カテゴリ:ブナの会行事( 29 )

今年で15年になる。
船形山のブナを守る会が、不成績造林地の除伐間伐材を薪に加工し、船形山山頂避難小屋へ担ぎ上げる活動。
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台風の接近に伴い天候は思わしくなかったけれど、ブナの会は「雨も天気のうち」なのであるから、雨天中止はないのですね。リーダーと事務局の間では、中止もしくは行き先変更との考えもあったらしいのだけれど、僕を含め皆さんやる気満々。

暴風雨というほどではないので、雨なら雨でしっとり濡れたブナ林を楽しもうっていうメンバーが20人ほど集まった。

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さすがに昨夜からの雨で、沢の状況が不安なので升沢小屋は経由せずに山頂ピストンとなった。
そうなればそうなったで時間がたっぷりある訳で、先を急ぐ必要はない。

沢状になった色麻コースの登山道を沢登りのつもりで楽しむ余裕もできる。

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雨のブナ林はいいなあ~。この景色を見られるのは雨の日に山に入った者に限られる訳で、僕から言わせれば雨の日に山に行かないなんてもったいない。せっかく高いお金出してレインウェア買ったのだから、もったいない。

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まあ、山頂付近の紅葉の景色を見ることが出来ないのはしょうがない。稜線は風も強く、山頂で集合写真を撮る気にはなれなかった。

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在庫の薪が全くなくなっていた薪置き場。

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昨年より参加者が20人も少ないので担ぎ上げた薪の量は少ないけれど、非常時に間に合うくらいの薪を荷揚げすることが出来た。

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毎年書いていることなのだけれど、薪を担ぎ上げることによって、薪が自動的に補充されるわけではないという事を知る。

東根山岳会のメンバーは、毎年同時期に山頂小屋の整備にやって来る。トイレ掃除をしているメンバーがいる。トイレだって自動的にきれいになる訳ではない。無人山小屋の管理、登山道の刈り払いや整備・・・等々、必ず誰か人の手が関わっていることを知らなくてはいけない。

そんなところから、登山客として訪れた山の維持管理をしてくれている人たちに想いを馳せて、感謝の気持ちで歩かせてもらうという心を持つことが大切なことだと思っている。

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今回は、天候不順で升沢小屋のバイオトイレのし尿オガクズを担ぎ下ろす作業は行わなかったけれど、日を改めて10月下旬か11月上旬に実施する予定です。当ブログで呼びかけを行います。

作業を手伝って欲しくて呼びかけるのではないですよ。1袋でもいい、どこの誰かわからない人が排泄したし尿を担ぎ下ろしてみることで、登山客としての山との関わり合いの少し先にあるものを感じてもらえる機会になれば良いと思っています。

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by mt1500funagata | 2018-09-30 22:04 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(6)

9月30日(日)船形山のブナを守る会では、秋の恒例行事として船形山山頂避難小屋へ薪の荷揚げを行います。
下山時には参加者有志の手を借りて、バイオトイレのし尿オガクズの担ぎ下ろしを実施します。

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担ぎ上げる薪はそれぞれの体力に応じて何本でも構わず、もちろん1本でも良いです。
登山客としての登山から一歩踏み込んだ山に対する想いを感じることが出来る一日となることでしょう。
大滝キャンプ場から山頂ピストン(し尿おろし有志は升沢小屋を周回)するルートですから、それほど大変なルートではありません。参加してみたい、詳しく内容を知りたいという方は、私(大和町チバ)までメールください。案内を送ります。
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by mt1500funagata | 2018-09-14 20:03 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(3)

船形山のブナを守る会「第20回ブナの森作品展」9月2日、無事終了しました。

昨年を大きく上回るご来場者をお迎えすることができ、当ブログをご覧いただいている方のご来場も多数いただきました。
お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

僕は、以前のブログに掲載したものや、ブログ記事の編集したものを出品していました。
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冬ごもり前のツキノワグマ親子(1)

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冬ごもり前のツキノワグマ親子(2)



