立て看板が設置されました(エサやり禁止)

県道147号(吉岡~升沢線)道路わきに、大和町名での立て看板が設置されました。
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この道路上でキツネを見始めたのは7月頃から。その頃は、今年生まれた当歳子のようだけれど、ずいぶん警戒心の薄い子ギツネだなあという感じで路肩を歩く子ギツネを見ていた。

そして、8月中旬に停車していた車の主が与えたと思われるパンを食べている姿を目撃した。やっぱり!エサを与えているニンゲンがいたのだ。それから・・・今まで、僕は週3~4日のペースでこの現場へと足を運ぶようになった。

道路に出ているキツネを威嚇して追い払い、与えられていた食べ物を回収する日が続いた。
人から与えられた食べ物に頼ることなく、自分でエサを獲り野生動物の本来の姿に戻ってほしいと強く願って。

ブログで問題提起し追い払いとエサの回収を呼びかけ、このブログの向こう側にいる人たちにも分かってほしいと報道機関に働きかけ記事にしてもらい、テレビでも実名と顔を晒した。役場にも立て看板の設置を要請した。

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今朝もキツネは道路沿いにいた。テレビの収録の際に近くから離れなかったキズなし。
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アスファルトの上に砂を敷いて、ここを自分の身の置き場と決めてしまったようだった。

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すぐ近くに車を止め、歩いて近づくとキツネは藪の中に逃げ込む。さすがに僕のことは追い払いをかけるヤツと学習したようだ。威嚇の声を上げなくてもキツネは僕と一定の距離を保つ。

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けれど、キツネの動きに野生のキツネが持つ俊敏さは感じられない、緩慢な動きにしか見えない。

怯えたような目で草の隙間から僕の様子を伺うキツネを見ていたら、涙があふれてきた。
このキツネが可哀想で可哀想で可哀想でたまらない。アスファルトの上に苔や砂を敷いて寝場所を作ってエサが与えられるのを待ち、僕のように追い払いをかけるニンゲンを怯えた目で見る、その姿が可哀想でたまらなかった。

同時に怒りが込み上げてくる。キツネをこんな風にしてしまったのは誰だ!最初にエサを与えたのは誰だ!それに同調してエサを与え続けたのは誰だ!共存だって?人に依存するキツネにしてしまったのは誰だ!

エサやりもエスカレートしてきたようだった。
17日にm tsunacoさんが回収してきた大量の食品。
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肉・サツマイモ・スルメ・ご飯。(m tsunacoさん写真提供)
置いてあった場所はツキノワグマの通り道でもある。クマがこの味を学習してしまったら、置いた人はどう責任を取るつもりなのか問いたい。

過去記事で僕はエサを与える人は無知なだけで、きっと優しい人なのだろうというような書き方をしてきたけれど違う!
知らないことが罪なのだ。この道路駐車禁止って「知りませんでしたー」、急いでいたので「つい」スピード出してしまいましたーって許されないでしょう?それと一緒です。

エサを与えたことのある人が、何かのきっかけでこの記事を目にすることを願って書いています。

僕が出来ることは全てやったと思っています。
もう当ブログでこのキツネのことは書かないつもりでいます。
野生を取り戻してこの冬を越せるように強く願いながら、餌付けされたキツネ関連の記事を終わりにします。



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by mt1500funagata | 2018-09-21 23:22 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(0)