2020年 07月 18日
雨の御沢掛け 駒形根神社奥宮
深いですね栗駒山。
そして残雪の駒。馬の形を当たり前のように見ていましたが馬の拓本を見たときに、なるほどって思いました。
栗原人なのになにも知らずに当たり前に見ていましたが見方が変わりました❗️
船形山の馬による荷揚げもすごい❗️
今はハイキング的に登れる花の百名山と言うようなイメージの栗駒山ですが、日本古来の登山とは山に対する感謝とか願掛けなのでしょう。そして、その想いは登れる人にだけあったものではないと言うことを駒の拓本は物語っていると思います。
村の若者が頂いて来た駒の拓本を家で待っていた婆さんが有難く受け取る姿を想像することが出来ます。ほとんどの人が今で言う一次産業であった頃、山に生かされていると言う想いを持って栗駒山を眺めていたのでしょう。
今回の御沢掛けで修験者とか限られた人だけでなく、広く大衆に崇められていた栗駒山の一面を実感できたように感じています。
A子さん、拓本にご自分の「書」を入れてみたりするとイイんじゃない?