2015年 06月 12日
今日はキツネがやってきた
朝と夕方の時間が長い。
森のほうに行ってみっかなあ~って
ここで待ってたら誰か来るんじゃない?
って、前回と同じ書き出しで始まりましたが・・・
ほらほら!来ましたよ!
ネズミを食べたあとのデザートなのだろうか?
キツネもクワの実を食べるんだねえ。
これは大人のキツネだ。
以前もここで見かけたことはあったけれど、目の前を走り去ってゆき写真は残せていなかった。
今日の彼は僕の存在に気づいていない。
小さく声をかけた。
でも、僕にはこれ以上近づくことは出来ない。近づけばきっと逃げてゆくだろう。
そんな感じがした。
彼が帰ったあと僕もマグワの実を食べに行った。でもキツネの彼との距離を縮めるのにはもう少し時間がかかりそうだ。
別な場所。今度はタヌキが現れた。日曜日にあったポコ助じゃあない。
すました顔で僕の前の横切って行った。
帰り道・・・
見つけた時は道路の草むらのかげにいて身体全体を見ることが出来なかったけれど、次の瞬間、僕の目の前に現れて立ち止まった。
走る姿が少しぎこちないんじゃないか?って感じたのだけど、やっぱり左足に障害があった。
以前、山で会った爺様に「キツネだのウサギだの獲る罠仕掛けてあっから気をつけて歩けよ」って言われたことがある。
もし彼の左足が括り罠によるものだったら・・・って思うと悲しくなる。
草むらから出てきて僕の前に姿を曝してくれた動物たち。
僕も森の仲間の一人として彼らがしっかり生きてゆくのを応援したいと思う。
ニンゲンとして出来ること・・・彼らが食事に困らないよう豊かな自然をこれ以上破壊しないこと。破壊しようとするニンゲンにNoを訴えることくらいだけれど。
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