鈴沼は秋の彩りはじめ

船形山、色麻登山口近くの鈴沼
船形連峰の中で一番最初に秋の彩りを始める。

鈴沼に着くと同時に雨が上がった。
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山頂より500m近く標高は低いのだけれど、流入する湧水の冷たさか?山頂より10日ばかり早く沼に浮かぶ小島の紅葉は始まる。
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息を飲むほど美しい景色を見せてくれる。
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今までに何度鈴沼に足を運んだことだろう。
来るたびに四季折々の美しさに息を飲む。感嘆の声が上がる美しさではない。
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これが日本の美の原点であり象徴だと思う。
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時折、イワナが跳ねる水音が聞こえる。
時折、小鳥が小島の枝から枝へと飛び渡る。

鈴沼をあとにし車へ戻ったと同時に、また雨が降り始めた。
鈴沼に住まう精霊が粋な計らいをしてくれたようだ。


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# by mt1500funagata | 2016-09-22 23:25 | 鈴沼 | Trackback | Comments(9)

アラスカの動物学の古典 ”Animals of the North”(極北の動物誌)
「それは生物学の本というより、アラスカの自然を物語のように書き上げた名作である」(星野道夫)
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第一章「旅をする木」
それは早春のある日、一羽のイスカがトウヒの木に止まりこの鳥がついばみながら落としてしまうある幸運なトウヒの種子の物語。さまざまな偶然をへて川沿いの森に根付いたトウヒの種子は、いつしか一本の大木に成長する。長い歳月の中で、川の浸食は少しずつ森を削ってゆき、やがてその木が川岸に立つ時代がやって来る。ある春の雪解けの洪水にさらわれたトウヒの大木は、ユーコン川を旅し、ついにはベーリング海へと運ばれてゆく。そして北極海流はアラスカ内陸部で生まれたトウヒの木を遠い北のツンドラ地帯の海岸へとたどり着かせるのである。打ち上げられた流木は木のないツンドラの世界でひとつのランドマークとなり、一匹のキツネがテリトリーの匂いをつける場所となった。冬のある日、キツネの足跡を追っていた一人のエスキモーはそこにワナを仕掛けるのだ・・・一本のトウヒの木の果てしない旅は、原野の家の薪ストーブの中で終わるのだが、燃え尽きた大気の中から生まれ変わったトウヒの新たなた旅も始まってゆく・・・。

僕は今まで、この物語を何度読み返したことだろう。
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船形山登山道、大滝キャンプ場~三光の宮間の保野川渡渉点に流れ着いたブナの大木。昨年9月の大雨でここの上流30mほどのところへ流れ着いていたのを記憶している。今年の台風10号の影響なのか?さらに下流の渡渉点へと移動した。
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僕はこの大木に「旅をする木」を連想した。
何百年か前に発芽したブナの実は、さまざまな幸運に恵まれ森の中で大木に育ち、やがて倒れる日を迎えた。倒木となったブナは何年かごとの大水で保野川下流へと旅をする木となる。気の遠くなる時間を経ていつかは色麻大滝を下るのだろうか?
いつかは腐食し分解されて更に川を下り、太平洋へ流れ込む自然の有機肥料となって仙台湾の海産物を育む栄養となる日は必ずやって来るのだ。

渡渉点に流れ着いたブナの倒木に悠久の時間の流れと壮大なロマンを想像する。

今日は10月2日に行われる「船形山のブナを守る会」の薪荷揚げ山行の下見と升沢小屋の月一メンテの為に船形山へとやって来た。
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渡渉しやすいように、ちょいと寄せて来た。
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誰ひとりとも会わない静かな雨の登山道。
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升沢小屋の周辺は秋の気配。ナナカマドの色づきが始まった。
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升沢小屋のバイオトイレの浄化槽はこんなんです。
タンクの中にオガクズが入っていて、トイレ個室にあるハンドルを回転させることでチェーンで連結されたタンクに中のスクリューが回転してオガクズが攪拌され排泄物が分解されるって訳。
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当然のことながら排泄物やトイレットペーパー以外は分解されないので、それらを取り除いたり、水分が多くなると分解力が低下するので水分を取り除いてさらさらなオガクズを注ぎ足ししたりする。
だから、トイレットペーパー以外のモノ(女性用のナプキンなど)を捨てられると非常に困るし、男性の方には(小)のほうはトイレを使用しないようにお願いしたりするのですね。

