船形山のアマツバメ

アマツバメってカッコいいなあ~!

c0294658_21383370.jpg
僕は、ツキノワグマを見るのも好きだけれど、アマツバメを見るのも好き。
船形山の山頂付近では、飛翔速度が時速160㎞以上にも達する鳥類最速の部類の鳥を間近に見ることができる。

c0294658_21391280.jpg
今日は大滝キャンプ場を起点に升沢避難小屋から山頂をぐるりと回って来た。

c0294658_21391287.jpg
目的は、来週行われる船形山のブナを守る会の山頂小屋への薪荷揚げ山行の下見と升沢小屋周辺の草刈り。
今回もエンジン草刈り機を担ぎ上げた。同行のY子さんと作業を進めていたところに逆回りで笹を刈りながら山頂を回って来たKさんが合流した。Kさんは僕が尊敬する先輩で船形山登頂は1000回に及ぶ。ザックには草刈り鎌や枝打ちハサミ、ノコギリが常備されていて、ゴミを拾い、倒木や藪の処理をしながら常に船形山のことを思いながら歩き続けている。

だいぶ、きれいになりました。

c0294658_21391253.jpg
山頂手前の千畳敷辺りから振り返ると、こんな感じ。
来週あたりが紅葉のピークになるのではないかな?と思うけれど、あまり期待しないほうが良いかもしれない。
ただ、ナナカマドの実付きが素晴らしく豊富だった。

c0294658_21391249.jpg

稜線が近づくにつれ、上空を飛び回るアマツバメが目立ち始めた。
c0294658_21391176.jpg
稜線上でアマツバメの飛翔を眺めている僕の目の前1mをアマツバメが、シャーーーーって飛んで行く。
c0294658_21391285.jpg
尾翼を閉じ、直線的にシャシャシャーーって飛んだと思うと、尾翼をパッと開いて下に向けブレーキをかけてキュッと方向転換する。この瞬間に飛んでいる昆虫などを捕食するのだろう。いつもながら昔見た映画のトップガンを連想する。

c0294658_21391147.jpg

アマツバメの飛ぶ姿を眺めていて飽きることはない。時間さえ許せば一日だって眺め続けることだろうと思う。


下山時に、ある検証をしてみた。
先週の船形山色麻コース下山時に発生した道迷いによる遭難騒ぎ。

本来、まっすぐ進むべき色麻コースを小野田コースとの分岐で誤って左折し、小野田コースを下山してしまい途中で間違いに気づき引き返したものの時間切れで当日下山が出来なかったというもの。
c0294658_22572128.jpg
地図やコンパスの不備とか確認不足とか時間管理とか、普通言われる道間違いの要因はいったん置いといて、これほど直角的に曲がってしまったのに、真っ直ぐ歩いていると誤認することがあるのだろうか?って疑問に思った。
c0294658_22441023.jpg
ちょっと前方を確認すれば、あそこが分岐だとわかるのは容易だけれど、分岐点の直前は少し急で、慣れていない人は足元ばかり注意して歩くかも知れない。

c0294658_22441061.jpg
さらに近づけば分岐点ははっきりし、なぜ左に曲がってしまったのか?僕らにしてみれば不思議にさえ思ってしまう。
c0294658_22441072.jpg
いよいよ分岐点。前を見て歩いていれば、進むべき方向がどちらかなのか判断に迷うこともないくらいハッキリした分岐点。
ところが、慣れておらず足元ばかりに目をやって、分岐手前の急な斜面を下ってくると左に曲がっているにも関わらず、真っ直ぐ歩いているように錯覚してしまう事が起こりうるという事に気づいた。(ここでは、前述の通り左折する道を左手に見て進む等の状況確認不足のことは一旦置いといてって話です。)

足元ばかりに目をやって前方を確認しないで歩いていると、分岐そのものに気が付かない可能性があることが一つ。そして、狭い登山道ではあるけれど、右側を歩いて来て少し平らになった分岐点で、右足が前に出ているタイミングで顔を上げると目の前真っ直ぐに小野田コースが見えるのである。
c0294658_22441187.jpg
もちろん左足が前に出ているタイミングで顔を上げると、色麻コースが目の前真っ直ぐに見える。

ずっと下向きで歩いていて、わずかに体が左を向いていて更に右足が前に出ているタイミングで前を見た時には、左折してしまう事に気づかず真っ直ぐ歩いていると錯覚してしまう事が起こりうると言う事ですね。

c0294658_22441007.jpg
升沢小屋の草刈り、稜線でのアマツバメ観察と相当な時間を費やしてしまったので、眺望所を過ぎるころには午後4時半を回ってしまった。日が短くなった秋の夕方、大滝キャンプ場へ戻る途中、2回もクマとニアミスしてしまった。

冒頭でクマを見ることが好きだと書いたけれど、登山道で出会うのは御免です。遭いたくない。


[PR]
トラックバックURL : https://bunatayori.exblog.jp/tb/29761006
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by tabilogue2 at 2018-09-26 13:31
昨年の薪荷揚げで、博学の柏さんからアマツバメとイワツバメの違いを教えて頂きました。正式には「針尾雨燕」というそうです。軒下に巣を作るスズメ目の見慣れたツバメとは違う種族だそうで ツバメと名がつくけれどツバメじゃないらしい。まるで国籍不明機みたいな( ´艸`)複雑な鳥。どんな事情があるんだろ?ツバメに聞いてみたいwww 

「針尾雨燕 ハリオアマツバメ」は ビンとはった両羽長40cmを超える、わりと大型の渡り鳥。尾っぽの尾羽根の芯が「針のように突き出ている」ので「針尾」という名がついています。この針は 岩などの岸壁に垂直にたかって休む習性を補助する役割かな? そういえば針尾雨燕は岸壁に垂直にタカるので 足の指が岩にタカりやすくなっている。調べれば調べるほど 事実は面白いですねえ。
Commented by mt1500funagata at 2018-09-26 21:32
> tabilogue2さん
アマツバメの解説ありがとうございます。そう、アマツバメはアマツバメ目、普段目にするツバメはスズメ目ですね。まあ、今回はカッコイイを強調したかったので、詳しい話は省略していました。
燕は演歌になるけれど、アマツバメは演歌になりにくいってのも違いの一つでしょうか?
ひゅーるりーひゅーるりーららー♪
Commented by m tsunaco at 2018-09-27 17:36 x
先日は突然の道端オフ会、面白かったです(๑˃̵ᴗ˂̵)!
クマには会えなくてもみなさんに会えるのもまた山へ向かう楽しみになります(*^ω^*)
アマツバメ、フォルムがめっちゃカッコいいですね。
低いところにはいないんですかね?いつか出会ってみたいなぁ、、、
Commented by mt1500funagata at 2018-09-27 22:12
> m tsunacoさん
日の暮れた山でのオフ会クマ会?楽しかったですね!それにしてもお母さんの遭遇回数は凄い!
近くの木の陰でクマも僕らの笑い声を聞いていたかもしれませんね。
アマツバメは本当にカッコイイです。稜線では羽音が聞こえるほど近くを飛びます。僕は稜線付近でしか見たことがありませんが、海岸線でも見ることが出来るみたいです。どこで見られるのでしょうかね?
当日は稜線でクマタカ、森の中でハイタカも見ました。
by mt1500funagata | 2018-09-24 23:37 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(4)