った。去年だったか一昨年だったか偶然見つけた立派な株だった。
今年も咲いているだろうか?
案外、人の記憶なんてあてになるものではないということを前回も経験した。今年もそうだった。夕暮れ時の七つ森で宝探し。
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やっと探し当てた、たった一株。咲いててよかった。




by mt1500funagata | 2019-05-12 22:21 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(3)

ブナの会 浦之泉に遊ぶ

今日3月17日は、船形山のブナを守る会の早春観察会。
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泉ヶ岳、水神から樋沢(ヒザ)川を詰めて、裏泉の森で遊んできた。

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水神コースから北泉ヶ岳三叉路に向かう途中で夏道を外し樋沢川へ。

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今日は山頂を目指さない山歩き。泉ヶ岳と北泉ヶ岳の鞍部へ向かうにも一番楽なコースを選んだ。

ガシガシ歩く人から見れば、所謂ヘタレなルートと言われそうだけれど、逆にこういうルートを余裕を持って選択できるってことは、参加者それぞれが山に対して余裕を持って向き合えるレベルだってことの現れなんじゃあないかな?って思う。

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鞍部から我々が勝手に裏泉と呼んでいる森へと向かう。
事務局のA氏は、地酒風な「浦之泉」って呼び方が気に入っているようだ。

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遊びに来た訳だから、急な斜面では滑り落ちて遊んでみる。

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滑り落ちる姿もそれぞれ。

今回2回目の参加であるH君が歩きながら話していたことが耳に止まった。
「沖縄のことって関心が強かったとしても、やっぱり遠いからなかなかピンと来ないじゃないですか?でも、子供のころから慣れ親しんだこの界隈のことだったら、こうして直に触れ合う事が出来るし、何か行動を起こすべき時にもすぐに対応できるわけですよね。だから僕はこうしてブナを守る活動に参加したいと思ったんですよー。」
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以前の記事で傍観は無意味なことって書いたけれど、自分の近くで出来る事から始めようと参加してくれた若い世代の人がいる。「この豊かな自然を何とか次代に残したいものだ・・・」なんて、思っただけ、言っただけ、ブログに書いただけでは何の役にも立たないのですね。

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僕らにとってこの場所のシンボル的な木となったシナの木。

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この樹の中には宇宙がある。巨木の中にある宇宙。洞に身を入れ中で上を見上げれば、それを実感することが出来るだろう。

初参加になるT君から、ブナの会の機関紙である「ブナの森」を読んでみたいと言われ、持って行く前に読み返してみた。
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発行年は少し古いけれど、9号にブナの会の創設からの歴史を振り返る一文が掲載されている。1985年に発足した「船形山のブナを守る会」。T君(30代)はこの時、まだ未就学児童くらいの年齢だったろう。
ここでは詳しくは書かないけれど、読み返すと当時の先輩方の想いと行動に胸が熱くなるのを覚える。

三光の宮付近までの林道建設、花染山の皆伐、薬師森北部のリゾート開発、夕日沢周辺のブナ伐採、氾濫原のトレランコース設定・・・

全てが計画通りに進められていたとしたら・・・

その当時のことを読み返せば胸が熱くなる。

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ブドウ蔓のブランコ。前のほうが窪地になっているので結構な高度感。

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ブナの森から、ダケカンバの森に変わった。背景は泉ヶ岳。

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ダケカンバの森の向こうに北泉ヶ岳。

両泉ヶ岳に囲まれたこの場所は、ブナの会オカリナ愛好会の聖地。
ちょうど一年前、この残雪の森に響き渡るオカリナの音色に魅了された僕は帰り道にスマホでオカリナをポチッと購入した。
一年間の練習の成果をお披露目する予定になっていたので、申し訳ございません!サブリーダーとしてのことよりオカリナ演奏のほうが気がかりでした!