こんな雨の日は小屋で暖かいカレーうどんを食って、ゆっくりするに限る。
メシにしようと思ったら・・・・
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ガスカートリッジを忘れた・・・!
蚊取り線香ではお湯を沸かすことすらできなかった。

先週の土曜日には南面白山の山頂で、
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豪勢なイノシシ鍋を食べていたけれど、雨の升沢小屋での食事は・・・
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キュウリをかじることしか出来なかった。
「悲しい食事」でした。

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船形山のブナを守る会では、10月2日(日)に船形山山頂避難小屋の薪ストーブの燃料となる薪の荷揚げを行います。
それぞれの体力に応じて無理のない量を担ぎ上げてもらいます。
毎年恒例となっている、この企画に参加してみたいと思われる方は、お名前・年齢・大まかなお住まいを記載の上、僕宛へメールでご連絡下さい。
mt1500funagataアットマークyahoo.co.jp(迷惑メール対策で@をカタカナ表記)
当日予定の詳細をご案内します。
昨年の薪荷揚げの記事:http://bunatayori.exblog.jp/24767653/

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# by mt1500funagata | 2016-09-22 20:15 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(0)

一昨日は南面白山の権現沢ってとこで沢登りしてた。
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同行メンバーの中に遡行経験者はおらず記録も少ない。こんな沢が面白い。
ご一緒したmaro7さんからの情報であとで調べて知ったことなのだけれど、この沢の途中に「八大龍王地蔵権現」を祀ったご神滝がある。

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権現様峠へ登る沢だから権現沢ではなくこちらの権現様を指すのかも知れない。
さらに権現様峠も面白権現へ向う途中の峠ではなく、この権現様へ向う途中の峠って考えたほうが地形的にも辻褄が合うように思う。
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訪れる人は滅多にいない美しいブナ林の中を流れる沢だった。

久しぶりの沢登り登山で少し疲労感が残る僕は森へ向った。
雑木林で動物たちの息遣いを感じたならば優しい気持ちになれるはず。
ところが、帰り道の僕は泣きたいくらい悲しい気持ちでいっぱいだった。

僕の好きな風景のある場所
関連記事:「僕の好きな風景」http://bunatayori.exblog.jp/25356861/
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オニグルミの木にクマ棚が出来ていた。
ツキノワグマがオニグルミを食べるってことは、よっぽど普段の食い物が不足してるってこと。今年はブナの実をはじめとするドングリ類は大凶作。そろそろ里に下りてくるツキノワグマの出没って言うか目撃情報が大きく話題になるだろう。

今年は春先からクマ出没が多いと騒がれ、「昨年はブナの実が豊作だったから子グマが沢山生まれたけれど今年はドングリ類が不作なので出没が多いのだろう」というような解説をしている報道が多い。
でも、僕の考えは違う。
確かに秋の食餌が豊富だったら出産は増える。ツキノワグマは特殊な生殖機能があって春から初夏に交尾をするけれど、秋の栄養状態によってその受精卵が胎盤に着床するかしないかが決まる。これを着床遅延という。だから秋の木の実の出来不出来によってその年(正確には翌年の2月ころ)の出産数が増減するって訳。

僕が違うって言うのは、関係があるのは昨年の豊作じゃなくて2013年の豊作だと思っている。2014年の2月に生まれた子グマが今年の秋2歳半になる。その若いクマたちが力のある大きなクマに奥山から里山へ里山から里へと押し出されて来たのが原因だと思っている。だから里で目撃されてるクマってそんなに大きなクマじゃないよね。奥山では 体重100キロを越える大きなクマがごろごろ歩いている。

話しを戻そう。
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オニグルミの幹に残されたクマの爪あと。
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周辺の林に残された重機の爪あと。
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ぬかるみに残されたカモシカの足あと。
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林縁に残された重機の足あと。
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今年4月にカモシカがブランチしてた草むら。
関連記事:カモシカのブランチhttp://bunatayori.exblog.jp/25490263/
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重機によって整地された。
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僕の好きな風景
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僕の好きな風景があった場所になってしまった。
関連記事:それぞれの草原http://bunatayori.exblog.jp/25792109/

