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ブナの会で三光の宮へ

船形山のブナを守会の恒例行事、早春のブナを見る山行の今年の行き先は三光の宮。
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気温が下がり風も冷たく、厳冬期に少し戻ったかな?と思うような天候だったけど、ブナの会20名が三光の宮を目指した。
例年この山行は僕がリーダーで先頭を歩くのだけれど、大人数の先頭って案外大変。でも今日は天候のせいか参加者が少なく、知ってる人たちばっかりなので、ペースをあまり遅らせることなく歩くことが出来た。一般参加も含めて50人を越える行列での先頭を務めたこともあったけど、その時は特に大変だった。
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予定の時間より40分早く、三光の宮に到着。
標高1200mを越える辺りからは、霧氷が出来ていた。
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昨日の気温でくさった雪が、今日はガッチリ締まり夏道よりも歩きやすい。しかも道に限らず好きなところを歩けるのも良い。

山好きが集まっている集団ですが、船形山のブナを守る会は自然保護団体です。だから本来は今回の山行も自然観察会な訳です。
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旗坂平と一郡平の中間地点、登山道を登りの場合は右手に「遊悠の森」と言って森林管理署から借り上げて「森林の再生活動」を行っている場所がある。
15年前(平成13年)から始まったこの活動は、かつての大規模伐採・拡大造林計画によってブナが伐採され杉が植林され、植林地の管理の為に大量の除草剤が使用されてササヤブになっていたこの場所で広葉樹の森を再生させようって言うもの。
ササの陰になっている広葉樹の稚樹の周りのササを刈って、日光が当たるようにして生長を促す。
***当時の様子は、WEB版を参照して下さい
船形山から森の再生・復元を願いながら(平成13年7月15日)

15年間続けて来て、継続の力そして森の復元力が見えるような形になってきた。
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写真の場所は15年前背丈ほどのササに覆われた一面のササヤブだった。
今ではご覧の通り、ブナ・カエデ・ホウ等々広葉樹の幼木が生長している。
あとはニンゲンが手を掛けなくても、広葉樹の森が広がってくることだろう。
もっとも、この15年は試行錯誤の繰り返しだった。闇雲にササを根本から切ってしまうと雪の重みや風に稚樹は耐えられなかったこと、日当たりを確保しつつも幼樹を守るササの刈りかた。刃物を使うのでケガもあったし、スズメバチの攻撃を受けたこともあった。

自分達が続けてきた森林の再生活動の成果なのかどうかはわからないけど、ササヤブから広葉樹の森に変わってゆく場所。
僕はこの場所まで歩ける限り、この場所を見守り続けたいと思っている。


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by mt1500funagata | 2016-03-21 01:19 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(0)