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那須岳 ~風に吹かれて~

How many years can a mountain exist
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Before it's washed to the sea?

10月21日~23日、4度目の那須岳へ。
那須岳を代表する茶臼岳、朝日岳、三本槍岳いずれも山頂を踏まなかった。

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山に登ることが目的ではなく、山並みを見たかったから。

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稜線から眼下に広がるダケカンバの黄葉を見たくて昨年より一週間早く向かったのだけれど、なんかタイミングが合わない。

中の大倉尾根を登っている途中で雨が降り出した。
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ガスが一時切れて朝日岳を眺めることが出来たと思ったら、雨は雪に変わった。

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那須が好きね~、、、と言われそうだけど、、、、

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稜線を跨いで行く煙草屋旅館という温泉が好き。

那須の稜線ではいつも強風が迎えてくれる。稜線から10mも下ればその強風は頭の上を通り過ぎて行く。
だもんで、今回のテーマは「風に吹かれて」

How many roads must a man walk down
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Before you call him a man?
カッコつけて、お気に入りの場所でBob Dylanを口ずさんでみる。

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未明に風の音で目を覚ました。
裸で風に吹かれるのは、、、やっぱ寒い、、、。だからこそ露天のお湯が気持ちいい。

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冒頭で「山頂を踏むのが目的ではない」なんて言ってるけど、言わば負け惜しみ。
身体が浮きそうになるほどの風の中を歩くのがイヤだったって言うこと。

なるべく風に当たらないルートを選んだ。
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写真では穏やかな天候のように見えるけど、すごい風。

How many years can some people exist
Before they're allowed to be free?

How many times must a man look up
Before he can see the sky?


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The answer, my friend, is blowin' in the wind
The answer is blowin' in the wind
(Bob Dylan :Blowin' in the Wind 順番バラバラ)

茶臼岳の下、牛ケ首あたりの強風には参った。風に吹かれて~なんて言ってる場合じゃない。
耐風姿勢を取りながら岩に手を掛けて数十メートルを歩いた。

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稜線さえ跨いでしまえば、風は大したこと無くなる。

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山中に突然現れる石垣は飯森温泉跡地。
1920年(大正9年)地元の有志によって温泉旅館が作られ、1940年(昭和15年)に雪の重さで建物が倒壊するまで、夏季のみ営業していたらしい。それにしても大正時代にこんな山奥に旅館を作ってしまうなんて、、、ヘリコプターも無い時代に、、、。

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天気予報は曇りのち晴れ。だいぶ下山口に近づいてから「のち」はやって来た。

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黄葉ど真ん中の時期にまた来よう。

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4度目の那須だったけれど、5度目6度目もあるんじゃないかと思う。って言うか、あるでしょう。

こうしてブログ書いてるそばから、またあのお風呂に入りたくなってる。。。


===余談ですが・・・===

下山後の食事のことは滅多に書かない僕だけれど、、、
わざわざ寄り道をして、2時間も待って食べた夕食のとんかつには参った。
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郡山市にある「仁亭」って店。

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食べてる途中で味が変わっていく「仁亭風焼かつ」。
お味、店員さん(御主人?)の応対、ボリューム、全てが参った。
気になる方は、是非立ち寄ってみてくださいね。

こうしてブログ書いてるそばから、また食べたくなってる。。。



by mt1500funagata | 2021-10-24 20:49 | ほかの山 | Trackback | Comments(0)