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ブナの会 浦之泉に遊ぶ

今日3月17日は、船形山のブナを守る会の早春観察会。
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泉ヶ岳、水神から樋沢(ヒザ)川を詰めて、裏泉の森で遊んできた。

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水神コースから北泉ヶ岳三叉路に向かう途中で夏道を外し樋沢川へ。

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今日は山頂を目指さない山歩き。泉ヶ岳と北泉ヶ岳の鞍部へ向かうにも一番楽なコースを選んだ。

ガシガシ歩く人から見れば、所謂ヘタレなルートと言われそうだけれど、逆にこういうルートを余裕を持って選択できるってことは、参加者それぞれが山に対して余裕を持って向き合えるレベルだってことの現れなんじゃあないかな?って思う。

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鞍部から我々が勝手に裏泉と呼んでいる森へと向かう。
事務局のA氏は、地酒風な「浦之泉」って呼び方が気に入っているようだ。

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遊びに来た訳だから、急な斜面では滑り落ちて遊んでみる。

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滑り落ちる姿もそれぞれ。

今回2回目の参加であるH君が歩きながら話していたことが耳に止まった。
「沖縄のことって関心が強かったとしても、やっぱり遠いからなかなかピンと来ないじゃないですか?でも、子供のころから慣れ親しんだこの界隈のことだったら、こうして直に触れ合う事が出来るし、何か行動を起こすべき時にもすぐに対応できるわけですよね。だから僕はこうしてブナを守る活動に参加したいと思ったんですよー。」
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以前の記事で傍観は無意味なことって書いたけれど、自分の近くで出来る事から始めようと参加してくれた若い世代の人がいる。「この豊かな自然を何とか次代に残したいものだ・・・」なんて、思っただけ、言っただけ、ブログに書いただけでは何の役にも立たないのですね。

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僕らにとってこの場所のシンボル的な木となったシナの木。

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この樹の中には宇宙がある。巨木の中にある宇宙。洞に身を入れ中で上を見上げれば、それを実感することが出来るだろう。

初参加になるT君から、ブナの会の機関紙である「ブナの森」を読んでみたいと言われ、持って行く前に読み返してみた。
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発行年は少し古いけれど、9号にブナの会の創設からの歴史を振り返る一文が掲載されている。1985年に発足した「船形山のブナを守る会」。T君(30代)はこの時、まだ未就学児童くらいの年齢だったろう。
ここでは詳しくは書かないけれど、読み返すと当時の先輩方の想いと行動に胸が熱くなるのを覚える。

三光の宮付近までの林道建設、花染山の皆伐、薬師森北部のリゾート開発、夕日沢周辺のブナ伐採、氾濫原のトレランコース設定・・・

全てが計画通りに進められていたとしたら・・・

その当時のことを読み返せば胸が熱くなる。

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ブドウ蔓のブランコ。前のほうが窪地になっているので結構な高度感。

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ブナの森から、ダケカンバの森に変わった。背景は泉ヶ岳。

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ダケカンバの森の向こうに北泉ヶ岳。

両泉ヶ岳に囲まれたこの場所は、ブナの会オカリナ愛好会の聖地。
ちょうど一年前、この残雪の森に響き渡るオカリナの音色に魅了された僕は帰り道にスマホでオカリナをポチッと購入した。
一年間の練習の成果をお披露目する予定になっていたので、申し訳ございません!サブリーダーとしてのことよりオカリナ演奏のほうが気がかりでした!

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リョウブに残されたキツツキの食痕を観察する「観察会」参加の皆さん。
やっと観察会らしいことが行われた。

解説をするKさんのウールのニッカボッカとハンガロの手袋がブナの会の歴史を感じさせる。しかも、それが現役であることに感動する。

上記、初参加のT君
「誰かが大切にしているこの森を自分も同じように大切にしたい」

T君の年齢に近いほど長く活動を続けてきたオヤブンはじめ先輩方、僕は大切なものを守りたいっていう気持ちが受け継がれて行く中継ぎ役で構わないと思っている。


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by mt1500funagata | 2019-03-17 23:14 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(0)