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箱罠の母子グマ



上記のほかは、花の写真とトレイルカメラの分析結果のグラフや写真を展示していました。


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打ち上げは、S木S江さん宅で。

蔓編みの篭や木彫り彫刻を出展していたS江さんも、D山の会の筋金入りの女性会員でもあります。

酒が進むにつれ、やはり山の話が中心になって来る。

「あの時は撤退していなければ、今ここには居なかっただろうね」
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「岩壁ビバーグの翌朝、稜線から呼ぶ声には涙が出そうになった」
「私の山道具は、○○さんと一緒にデナリのクレパスの中」
「禿岳ダイレクトルート、この冬にまたやろうぜ!」
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ブナの会は自然保護団体なのだけれど、構成しているコアメンバーの多くは、やっぱりヤマ屋なんだなあーと思う。
僕は、ヤマ屋じゃなくてクマ屋ですけどね!

最後は山の歌で〆る。

♪そんなにお前は何故なげく
 草のしとねに寝ころんで
 私の言うことおききあれ
 人の浮世の見栄を捨て

 口笛吹いて気を晴らせ
 うつつの夢を見ていあれ
 くたびれ休みに山を見て
 腹が減ったら又歩け

 雪よ岩よ われ等が宿り
 俺たちゃ 街には
 住めないからに ~♪

さすらいの唄から雪山賛歌に入るのが、我々の流儀であります。

何年も前に神室連峰稜線で雪のブロックの隙間に張ったテントの中で、オヤブンが唄ってくれた。
オヤブンも誰かからの聞き覚えらしい。僕は、この唄を引き継いで行きたいと思っている。

覚えたいと思う方は、9月30日(日)船形山山頂避難小屋への薪荷揚げの行事にご参加くださいね!



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by mt1500funagata | 2018-09-04 22:57 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(6)

第20回ブナの森作品展の様子が、NHK仙台放送局のローカルニュースで取り上げられました。
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嘉太神のツキノワグマも映し出されました!


↓↓↓こちらからご覧ください。(動画あり)



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by mt1500funagata | 2018-08-28 21:54 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(2)

船形山のブナを守る会、夏の終わりの恒例行事「ブナの森作品展」が始まりました。
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大崎市古川の市民ギャラリー「緒絶の館」
8月27日~9月2日 10:00~17:00(最終日は15:00ころまで)

ブナの会の会員の趣味の写真や工芸品、宮城県を代表するゲージュツ家でもある代表世話人のチョーコクなど。
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早いもので、もう20回を数えることとなった作品展だけれど、僕はこの作品展開催に至る経緯を昨日のことのように覚えている。きっかけは、98年2月に行われた世話人会の席上だった。宮城を代表する日本画家で河北美術展招待作家でもある櫻田勝子先生が世話人会に来られていて、先生自らの指導による森の写生会の提案があり、さっそくその年の秋に船形山登山道升沢コースの旗坂平付近で写生会が開催された。

僕も当時小学校低学年だった息子とともに参加し、息子の描いたミズナラの絵に先生がちょっと筆を入れて指導をしてくれた。息子の一言「あのおばちゃん、学校の先生より教えんのうめぇーな」そりゃそーだ。
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せっかくみんなで描いた絵なのだから発表する機会も欲しいものだということになり、しかも代表もゲージュツ家であるわけだし会員の皆さんも多彩な趣味をお持ちの方も多かった。写生画とともに趣味の作品を持ち寄り、99年8月に1回目のブナの森作品展が開催されるに至ったのである。

僕は数少ない出展皆勤賞の一人なのだけれど、年々パワーというか勢いが落ちてきているのは否めないと思う。始まった当時から僕もそうだし皆さん20歳年取っている訳ですからね。
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今年の出展の中で僕がもっとも目をみはったのは、もうじき船形山登頂1000回になろうとしているKさんよる「泪沼」の発表。
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薬師森と御来光岩の鞍部に、ある条件によってのみ現れる幻の沼。
数枚の写真と一枚の紙にしたためられたものだったけれど、僕もこの沼の存在を今まで知らなかった。

詳しくお知りになりたい方は、ぜひ会場に足をお運びくださいね。





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by mt1500funagata | 2018-08-27 23:31 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(4)

