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初冬の船形山山頂へ

初冬の好天に恵まれた一日を船形山で過ごしてきた。
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二週間前には登山やキノコ採りの人々の車が沢山停まっていた大滝キャンプ場の駐車場は雪に覆われていた。
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今日は湯谷地の中を突っ切り、昭和40年代まで使われていたという旧道を歩いてみた。旧道と言うのは現在の登山道を登るとき左手に見える、涸れ沢となっている窪地のことである。
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この沢状の道を辿れば眺望所の手前で現在の登山道と合流する。
湯谷地からしばらくはアップダウンもなく緩やかな傾斜の道になっていて、現在の登山道より歩きやすい感じがした。

どこかに当時を偲ばせるような痕跡が残っていないか?そう思っていたら・・・
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ブナの幹に食い込まれ、50数年の歳月を感じさせる古い矢印標識を見つけた。
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矢印は沢状の窪地に沿って、そのまま進めと方向を示していた。
当時を知る大先輩方からの話しで、ここが旧道であると聞き知っていたのだけれど、自分の目で当時の痕跡を発見できた。
大滝キャンプ場が出来る以前、さらに昔、信仰登山としての参拝の人々が藁靴で歩いたであろうこの道を自分も今日歩いてきたのだ。

眺望所のずっと手前で、現在の登山道に上がった。
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普段は眺望の利かない眺望所ではあるけれど、今日は七つ森から遥か牡鹿半島までの眺望を楽しむことが出来た。

眺望所から先はワカンを履いて、深いところは膝上くらいのラッセルとなった。
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展望台を過ぎたあたりから上部に向かうツキノワグマの足跡が残っていた。
ずっとラッセルしてきたので、ツキノワグマではあっても先行者がいることは有難かった。
大きな丸くて黒いお尻を振りながら、時々僕のほうを振り返り「ほれ!もう少しだからシッカリ歩いてついでこ~!」って言って、前を歩くツキノワグマを想像しながら歩いた。

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初冬の山頂は少し風が吹いていたけれど、これ以上ないような好天。
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ちいさい海老の尻尾も出来ていた。

船形山の山頂は、これから降雪と強い西風で来る人を拒む季節になる。


<<ご案内>>
・小荒沢林道は積雪もほとんどなく快適に走行できましたが、大滝キャンプ場の手前の舗装道路は氷結していました。僕はキャンプ場のずっと手前から歩きました。
・山頂避難小屋は普通に入れました。
・平成26年11月22日の状況です。
・明日のことは分りません。


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by mt1500funagata | 2014-11-22 22:55 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(0)