2017年 10月 01日
14年目の船形山山頂小屋へ薪の荷揚げ
普段自分が何気なく歩いている登山道、何気なく利用している避難小屋やトイレがどう整備されているのか関心があって参加申し込みしました。あいにく別コースからの参加になってしまい、皆さんが升沢小屋を過ぎてから追いついたため屎尿オガクズ下ろしにご協力できませんでしたが、登山道や山小屋の維持の話、野生動物の問題等、色々と勉強させて頂きました。ヒトと山の関わりを一段掘り下げて教えて頂いたと思います。
実を言うと今日歩いたコースのうち定義~三峰山は以前に一度歩いたコースです(2013年5月に歩いていました)。ところが、今日歩いたら井戸沢林道は笹薮に埋もれ、長倉尾根や後白髪山からの縦走路も随所で藪漕ぎを強いられる程になっていました。当時の写真と見比べて余りの変貌ぶりに驚いています。只、藪に引っ掛けて落としたとみられる物が多数(ペットボトル、サングラス等)有ったので、歩く人はそれなりにいるようです。長倉尾根も三峰山も良いコースだと思いますが、アプローチに難がある為、手入れが大変なようですね。
久しぶりにお会いでき、全行程ではありませんでしたが一緒に歩くことができて嬉しかったです。
何気なく利用している→そこに気づくことが大切だと思います。
避難小屋の薪は自然に補充される訳ではなく、バイオトイレのオガクズも登山道の藪も自然に消滅する訳ではないのですね。誰かしら人間が関わっているのです。さらに野生動物も絶滅したり増えすぎて問題となるは自然の力より人間の関わりのほうが大きい訳です。
山を歩くバイオトイレを利用するってことは、極端な言い方をすれば「負」の関わりなのだから一年のうち何回かは「正」のほうで関わって行くことが出来ると良いですね。
私も微力ながら、数年前より個人的に薪上げしていますが、私も屎尿下ろしのお手伝いをしたいです。
近々、升沢小屋の冬支度に行ってくるつもりです。便槽が凍る前に今年のオガクズの入れ替えをしなければいけないのです。来年の10月まで乾かして担ぎ下します。その時には是非ご参加ください。