6月3日、船形山のブナを守る会の初夏の観察会は、鬼首の大柴山から花渕山への稜線に咲くシロヤシオのトンネル。

稜線までの登りは、ちょっとズルしてスキー場のテレキャビンを利用した。
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これから向かう稜線のシロヤシオの群生は人の話には聞いていたけれど、今まで見たことがなかった。と言うか、鬼首あたりの山と言えば、テレキャビンの向こうに見えている禿岳くらいしか登ったことがない。禿岳には何回か登っているけれど、一般的な登山道は登ったことがない。ほとんどが沢登りだった。左手にわずかに雪渓を残す小倉沢が、僕にとって初めての沢登りだった。
若かりし頃、沢登をやりたくて、今はアラスカ マッキンリーの氷河に眠るKさんに教えを乞うた。決して初級の沢とは言えないけれど、大変だったとか怖かったという記憶がない。今思えば、Kさんに登らせてもらったと云うことなのだろう。
 
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苦労せずに稜線に取りつき、あとはもうハイキング気分で素敵なブナ林の中を歩く。

流石に6月、もうすっかり夏山ですよわ!
稜線までの急斜面を登って来たとしたら、もう暑くて「やんだぐ」なってただろうなあ。

さて、いよいよシロヤシオの群生地が近づいてきた。
例年に倣って、6月の第一週に日程を決めていたのだけれど、今年は花の時期が早かったようだ。
今回のリーダーはY子さん、サブリーダーはミニY子さんのダブルY子さんで、K子さんを交えた登山女子3人で5月24日に下見を行っているが、その時期が一番良かったみたい。

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散り始めたシロヤシオではあるけれど、生えている本数が見事。
枝に残っている花と地面に散り敷いた花がちょうど同じくらいの割合で、これはこれで上も下もシロヤシオってカンジで、まさにシロヤシオの中を歩いてるって気分。

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評判に違わない、見事な群生地でありました。

花に囲まれてのランチタイムは、
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ベーコンと歩きながら採ってきたキノコを炒めて、
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ペペロンクスクス、イノ肉添え。
まるで手で添えたように見える、お皿に乗ったシロヤシオの花は偶然にこの位置に自然に落ちてきたもの。

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食後は、自家製のローズヒップティー。白いお花の下で赤い実のティータイム。

下山もテレキャビンを利用することになっているので、これ以上のハイキング稜線歩きはないのですね。
ゆるーい山歩きを楽しんできた。

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この山がある鳴子地域は、1993年に着工した江合川水系の岩堂沢ダムを巡り「江合川水系のブナを守る会」や当ブナの会も参加する「みやぎの水と自然を守る連絡協議会」が、行政や土地改良区と激しい意見交換を繰り広げた舞台であった。

時は流れ、自然保護団体としての在り方も変わってきた「船形山のブナを守る会」の観察会だった。

岩堂沢ダムは2009年に完成したけれど、この記事を書くにあたって参考にしたブナの会の機関紙に掲載されていた、ブナの会代表の詩は、今でもこれからも変わらない。
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「新しいダム」

電気の洪水を止める 
  新しいダムを
    人の心に建設しよう

         トシオ

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by mt1500funagata | 2018-06-05 22:13 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(6)

ブナの会で後白髭山へ

船形山のブナを守る会、新緑の観察会で船形連峰 後白髭山へ。
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今年は4月に夏のような気候が突然訪れて、例年より多いと思っていた積雪も一気に融け、逆に例年に類を見ないような残雪の少なさ、植物の命の動きの早さが目立った。

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今回のリーダーは、ここ後白髭山のブナ林を守ることに情熱を燃やした「仙台のブナ林と水・自然を守る会」で中心メンバーの一人として活躍していたS氏。もちろん個人的には船形山のブナを守る会の会員でもある訳だけれど。

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下部のブナは、例年になく緑の葉っぱを広げ、すでに初夏のブナの装い。

僕らは今、ここ後白髭山のブナ林を見て、その生命力と美しさに感動を覚える訳だけれど、このブナ林を守ることに命を燃やした人たちがいたことを忘れてはいけない。

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県内屈指の長さを誇るこの尾根の雪堤の状況や周りのブナ林の美しさをブログを通して伝えることは、勿論有意義なことではあるけれど、僕にはもっと他に伝えたいことがある。