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リョウブに残されたキツツキの食痕を観察する「観察会」参加の皆さん。
やっと観察会らしいことが行われた。

解説をするKさんのウールのニッカボッカとハンガロの手袋がブナの会の歴史を感じさせる。しかも、それが現役であることに感動する。

上記、初参加のT君
「誰かが大切にしているこの森を自分も同じように大切にしたい」

T君の年齢に近いほど長く活動を続けてきたオヤブンはじめ先輩方、僕は大切なものを守りたいっていう気持ちが受け継がれて行く中継ぎ役で構わないと思っている。


by mt1500funagata | 2019-03-17 23:14 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(0)

毎年、2月第一日曜日は「船形山のブナを守る会」の世話人会の日。
ここ20年以上、この日は朝飯を食べない。

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つきたての餅を腹いっぱい食べるのが、毎年の恒例。

会員からの報告会と年間行事の計画がメインの世話人会だけれど、「傍観」「無知」「言葉の責任」という三点について考えさせられる一日となった。

船形山のブナを守る会は自然保護団体であります。
自然保護を語るうえでエネルギー問題に目を向けず語らないのは、片手落ちであり、いいとこ取りの、言葉ばかりの理想主義でありましょう。ブナの会では実際にエネルギー問題にも深く関わり様々な活動をしている。ただ、僕のこのブログの趣旨とは違った観点となってしまうので取り上げていないだけなのですね。
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語るだけでは単なる傍観者な訳で、実際の行動を伴わせることが出来ない「傍観は無意味」なのだと思う。

そんなことを僕はブナの会に参加してからの30年間で学んできた。

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僕も風早峠の餌付けされてしまったキツネのことを報告する時間をもらった。
この場は、いわゆる身内の会合ではあるけれど、出来るだけ多くの人に伝えたいと思っているので、願ってもない機会を頂いたと言う事。もちろんブナの会の世話人会のメンバーは餌やりはいけないことと知っているのは言うまでもない事ではあるけれど、具体的な事例で報告できたのは良かったのではないかな?と思う。
野生のキツネに人間の食品を与えると、どんな結果になるか?いけないことだと知らない、つまり「無知は罪」なことだと思う。

僕のキツネの話しを取材したいと河北新報の記者さんが来てくれた。

早速、翌日(2月4日)の朝刊に掲載された。
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ブナの会には申し訳ないけれど、この記事は世話人会の話題記事ではなく、餌付けキツネの続報記事ですね。
河北新報さんが、このキツネのことを取り上げてくれるのは3回目。関心を持って報道を続けてくれているのだろうと思う。新聞社が主体となって野生動物への餌やり防止キャンペーンなんてやってくれたら最高なんですけどね。

過去の記事で年齢は明らかにしていなかった。今回も記者さんから年齢を聞かれたけれど、僕は「年齢は関係あるのですか?」と問うた。すると記者さんは「年齢は言葉の重みを表すと思っています」と答えた。なるほど!と思うと同時に年齢に沿って自分の発する言葉に責任を持たなければならないのだなあ、と強く思った。

新聞やテレビニュースで取り上げられましたー!ってチョーシこいてばかりいられない年齢に僕もなったという事なのだろう。さらに、こうしてブログで不特定多数の方に向けて発信(発言)している訳だから、尚更「自分の言葉に責任」を持たなければならないと改めて思う。

言葉の責任と言うのには、二通りの意味があると思っています。
一つは発言をした対象に対する責任。例えば「ゴミを山に捨てるのはけしからん」と言ったならば、ゴミを拾って帰ってくる行動が伴わなければ、言いっぱなしと言われても仕方がない。
もう一つは、読み手(聞き手)に対しての責任。言葉選びに注意していても、誤解を与えてしまったり不愉快な気持ちにさせてしまう表現がないとも限らない。実際にそうだったとしたら、誤解を解くための努力もしくは謝って取り消すなり訂正するなりするのが責任というものでしょう。例えば真意を問う質問や異議に対して、質問にも答えず一方的にシャットダウンしてしまうのは「無責任」あるいは「責任逃れ」と言われても仕方がない。

