2016年 06月 24日
小雨降る朝、森の動物は・・・
小雨が降る早朝、僕は森の動物に会えるのを期待して家を出る。
カイシャインであり自由人でない僕は、限られた早朝の時間にしかここに来ることが出来ない。ツキノワグマと出会える機会は限りなく少ない。
森のみんながここにやってくる姿を想像しながら、僕はいつもの場所で誰ががやってくるのを待つ。
霧雨で風のないこんな朝は、誰かは必ずやってくるのだ。
ほらほら!来ましたよ!
僕はこのタヌキのことがすごく気に懸かった。
病気なのかも知れない。僕は疥癬症のタヌキやキツネを何度も見ている。
このタヌキは発症して間もないのだろうけれど、彼らは発症してしまった運命を受け入れるしかない。
森が好きだ、森の動物が好きだ、森の仲間になりたい、自然保護だ、野生動物を守りましょう・・・でもタヌキの彼には・・・何もしてあげられない。
枝を折り実を落としてくれたツキノワグマがいる。
森の仲間同士で助け合って暮らしている。
邪魔だけはしないようにしたいと思った。
僕は手を伸ばして実を何粒か口に入れた。
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疥癬症のタヌキ ネット検索しましたら「東京では見つけ次第殺処分です」と 書いてありました。
疥癬症は 症状も書かれていて 相当辛そうでした。
自分の病気 人間の生き方(死に方) そんなことまで考えてしまうタヌキの姿でした。
りすこさん
疥癬症のタヌキ、殺処分はやむを得ないと思います。感染症ですからね。病院に連れて行くことも殺してあげることも撲には出来ない。
嘉太神の動物の集まる場所を「桑の実交差点」って呼ぶことにします!ある方からメールでヒントもらいました。
あちこちから、けもの道が交差してるんですよ!