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クマの器用さ、キツネの学習能力

今日から9月、暦の上でも秋。食欲の秋の始まりでありますね。

ツキノワグマもこれからの季節、冬ごもりに備えて食欲旺盛。まあ彼らはいつでも食欲旺盛なわけですが。

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嘉太神のミズキも派手にやられてますね。
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ミズキの実は小さくて、ほとんどが種のようなものだから相当な数を食わなくちゃあいけない。
ちなみに味は、若干の酸味は感じるものの苦くて食えたもんじゃないと僕は思う。

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イガが開く前の栗もクマにとってはご馳走なのだろう。
住む人がいなくなって放置された栗林は毎年8月の末にクマが食いに来る。右の枯れた木はクマに食われ放題になっていて、ついに枯れてしまった栗の木。

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そろそろクマがやって来る頃と思い、トレイルカメラをセットしておいた。
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ご覧の通り、舗装道路のすぐ脇。
もっとも通る車はめったにいないのだけれど、道路のすぐ近くだからと言ってクマがいないなんて安心するのはいけません。こんな山の中の道路なんてクマにとっては、分断線どころか藪がなくて歩きやすい道でしかない。

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セットした当日にクマは来ていたみたい。
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数日後には別なクマもやって来た。

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クマが食ったあとの栗の皮。まるでスプーンですくったようにきれいに食ってる。口の中で歯と舌を使って、このように上手に食うらしいのだが、口先の器用さには感心する。トレイルカメラをセットしたのは、その食っている様子を間近に見たいと思ったからなのだが、そこまで詳細に記録は出来なかった。



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話は変わり、ここ2度ほど取り上げた餌付けされてしまったキツネ。

金曜日の朝にも様子を見に行ってきた。
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キツネは、おそらく来る途中ですれ違った軽トラックの人に与えられたと思われる、うどんを食っていた。
反対車線の路肩に僕のジムニーが停まる。キツネは近づいてきて様子を伺う。もっと食べ物をもらえると思ったのかもしれない。窓を開け顔を出すがキツネは逃げない。車から降りる。前回は逃げるどころかすり寄って来るような仕草を見せたけれど、今回は僕と目が合ったとたんキツネは一目散に駆けだした。距離を置いてこちらの様子を伺っている。追い払いをしようと僕が小走りで駆け出すと同時に藪の中に逃げ込んだ。また戻ってくるかも知れないとしばらく離れて待っていたけれど姿を現すことはなかった。

前回追い払いをかけた時と明らかに僕に対する態度が変わっていた。

僕はキツネの学習能力の高さを考えた。前回あれだけしつこく追い払いをかけた僕を覚えたのかもしれないと。
きっと、そうに違いない。

そして今朝、ある実験を試みた。
キツネは僕の顔を見たとたんに逃げ出したのだから、ジムニーではなく人間としての僕を認識しているのか?
そこで今朝は平日に使っている乗用車で現地に行ってみた。しかし、タイミングが悪かったのだろう。キツネは姿を見せずに実験は空振りに終わった。

そして、午後。用事を済ませ山のほうに向かう途中、路肩に停まっていた車にまとわりつくようにキツネはいた。
反対車線にジムニーを停める。エサが与えられないよう急いでジムニーから降り立った。キツネと目が合う。キツネは道路わきの藪に身を隠し様子を伺っている。
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やはり僕を認識しているようだ。キツネに近づき声をあげると一目散に藪の向こうに姿を消した。
停車していた男性と少し言葉を交わし、エサを与えていなかったことを確認した。

また山のほうに向かう途中で、高齢運転者マークを付けた女性の運転する低速の軽乗用車とすれ違った。こんな車にキツネはエサをねだるんじゃあないかと思い、Uターンして軽乗用車の後を追った。案の定、軽乗用車は停車していてすぐ脇にはキツネがいた。その後ろに僕のジムニーが停車すると同時にキツネは逃げ出した。キツネはジムニーを認識したに違いない。

軽乗用車の女性に声をかけると、窓を開けた女性の手にはフライドポテトが乗っていた。そんな塩味の強いもの動物が食べたらどうなるの?
「なんか、もの欲しそうにしていて可哀想だったから・・・」
そうでしょう!普通の人ならそう思うでしょう。優しい人なら特に。そして野生動物にエサを与えることの弊害を知らない人なら。こうして、ブログとかで「野生動物にエサを与えることはいけません。やめましょう!」と訴えたところで、この手のブログとかを見ている人は、与えてはいけないと知っている側の人な訳で、全然意味がないのですね。だから僕は時間を見つけてはキツネの追い払いに出かけて行く。この記事を読んでいる方が、もしこの手のキツネに出会ったとしたら実際に追い払いの行動に出て欲しいと思う。
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間違いなく、このキツネは僕のジムニーに近づくとロクなもんじゃないってことを学習したと思う。ジムニーには近づかず、動き出すと同時に全速力で藪に逃げ込んだ。

一度の追い払いで僕を認識し、四度繰り返したことで完全に僕とジムニーに近づくべきではないと学習した。と言うことは、一度エサを与えられたら、そしてそれが繰り返されたら、エサは人間からもらうものと学習してしまうってことではないかな?人が来なくなる厳しい冬を乗り越えるためにも自分で獲物をとる術を学習してほしいと願って止まない。
ドライブで訪れる人が増える紅葉シーズンの前に人に近づかなくなって欲しいと思っている。

紅葉と言えば、、、
例年、息を飲むような美しい紅葉の風景を見せてくれる鈴沼ですか、今年の紅葉は美しさを期待出来ないと思う。
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先週、秋が始まりましたよって記事にし、今日はもっと色づきがきれいになっているかと思い行ってみたらご覧の通りでした。

鈴沼へ行ったのは、クマの時間までの時間つぶしみたいなもの。

薄暗くなりかけた嘉太神には、、、

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いましたよー! 当たり前のように。
ズームしたファインダー越しだけど、こうして睨まれると少し怖い。

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悠々とした立ち振る舞いの、デカメス♀でした。


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Commented by m tsunaco at 2018-09-02 03:00 x
これまた立派な体躯の雌グマですね!
そしてあそこの栗の木♪
先週そろそろかと見に行ったらまだ味見に登ったのかなー?程度でしたが、いよいよ食べ頃ですか(゚ω゚)毎年あそこで会いたいと思ってるんですが空振りばかりなので、もしかして夜中や早朝なのかな?と思っていたのですが。。。まさかのいつも行く時間帯だったとは_| ̄|○笑
うまく隠れられちゃってるんですねー(^_^;)
そしてチバさん、キツネ、賢いですね。
ここまで認識するとは本当に驚きました。
あれから1週間、どうにか餌付けされたキツネに再学習させる方法はないものかと調べて考えていましたが良い案も浮かばず煮詰まっていました。
でもチバさんはその間にも行動を起こしてらっしゃって、自分を避ける事を覚えさせた。さすがです。
やっぱり考えてるだけでは始まらないので、まずはチバさん以外にもヤバイ人間(笑)がいるって事知って貰ってきますね!
Commented by mt1500funagata at 2018-09-03 06:07
> m tsunacoさん
僕もあそこの栗の木に登っている姿を見たいと毎年思っているのですが、まだ見ることができずにいます。栗の道路向かいに地主さんが植えたクヌギがあるのですが、落ちたドングリをクマが食いに来ます。
クマもキツネも家から近いところなので、こうして何度も行くことができます。クマも僕のことを認識しているのでしょうかね?
キツネには、道路に近づくとヤバイってことを学習してもらいたいですね。
by mt1500funagata | 2018-09-01 23:17 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(2)