ちょっと話の方向がずれてしまったように思うけれど、記者さんの「言葉の重み」という言葉を聞くと、どうしても思い出してしまう不愉快なことが昨年の秋にあったので、何卒ご容赦ください。

最後に、ブナの会の年間行事の計画が決定しましたので、参加してみたいとか興味があるという方は、トップページに僕のメールアドレスを載せているのでメールでお問い合わせください。年間スケジュールお知らせします。

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同じく世話人会に参加された、もときちさんのブログ記事です。こちらもご覧いただくと尚良いとおもいます。





by mt1500funagata | 2019-02-04 23:07 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(0)

船形山のブナを守る会、新春初行事は薬来山への山行。
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ここ何年かは毎年の恒例行事となった。
先週の下見の時には積雪量が少なく、雪と戯れる冬ならではの登山が出来るか心配だったけれど、ここ数日の降雪で遊ぶには十分な積雪量になった。


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標高僅か553mの里山ではあるけれど、やっぱり船形連峰の前衛峰であり、雪山気分を味わうには十分な雪だった。
今日の山行は登山というよりは、ブナの会の会員同士の新年の顔合わせみたいなもので、緊張する登山と趣は異なる。

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雪山で厳しい訓練を実施している鬼教官も今日はブナの会の一員として、気分を緩めてお気楽な雪山ハイク。

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トレースをはずれ、わざわざ膝上ラッセルの登山女子。そんな登り方じゃダメ!後ろから見てて!・・・って鬼の女教官か?

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皆さん、雪山が好きなんですね。
冬は雪の上を歩くに限るね~!雪のない階段登るより雪のほうがラクよね~!って声もちらほらと聞こえる。

そーねー、階段より楽ですね!って適当に相づちを打ったけれど、僕は無雪期の階段を登ったことがない。

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山頂付近で、世界農業遺産に登録された大崎耕土を眺める事務局として30年以上もブナの会を支え続けて来たA沼氏とY子氏。

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世界農業遺産としての大崎耕土の水利システムを支えているのは、船形連峰を中心とした山からの恵みの水。
僕らがこうして戯れている雪がなければ、大崎耕土を潤すことは出来ない。

雪山に登って眼下に広がる水田地帯の景観を眺め、山と平野部、積もった雪と水田を潤す水、そして自分たちの生活との関係性に気づく。山は恵みを与えるだけでなく、吹き下ろす「やませ」による冷害ももたらす。そんな環境の中で生まれた契約講という相互扶助の仕組み、イグネという屋敷林のつながりによる生物多様性などなど、エコロジー(生態系)の中での自分たち人間の立ち位置、生活について思いを巡らせる。
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それが、船形山のブナを守る会の山行。

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そんなブナの会は山岳会ではなく自然保護団体な訳だけれど、個人個人を見れば伝説的で全国に名を馳せた山岳会のOBであるとか筋金入りの山ヤさんも多い訳で、山の楽しみ方は十分に知り尽くしている。

下山は、南宮から一般的な登山道を外し、あまり歩く人の少ない南登山口へ向かう。

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うーーーん!良い尾根じゃないですか!

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奥山に行かなくても、こんなに楽しい雪庇尾根を歩けるのも薬来山ならでは。

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急ぎ足で下山するには勿体ないほどの良い尾根。

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標高300mくらいだけど、こんなに立派な雪庇が出来る。今日は風がなくてホント良かった。
雪庇を見れば、どれだけの強風がこの尾根を跨ぐのかは一目瞭然でありますね。

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下部の急斜面で偶然できた雪隗を転がして大きくし、ゲージツ家のマッサンが作った巨大な雪の釜神様。

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下ってきた南面の尾根。
今度は登りに使ってみよう。

今日の参加者は25名。今年度のブナの会の行事はこれが最後。
毎年2月当初に世話人会があって、そこからがブナの会の新年度のスタートになる。

船形山のブナを守る会の行事に参加してみたい、興味があると言う方はトップページに書いてある僕宛にメールでお問い合わせくださいね。


by mt1500funagata | 2019-01-20 21:27 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(5)

