もののけの木 緑の沼 黄色い花

とても天気の良い朝、雪も消えて走行可能となった小荒沢林道を鈴沼へと向かった。

小荒沢林道から大滝キャンプ場へ行く途中にある「もののけの木」
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この木を最初に見たのは冬だった。
木の葉を落としていたこのカツラを僕はミズナラだとばかり思っていた。

見た瞬間、この木は「もののけ」が宿っていると感じた。
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森で起こる神羅万象のすべてを知っているかのような、圧倒的な存在感。

鈴沼へ向かう道では、キツツキのドラミングの音が大きく響いていた。
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この時期に、ここまで車で来られるのだから、季節の移り変わりの速度もだいぶ早まったように感じる。
合同山開きが行われていた20年近く前だったら、6月第一日曜日の山開きに合わせて小荒沢林道の除雪を行い、やっと開通したものだったと記憶している。

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瑠璃沼と称せられる沼だけれど、新緑と青空を水面に映し緑と青の沼だった。
沼辺には僕のほかに釣り竿を持った三人。

この景観のなかに釣り竿を持った人の姿を僕は似つかわしくないと思った。
上の写真のナナカマドが生えている小島(カツラの立ち枯れ)は、ずいぶん前の話になるけれど、もっと背丈があって尖っていた。
この沼でルアー釣りをしていた人が小島にルアーを引っ掛けてしまい、それを無理に引っ張ったものだから先端が折れて今のずんぐりしたような形になってしまったという経緯がある。
泳いでいるイワナも、その当時漁協が放流した名残(放流以前にもイワナが居たのか僕は分からない)
放流したと聞いたのは20年も前のことで、その後も放流されたのか?放流以前から居付きのイワナは居たのか?もし、分かる方がいたならば、教えて頂きたいと思っています。

釣り人がいる沼辺を早々に引き上げた僕は、次の目的地へ。

この季節を一年待った。
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開いている、この花を見たかった。

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今年は春の花の咲く時期が例年より早かったので、この花も早いのでは?と思い今月初旬から、何度も様子を見に行っていた。
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先週は、花どころか株そのものを見つけることが出来なかった。
今年は咲かないんじゃあないかと心配していたけれど・・・

自然と接することを仕事としている人から、「一気に生長し花を咲かせるよ」と聞いた。
そして、日中の暖かい時間帯には花も開くのだと云うことも聞いた。

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そして、今日。
正午頃この場所へ行ってみた僕は、
聞いた言葉通りに、一気に生長し開いている黄色い花を見つけた。

この花に限っては例年より遅く、ほかの株も花を咲かせ始めることだろう。



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by mt1500funagata | 2018-05-26 23:37 | Trackback | Comments(0)