昨年の記事も参照してほしい。


唯一僕の手元に残っていた「仙台のブナ林と水・自然を守る会」会報(2002年8月)
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裏面に今回リーダーだったS氏の「猩々池紀行」と題する一文が紹介されていた。
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梅雨の猩々池は霧が深く立ちこめていた。池の周辺の木々には無数のモリアオガエルの卵塊があり。梢はその重さで深く垂れたいた。十数年前、この猩々池周辺のブナ伐採を目的とする林道の計画があったが、発足間もない当会の粘り強い運動でこれを阻止した経緯がある。当会の発足が一年遅れていたら。今ここにある猩々池は消滅していたに違いない。
それにしてもなんという数の多さだろう。子供の頭ほどの卵塊が、数百いや千は越えるかもしれない。木々の下の枝は勿論、かなり上部の枝にも卵塊があり、そのすべては下方に猩々池の水面があった。その一つが突然風に吹かれて池に落ちた。瞬間、イモリの集団が卵塊に頭を突っ込み、貪り食いはじめた。凄まじい光景だ。池の底を見ると異常なほどのイモリがいた。イモリの数とモリアオガエルの卵塊の数には絶妙のバランスがあるのだろう。それが自然の豊かさなのか、脆弱さなのかは私にはわからない。
いずれにしても、この周辺が自然のままに残せたことに誇りを感じた。
池には夕闇が迫りつつあったが心は少し明るくなった。
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実際に自然保護活動に携わった方ならではの、16年前の名文でありますね。

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ブナの会の観察会の目的は山頂を踏むことではない。
残された豊かな森に身を置き、そしてそのありがたみ・美しさを感じること。

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残雪の尾根を歩き、ブナの新緑に包まれたならば、それで十分。

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後白髭山を背景に立ち姿の美しいブナが、僕ら一行を見送った。

下山して、帰り道は少し遠回りで林道を走り、
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シャガ畑を見に行った。
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少し雨に当たったのか、花びらに残された水滴が美しさを一層引き立てていた。



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by mt1500funagata | 2018-05-13 22:40 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(2)

暖かい早春の日差しの中、泉ヶ岳北側の森はオカリナの音色に優しく包まれた。
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今日は「船形山のブナを守る会」の恒例行事、早春観察会で泉ヶ岳~北側の森(僕らは勝手に裏泉と呼んでいる)へ行って来た。

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今日の僕は、25名の参加者を引っ張るチーフリーダー。
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個人山行と違い、体力や登山技術にも大きな幅があり大人数をリードするにはある程度の経験が必要。でも、今回は知らない顔の人は一人も居なくて、それぞれの体力的なことも顔を見れば大体分かるっていう楽なチーフリーダーだった。
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ブナの会は山岳会ではなく、今回も泉ヶ岳には登るけれど観察会な訳で、隊列をばらさないように、ゆっくりゆっくり歩く。
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途中では、自然観察にまつわるお話の時間を設けるのも、この観察会の良いところ。
今日もいくつかの興味ある話が聞けた。

キツツキのドラミングが聞こえたタイミングで、カシワ氏のこの周辺のキツツキ類の話が始まる。
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(参考画像:船形山旗坂平付近のオオアカゲラ)
面白かったのは、キツツキのエサの獲り方。キツツキは枯れ木を突ついて穴を開け、中にいる虫などを捕食するのだけれど、嘴で摘むだけではなくて口の中でゼンマイのように丸まった舌をカメレオンのようにシュッと伸ばして虫をひっつけて食べるのだそうだ。こんな話も部屋で読む本よりも、現地でドラミングの音をバックに聞くことが出来れば、新鮮で記憶にも残る。僕はキツツキのこの話を忘れることはないだろう。

一応、山頂は踏んできましたよ!でも、泉ヶ岳に登頂するのが、今日の目的ではないので、集合写真だけを撮るだけの通過点に過ぎなかった。
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今日の昼メシは、山メシには自信があると豪語するマツザカ氏特製の、秘密の●●●肉の味噌鍋。●●●肉と行者ニンニクでスタミナ抜群!圧力釜で下ごしらえしてくれていた●●●肉は柔らかく美味でありました。

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大きなカツラに抱かれる僕

泉ヶ岳と北泉ヶ岳との鞍部から裏泉の森に入れば、ゆるーい傾斜のまるで遠足みたいな下山道(道ないですけど)。

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ブナに絡みつくイワガラミ。
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ここでも、カシワ氏の素敵なお話し。
アジサイ科のイワガラミに因んでアジサイに話が及んだ。山のアジサイは綺麗な青色をしているけれど、藍が重なって「あずさ藍」から「あじさい」に言葉が変化していったという説もあるのだそうだ。藍が重なる、愛が重なる。素敵な話でしょ?