今年で15年になる。
船形山のブナを守る会が、不成績造林地の除伐間伐材を薪に加工し、船形山山頂避難小屋へ担ぎ上げる活動。
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台風の接近に伴い天候は思わしくなかったけれど、ブナの会は「雨も天気のうち」なのであるから、雨天中止はないのですね。リーダーと事務局の間では、中止もしくは行き先変更との考えもあったらしいのだけれど、僕を含め皆さんやる気満々。

暴風雨というほどではないので、雨なら雨でしっとり濡れたブナ林を楽しもうっていうメンバーが20人ほど集まった。

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さすがに昨夜からの雨で、沢の状況が不安なので升沢小屋は経由せずに山頂ピストンとなった。
そうなればそうなったで時間がたっぷりある訳で、先を急ぐ必要はない。

沢状になった色麻コースの登山道を沢登りのつもりで楽しむ余裕もできる。

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雨のブナ林はいいなあ~。この景色を見られるのは雨の日に山に入った者に限られる訳で、僕から言わせれば雨の日に山に行かないなんてもったいない。せっかく高いお金出してレインウェア買ったのだから、もったいない。

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まあ、山頂付近の紅葉の景色を見ることが出来ないのはしょうがない。稜線は風も強く、山頂で集合写真を撮る気にはなれなかった。

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在庫の薪が全くなくなっていた薪置き場。

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昨年より参加者が20人も少ないので担ぎ上げた薪の量は少ないけれど、非常時に間に合うくらいの薪を荷揚げすることが出来た。

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毎年書いていることなのだけれど、薪を担ぎ上げることによって、薪が自動的に補充されるわけではないという事を知る。

東根山岳会のメンバーは、毎年同時期に山頂小屋の整備にやって来る。トイレ掃除をしているメンバーがいる。トイレだって自動的にきれいになる訳ではない。無人山小屋の管理、登山道の刈り払いや整備・・・等々、必ず誰か人の手が関わっていることを知らなくてはいけない。

そんなところから、登山客として訪れた山の維持管理をしてくれている人たちに想いを馳せて、感謝の気持ちで歩かせてもらうという心を持つことが大切なことだと思っている。

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今回は、天候不順で升沢小屋のバイオトイレのし尿オガクズを担ぎ下ろす作業は行わなかったけれど、日を改めて10月下旬か11月上旬に実施する予定です。当ブログで呼びかけを行います。

作業を手伝って欲しくて呼びかけるのではないですよ。1袋でもいい、どこの誰かわからない人が排泄したし尿を担ぎ下ろしてみることで、登山客としての山との関わり合いの少し先にあるものを感じてもらえる機会になれば良いと思っています。

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ご一緒した、もときちさんのブログ記事は↓↓↓こちら



ご一緒した、くまぷーさんのブログは↓↓↓こちら







by mt1500funagata | 2018-09-30 22:04 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(6)

9月30日(日)船形山のブナを守る会では、秋の恒例行事として船形山山頂避難小屋へ薪の荷揚げを行います。
下山時には参加者有志の手を借りて、バイオトイレのし尿オガクズの担ぎ下ろしを実施します。

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担ぎ上げる薪はそれぞれの体力に応じて何本でも構わず、もちろん1本でも良いです。
登山客としての登山から一歩踏み込んだ山に対する想いを感じることが出来る一日となることでしょう。
大滝キャンプ場から山頂ピストン(し尿おろし有志は升沢小屋を周回)するルートですから、それほど大変なルートではありません。参加してみたい、詳しく内容を知りたいという方は、私(大和町チバ)までメールください。案内を送ります。
mt1500funagataアットマークyahoo.co.jp(迷惑メール対策で@をカタカナ表記)
お名前、年齢、大まかなご住所を明記してください。(ハンドルネームのみの場合は返信いたしません)
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by mt1500funagata | 2018-09-14 20:03 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(3)

