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やっぱりツキノワグマは近くにいた

木の葉が落ち始め見通しが利くようになった晩秋は、冬籠りを前にしたツキノワグマに会いたくなる。
僕の日課のような早朝のパトロールに出掛けた。

前々回と同じ書き出しですが・・・

今まで会ったことのないツキノワグマは風早峠で水を汲み終えて帰る途中の道路で僕を待っていてくれた。
前々回の記事で「ツキノワグマは近くにいる」って書いたけど、やはり近くにいた。
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前々回の「たれお」とは違うツキノワグマだということは一目でわかった。
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車で走行中に野性動物と出会った時の写真の撮り方にも慣れて来た。ツキノワグマは慌てて森へ駆け込むこともなく、落ち着いている様子だった。
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僕が写真を撮るのを待っていてくれたのか?
・・・違った。
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仔グマがついて来るのを待っていたのだ。
「ほら、車が来たよ!早く渡っちゃいなさい!」
とでも言うように。
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仔グマも少し立ち止まって僕に写真を撮らせてくれた。
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道路を渡り終えた母グマが森へ入って行くのを一生懸命追いかける仔グマの姿はユーモラスで愛くるしい。
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この親子にとって、ここは普段の通り道なのだろう。
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まだ、そこいら辺にいるかも知れないと親子の後を追って森の様子を窺ったけれど、姿どころか気配さえも感じることが出来なかった。

今の時期に一緒にいるということは、仔グマは昨冬に生まれた当歳仔だと思う。
この冬は母グマと一緒に冬籠りをする。そして来年の夏から秋に親離れをするだろう。
母に抱かれて暖かく冬を過ごせるのは今年限り。野性の厳しさを想像すると、僕らはなんて甘い暮らしをしているのだろうと思う。
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野性のムラサキシキブがツキノワグマの親子が暮らす森を彩っていた。



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by mt1500funagata | 2015-11-17 09:19 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(0)