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先日見つけたミズナラの洞。

中に入って、洞の上部を見上げると、
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そこには宇宙が広がっている。漆黒の空に大きな明るい星が浮かんでいるように見える。ずっと上部の小さな洞から外の光が入り込んでいるのだ。

このミズナラのプラネタリウムは大人気。
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一人ずつしか入れないものだから、行列になる。

行列の向こうでは、
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太い蔓でブランコ遊び。このブランコにも行列が・・・。

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無数に付いたツキノワグマの爪痕を観察し、垂直なブナに爪を立てて木登りする姿を想像し楽しむ。

そして、冒頭のオカリナの演奏。

山に登るばかりじゃあない。森を歩くばかりでもない。
山や森、動植物を知り、森と一体になって遊びつくす。

そんなブナの会の山行観察会は、登山とは違った楽しさがある。


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by mt1500funagata | 2018-03-25 22:08 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(7)

毎年2月第一週に行われる「船形山のブナを守る会」の世話人会。

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僕はほぼ毎年参加しているけれど、選ばれた世話人ではない。
船形山のブナを守る会は、全員が世話人。よーするに当日参加できる人だったら誰でも世話人って訳。
なんつったって、会費も会則もない団体なのである。
そんな団体が発足して36年が経とうとしているから、これは奇跡的なこと。

古川高校山岳部の顧問や宮城県山岳連盟自然保護委員長を長く務められ、ブナの会発足当初からの活動を熟知しておられる斎藤先生から「36年を振り返って」という演題での講演から始まった。

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発足当時、昭和60年~62年の新聞記事。
当時30代だった小関代表の言葉が、今も変わらずにブナの会の本流として流れつづけている。
上のインタビュー記事の一部を書き起こしてみると・・・

ーなぜ、ブナを守る運動なのですか。
「山は、私たちの生活にしっかりと結びついている。山があり森があってはじめて私たちが水を得られる。いま、うっそうとした森がはげ山になっている。保水力がなくなり、山崩れの心配もある。ブナの森は、人間が生きるのに欠くことのできない共有財産なのです」
ーブナさえ守ればいいのですか。
「いっしょに山に入りブナを見る人たちが四百人ぐらいいます。山行のたび参加者で話し合いをしますが。近ごろ、よく出る意見は生活の見直しです。船形山のブナを守っても、別のどこかの森が伐採される。私たちが必要とする限りね。山を思い、森を思うなら、まず、私たちの暮らしを見つめ直すのが肝心ではないか。・・・(中略)・・・便利さだけを追い求めて行くと迷路に入り、ひずみが生じます。・・・(中略・・・中略)・・・クマやカモシカも自然の中でしか生きられない。それを壊すのは人間のおごりです。・・・(後略)・・・」

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船形山のブナを守る会については、古い記事ですがWeb版のほうに載せています。
上記リンクからご覧になれます。

36年間の活動内容をこの記事内に収めることは難しい。
会費会則なし、自分は会員であると思った人は会員、会員全員が世話人という信じられないほどアバウトな集団なのだけれど、結構たいそうなことやって来たんですね!

僕も、少しの時間をいただいて
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こんな内容の報告をさせて頂いた。

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概ね好評だったのではないかな?