船形山のブナを守る会「第20回ブナの森作品展」9月2日、無事終了しました。

昨年を大きく上回るご来場者をお迎えすることができ、当ブログをご覧いただいている方のご来場も多数いただきました。
お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

僕は、以前のブログに掲載したものや、ブログ記事の編集したものを出品していました。
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冬ごもり前のツキノワグマ親子(1)

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冬ごもり前のツキノワグマ親子(2)



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箱罠の母子グマ



上記のほかは、花の写真とトレイルカメラの分析結果のグラフや写真を展示していました。


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打ち上げは、S木S江さん宅で。

蔓編みの篭や木彫り彫刻を出展していたS江さんも、D山の会の筋金入りの女性会員でもあります。

酒が進むにつれ、やはり山の話が中心になって来る。

「あの時は撤退していなければ、今ここには居なかっただろうね」
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「岩壁ビバーグの翌朝、稜線から呼ぶ声には涙が出そうになった」
「私の山道具は、○○さんと一緒にデナリのクレパスの中」
「禿岳ダイレクトルート、この冬にまたやろうぜ!」
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ブナの会は自然保護団体なのだけれど、構成しているコアメンバーの多くは、やっぱりヤマ屋なんだなあーと思う。
僕は、ヤマ屋じゃなくてクマ屋ですけどね!

最後は山の歌で〆る。

♪そんなにお前は何故なげく
 草のしとねに寝ころんで
 私の言うことおききあれ
 人の浮世の見栄を捨て

 口笛吹いて気を晴らせ
 うつつの夢を見ていあれ
 くたびれ休みに山を見て
 腹が減ったら又歩け

 雪よ岩よ われ等が宿り
 俺たちゃ 街には
 住めないからに ~♪

さすらいの唄から雪山賛歌に入るのが、我々の流儀であります。

何年も前に神室連峰稜線で雪のブロックの隙間に張ったテントの中で、オヤブンが唄ってくれた。
オヤブンも誰かからの聞き覚えらしい。僕は、この唄を引き継いで行きたいと思っている。

覚えたいと思う方は、9月30日(日)船形山山頂避難小屋への薪荷揚げの行事にご参加くださいね!



by mt1500funagata | 2018-09-04 22:57 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(6)

第20回ブナの森作品展の様子が、NHK仙台放送局のローカルニュースで取り上げられました。
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嘉太神のツキノワグマも映し出されました!


↓↓↓こちらからご覧ください。(動画あり)



by mt1500funagata | 2018-08-28 21:54 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(2)

船形山のブナを守る会、夏の終わりの恒例行事「ブナの森作品展」が始まりました。
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大崎市古川の市民ギャラリー「緒絶の館」
8月27日~9月2日 10:00~17:00(最終日は15:00ころまで)

ブナの会の会員の趣味の写真や工芸品、宮城県を代表するゲージュツ家でもある代表世話人のチョーコクなど。
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早いもので、もう20回を数えることとなった作品展だけれど、僕はこの作品展開催に至る経緯を昨日のことのように覚えている。きっかけは、98年2月に行われた世話人会の席上だった。宮城を代表する日本画家で河北美術展招待作家でもある櫻田勝子先生が世話人会に来られていて、先生自らの指導による森の写生会の提案があり、さっそくその年の秋に船形山登山道升沢コースの旗坂平付近で写生会が開催された。

僕も当時小学校低学年だった息子とともに参加し、息子の描いたミズナラの絵に先生がちょっと筆を入れて指導をしてくれた。息子の一言「あのおばちゃん、学校の先生より教えんのうめぇーな」そりゃそーだ。
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せっかくみんなで描いた絵なのだから発表する機会も欲しいものだということになり、しかも代表もゲージュツ家であるわけだし会員の皆さんも多彩な趣味をお持ちの方も多かった。写生画とともに趣味の作品を持ち寄り、99年8月に1回目のブナの森作品展が開催されるに至ったのである。

