2019年 04月 14日
ミカンの皮を捨てないで
でも、あとから歩いて来た人にとって快いものではないですね。
もし、次の人がバナナの皮を捨て、その次の人がリンゴの皮を捨て、ってみんなが捨てたら、山に生ゴミの山が出来てしまいます。
ここいら辺の動物たちはオレンジなんて食ったことがない。
食べさせるべきではないと思いませんか?
山で食べる果物って美味しいですよね。
でも、食べるのだったら皮や種も持ち帰るようにしましょうよ。
このブログ見てもらえますかねえ。
拾って来ましたよ。
升沢小屋にバイオトイレのメンテ資材を荷揚げして来た。
その足元にオレンジの皮は落ちていた。
もちろん、このネズミはオレンジなんて今まで食ったことがないだろうね。
って、柱に爪をたて鼻をクンクンさせて匂いを嗅ぐクマの姿を想像する。
クマはヒノキの匂いは知っているけれど、オレンジの皮の匂いは知らないはず。
教えないほうがイイと思いますけどね。
オレンジの皮も「ゴミ」です。
黙って拾って帰って来るのはやめました。せめてブログには書かせてもらいます。
13日に三光の宮入口と鳥居近くにミカンの皮を捨てたあなた!
僕が拾わなかったらほかの誰かが拾ってくるかも知れない。どうせ腐って土に還るものだけれど、腐りかけたミカンの皮が足もとに落ちてるって気持ちの良い事ではないですよ。
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今は、チバさんやYさんのお陰で自分の昔の行動を反省することが出来ました。
チバさんがブログ等で沢山発信してくれれば私のように過去の行動を反省する人も増えると思います。
僕自身に対する反省でもあります。一昔前は山で果物の皮や種を捨てることに多くの人が罪悪感を感じていなかった時代もありました。でも登山者が増えた今は違います。種を運ぶのは鳥やケモノたちに任せて、ニンゲンは果物の皮であっても種であっても、山のそこに元から存在しないものは全て持ち帰るようにするべきだろうなあーって思っています。
オレンジの皮を捨てた人は、自分ちの庭にも同じように放り投げるのでしょうかね?
山でも海でも街でも、そこは誰かが大切にしている場所かもしれない、、、。
父や兄と数え切れないほど通った地元の沢も、数年前からは滝の脇に残置ロープが取付けられていたり、釣り人と思われるゴミが目立つ様になり、それから2年も経たずに岩魚は殆どいなくなりました。それでも、私にとっては思い出に溢れた大切な場所です。
森でオカリナなんて吹かれた日には、否応無しにこの場所を大切にしているんだと分かりますよ 笑
すごく大切にしている人達がいるという事を誰かに伝えることくらいは私にも出来るかなと思ってます。
そう!僕はこの場所この界隈の山や森、川や沼など自分の心の中でとても大切なものになっています。同様に大切にしている人も多くいるでしょうし、実際に僕よりも何倍も大切にしている人を知っています。ほかの場所でも田澤さんがおっしゃる通り大切にしている人がいるんですね。
真白で綺麗な雪面に人が食べて果物の皮が散乱しているのを見るのはイヤです。次に来た人もきっとイヤだと思います。だから僕は拾う。捨てた人はイヤじゃないのでしょうか?他人がイヤでも自分が良ければ構わないと言う人は、人の気持ちを考えることのできない人なのでしょう。山を愛し自然を愛し、人やそこに住まう生き物たちの気持ちも考えられる人でありたいですね。