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餅つき。
もう約20年に渡って毎年2月初めに食べ続けているつきたての餅。

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僕にとって、2月第一日曜日は、ブナの会会員としての元旦なのである。

その他、年度計画やらなんやらの話し合いは勿論ある訳です。

今年からでも、船形山のブナを守る会に参加してみたいと思う方は、僕あてにメールください。
mt1500funagataアットマークyahoo.co.jp
お名前、年齢、大まかなご住所を明記してください。ハンドルネームのみの場合は返信致しかねます。

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今回の世話人会に参加された、もときちさんのブログ記事は↓↓↓こちら




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by mt1500funagata | 2018-02-04 21:00 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(2)

もう14年になる・・・
「船形山のブナを守る会」が体験林業で不成績造林地の除伐間伐をし、船形山山頂避難小屋の薪ストーブの燃料としての薪を作って担ぎ上げる活動。
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この写真は平成17年10月7日(2回目の薪荷揚げ山行)の僕とKさん。トーゼンの事ながら二人とも今より12才若い。山頂の小屋が新築されて以来、管理人を委嘱されていた僕ら二人は毎年欠かさずに参加している訳で、14年間10月第一日曜日は薪を担いで船形山の山頂に登っているってこと。

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今年は天候にも恵まれ39人の参加者が集まった。

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ブナの紅葉を見ながらの登り道で、「このコースってこんなに急だったっけ???」とか「なんだか登りが長く感じるなあ~」って言う声がチラホラと聞こえるようになった。
いや!急になったり長くなった訳では決してない、キツく感じる年齢になってしまったということなのだろう。

それでもみんな重い薪を背負って登る。

僕らが薪を荷揚げしようとなった理由のひとつに以下のような事があった。
・・・薪ストーブはあるのに燃料の薪がなかったら、小屋周辺の灌木類が燃やされてしまったり、甚だしい場合は小屋の板をはがしてストーブで燃やすという事例が別な山小屋で実際に起きたりしていた。このような事案が起こらないように薪を十分に補充しておく事が必要なのではないだろうか・・・

紅葉の船形山を楽しみたい!それは勿論だけれど、楽しませてもらっている船形山に対してお返しをしたいって気持ちが根本にあるわけですね。だから重い薪を背負って登る。

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年々、担ぐ薪の量は減って来た。15年目を迎える来年あたりが会としての節目になるかもしれない。

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紅葉の山並みの上の空をアマツバメとイワツバメが自由自在に飛び回っていた。

僕はアマツバメの飛翔する姿を見るのが好きだ。紅葉の山並みには申し訳ないけれど、紅葉を綺麗に撮影することよりもアマツバメをカッコよく撮影するほうに興味はシフトした。

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””この大空に翼を広げ飛んで行きたいよ 悲しみのない自由な空へ・・・””
ヒューン・ヒューンってカッコよく自由に飛んでいるように見えるけれど、アマツバメはこれからの渡りに必要な体力を付けるため必死でエサとなる虫を獲っている訳で、実は僕らよりずっと大変で自由ではないのかも知れない。
でも飛んでいる姿はカッコいいと思う。

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下山途中、升沢小屋に寄ってバイオトイレのし尿オガクズを手分けして担ぎ下してもらった。
小屋の管理人である僕がメンテの度に担ぎ下すことも可能ではあるけれど、参加者が手分けして担ぎ下すことに意味がある。
一年間乾燥させれば臭いもなくなるし、一人一人が背負う量も大したことはない。

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し尿を担ぐってことは、自分のレジャーのために消費する登山から一歩踏み込むってことなんじゃあないかな?って思っている。皆さんもそう思うから進んでし尿を担ぐんじゃないかな?
僕もほかの山に行ったら登山客として登山を楽しむ。今回の皆さんもそうだろう。でも地元の山で一歩踏み込んだ登山を経験していれば登山客として訪れた山に対しても少し違った想いで向き合えるような気がする。

14年間も毎年同じ時期に薪を担いで登り、し尿を担いで下ればいろんなことを思うようになるものですね。


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*今回一緒に薪を担いだ「もときちさん」のブログ記事は↓↓↓コチラ↓
「薪の荷揚げ」「屎尿下ろし」 船形山のブナを守る会:http://tabilogue2.exblog.jp/25782404/
*今回一緒に薪を担いだ「くまぷーさん」のブログ記事は↓↓↓コチラ↓
くまぷーの山遊記:https://kumapuu.com/


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by mt1500funagata | 2017-10-01 20:58 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(6)