僕は数少ない出展皆勤賞の一人なのだけれど、年々パワーというか勢いが落ちてきているのは否めないと思う。始まった当時から僕もそうだし皆さん20歳年取っている訳ですからね。
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今年の出展の中で僕がもっとも目をみはったのは、もうじき船形山登頂1000回になろうとしているKさんよる「泪沼」の発表。
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薬師森と御来光岩の鞍部に、ある条件によってのみ現れる幻の沼。
数枚の写真と一枚の紙にしたためられたものだったけれど、僕もこの沼の存在を今まで知らなかった。

詳しくお知りになりたい方は、ぜひ会場に足をお運びくださいね。





by mt1500funagata | 2018-08-27 23:31 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(4)

6月3日、船形山のブナを守る会の初夏の観察会は、鬼首の大柴山から花渕山への稜線に咲くシロヤシオのトンネル。

稜線までの登りは、ちょっとズルしてスキー場のテレキャビンを利用した。
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これから向かう稜線のシロヤシオの群生は人の話には聞いていたけれど、今まで見たことがなかった。と言うか、鬼首あたりの山と言えば、テレキャビンの向こうに見えている禿岳くらいしか登ったことがない。禿岳には何回か登っているけれど、一般的な登山道は登ったことがない。ほとんどが沢登りだった。左手にわずかに雪渓を残す小倉沢が、僕にとって初めての沢登りだった。
若かりし頃、沢登をやりたくて、今はアラスカ マッキンリーの氷河に眠るKさんに教えを乞うた。決して初級の沢とは言えないけれど、大変だったとか怖かったという記憶がない。今思えば、Kさんに登らせてもらったと云うことなのだろう。
 
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苦労せずに稜線に取りつき、あとはもうハイキング気分で素敵なブナ林の中を歩く。

流石に6月、もうすっかり夏山ですよわ!
稜線までの急斜面を登って来たとしたら、もう暑くて「やんだぐ」なってただろうなあ。

さて、いよいよシロヤシオの群生地が近づいてきた。
例年に倣って、6月の第一週に日程を決めていたのだけれど、今年は花の時期が早かったようだ。
今回のリーダーはY子さん、サブリーダーはミニY子さんのダブルY子さんで、K子さんを交えた登山女子3人で5月24日に下見を行っているが、その時期が一番良かったみたい。

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散り始めたシロヤシオではあるけれど、生えている本数が見事。
枝に残っている花と地面に散り敷いた花がちょうど同じくらいの割合で、これはこれで上も下もシロヤシオってカンジで、まさにシロヤシオの中を歩いてるって気分。

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評判に違わない、見事な群生地でありました。

花に囲まれてのランチタイムは、
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ベーコンと歩きながら採ってきたキノコを炒めて、
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ペペロンクスクス、イノ肉添え。
まるで手で添えたように見える、お皿に乗ったシロヤシオの花は偶然にこの位置に自然に落ちてきたもの。

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食後は、自家製のローズヒップティー。白いお花の下で赤い実のティータイム。

下山もテレキャビンを利用することになっているので、これ以上のハイキング稜線歩きはないのですね。
ゆるーい山歩きを楽しんできた。

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この山がある鳴子地域は、1993年に着工した江合川水系の岩堂沢ダムを巡り「江合川水系のブナを守る会」や当ブナの会も参加する「みやぎの水と自然を守る連絡協議会」が、行政や土地改良区と激しい意見交換を繰り広げた舞台であった。

時は流れ、自然保護団体としての在り方も変わってきた「船形山のブナを守る会」の観察会だった。

岩堂沢ダムは2009年に完成したけれど、この記事を書くにあたって参考にしたブナの会の機関紙に掲載されていた、ブナの会代表の詩は、今でもこれからも変わらない。
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「新しいダム」

電気の洪水を止める 
  新しいダムを
    人の心に建設しよう

         トシオ

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by mt1500funagata | 2018-06-05 22:13 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(6)