晩秋のイワナに会いに行く

11月に入れば山はもう晩秋。
船形山の秘密の場所、産卵を終わらせたイワナに会いに行った。
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イワナが居るとは誰も思わない細い流れの途中にある、ちょっとしたプール。
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溜まった落ち葉のすき間にイワナの尾びれが分かりますか?
僕はそっと落ち葉をどけて「写真撮らせてよ」って声をかけた。
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イワナは逃げなかった。逃げないだろうと思っていた。
写真では判りにくいが、体長40Cmくらいはある。

ここへ来る途中、指定廃棄物の最終処分場建設候補地の前を通った。
環境省のネーム入りのジャンパーを着た人がいたので、自分は大和町の町民であること、意見書や要望書を出している船形山のブナを守る会の会員であることを名乗り、反対の意見を持っていることを明言し、少し話しをした。
誤解を生むといけないので、会話の内容は詳しく書かないけれど、複雑な思いを感じた時間だった。

反対の立場からの意見や質問に役所らしい受け答えをする言葉の端はしに、僕はこんな印象を受けた。
その人は自然が好きで、この環境を守りたいと思って環境庁に入庁したのだろう。
本当はこんな環境の中にコンナモノ作りたくないのだろう。
でも何の因果かコンナモノを作るための調査の任務を命じられてしまったに違いない。

純粋な想いで対峙すれば、イワナだって逃げやしない。
稲わらを指定廃棄物にしてしまった原因を作った張本人、陰に隠れてないで出てきなよ。
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50Cm近い大イワナ。
僕の存在は分かっているはずだ。
「大きさ判りにくいから、横向いてくれる?」
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すべての写真は35mmカメラ換算で200mm程度の望遠ズームで撮影したノートリミングです。
イワナの大きさと近さ、わかるかな?最後の写真は2mくらいの距離。

イワナだって話せば応えてくれるんだ。
稲わらを指定廃棄物にしてしまった原因を作った張本人と、このイワナの棲む純粋な水のほとりで話しをしたいよ。
腹黒い人が近づけばイワナは逃げてしまうので「イワナの前で」とは言いません。


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by mt1500funagata | 2014-11-01 17:02 | イワナ&沢 | Trackback | Comments(0)