2017年 02月 11日
泉ケ岳 裏泉を周回して雪と戯れる
帰るときに通った泉ケ岳駐車場は満車に近く、表コース登山口にも沢山の車が停まっていた。
でも、僕らはほとんど人とスライドしない「裏泉周回ルート」を選択したのだった。
もちろん正式な名称ではない。
信仰登山時代からの薬師水コースを今は表コースと呼び、南斜面のスキー場側を正面とするのが一般的だから、その反対側の北尾根を含めた北斜面を裏泉と勝手に呼んでいるだけです。
スキー場を横断して山裾に向えば早いのだけれど、オープン前にきれいに整備されたゲレンデを横切ることは出来ない。僕らがマナーを無視した登山を行えばスキー場関係者を含めたスキー愛好者から登山者全体がヒンシュクをかってしまうことになるだろう。
スキー場の際をを大回りして北尾根に取り付いた。
2月の深雪に僕らは現地でスノーシューを選択した。
登り始めは快適ですよ。そんなに急じゃないから。
少し登ると、とたんに急登が待っている。
フカフカな新雪で普通に登ろうとすればスノーシューが前の斜面の雪を崩すだけ。上に進めない。
同行のヨシコさんも登山女子としてはベテランの域。登山歴こそ10年に満たないが、東北のミニ谷川岳とも言われる鬼首禿岳火の沢も夏は沢登りで残雪期には雪渓を登っているし、岩壁でスリングにぶら下がってのビバーグまで経験している。(その他諸々、お家の人にはナイショだよ)
今日の山歩きの目的は北尾根を登ることであってピークハントではないので、そそくさと次の目的である山メシの場所へと向う。
この尾根がネット上で「袖泉」と呼ばれていたのは誤りだったとの認識も広まってきたように思いますが、いまだに袖泉と呼ぶ人もいるし、少し引いて通称袖泉なんて言ってる人もいるようですけど、間違いですからね!袖泉は北泉ケ岳の旧称ですから。
関連記事:泉ヶ岳の袖泉って?本当の袖泉を考える
http://bunatayori.exblog.jp/25244141/
今日、第二の目的は先週マロ7さんが食べそびれた「焼きそばナポリタン」
船形山界隈を根城にするヒゲの写真家に会うたびにコツを伝授してもらい、ますます進化した。
山ヤのフリをして厳しい急斜面を登るだけじゃない。
BE-P●L野郎のフリをしてオシャレっぽく雪上で美味い山メシを食べ、素敵なスノーシューイングを楽しむ。
今日歩いた山域です。赤線なんて書き込みません。
分る人なら見当は付くでしょうけど・・・
・・・あのルート、ヤ●レコにルート図載ってたよねえ・・・って聞いたとたんに、そのルートへの興味が失せてしまうのは僕だけなのだろうか・・・?・・・
(但:これはバリエーションルートや里の藪山に限ったことで、一般登山道の情報を共有するのは大いにけっこうなことだと思っています)
=============
同行したマロ7さんのブログ:マロのページⅢ
http://maro70.blog.fc2.com/