鉄パイプの林になった。さらに変わって行くんだろう。
泣きたいくらい悲しい気分です。


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# by mt1500funagata | 2016-09-19 20:51 | Trackback | Comments(2)

夕方、ツキノワグマの時間に合わせて、いつもの嘉太神地区へ向った。
何と言うタイミングなのだろう、僕の出勤時間に合わせてツキノワグマもご出勤のようだ。
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遠目の後姿だったけど、彼が養魚場にいた片腕のツキノワグマである事はすぐに分った。追いかけた僕に気づき、いったん林の中に身を隠したけれど、彼が向かう先は分っている。
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この道路の先にある養魚場だ。
左手の林に入ったってことは少し待っていれば右手にある養魚場に向って、また道路を横切ってくるはず。
出てくるだろう場所を見張ってたら・・・近すぎた。
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僕の目の前5mから飛び出してきてカメラを構え直すのに焦ってしまった。

前々回の記事で、養魚場に現れたツキノワグマは、みな捕殺されてしまうというようなことを書いたけれど、今日は訂正したいと思う。

養魚場の経営者の方と話しをした。
確かに以前は罠を仕掛けて捕殺したことがあるけれど、また別のクマが来るだけだから殺したってしょうがない、本当は殺生したくないのだと言う。電気柵も設置したことがあるが、すき間から入り込んでイタチゴッコだったと言う。養魚の設備さえ壊さなければ、少し分け前を与えるのは構わないと言う。
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「そもそも、ニンゲン悪いんだおんね~。このずっと奥まで杉植えてクマの棲むどご奪ったのニンゲンだおんね~。」
「30年前にここ始めた頃はクマなんて来たごどねがったんだよ!」
前の記事で、サカナを狙うクマは殺してしまえ!みたいなこと言ってる人って印象付けてしまって申し訳ないって思わせる優しい人だった。

森の中にある施設なのだから、クマが来るのは当たり前。でも経営に支障が出るような被害があれば対処しなければならない。殺せば保護を唱える人から非難される、かと言って死んだりキズモノのサカナをクマの為に放置すれば餌付けだと非難される。
里山が消滅してしまった現状で、ツキノワグマとの共存の挾間にいる人だった。

大事なサカナは生簀の中央に二重の生簀を作って金網かけてクマの手が届かないように工夫するのが一番の対策だと言う。

養魚場の方たちが帰ったあとも僕はその場に居残った。
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タヌキが怪訝そうに僕の様子を伺っていた。

デッカイほうのツキノワグマが現れた。
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藪の中に身を隠してしまったけれど、しばらく待っていれば姿を現わすだろう。

人がいなくなってツキノワグマが現れるまでの間はタヌキの遊び場となる。
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現れたタヌキは4匹。体毛や耳の感じからするとまだ子どものようだ。
近くに棲んでる一家の子どもたち兄弟なのだろう。

薄暗くなってきたころ、ヤツは姿を現わした。
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前回と同じように向こう側の林の前で様子を伺っている。
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しばらく動かない。
僕も動かない。
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動き出したのは、かなり夕闇が迫ってきた頃だった。
若い片腕のクマよりも警戒心が強いのだろう。
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ヤツもまた養魚場の経営者の人と同様に、里山が消滅してしまった現状でニンゲンとの共存の挾間にいるツキノワグマなのだ。


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# by mt1500funagata | 2016-09-11 23:15 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(2)

序列上位のツキノワグマ

昨日出会った片腕のツキノワグマは今日も同じ場所にいるだろうか?
夕方の遅い時間になってしまったけれど、気になってしょうがない僕は昨日と同じ船形山の麓、嘉太神地区へと車を走らせた。
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薄暗くなりかけた嘉太神の奥にある養魚場。
奥の草むらの前にうずくまるツキノワグマに気づくまで少し時間がかかった。
あー今日も来ている。
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ツキノワグマの姿を見つけた時、日本ツキノワグマ研究所の米田所長から聞いたツキノワグマの悲しい習性のことを思い出していた。

ツキノワグマは楽に食餌できることを知ると、そのエサがなくなるか自分が殺されるまでそのエサを喰い続けるというのだ。自然のエサだったら季節や食い尽くすことによってそのエサはなくなるのでツキノワグマは来なくなる。でも例えば養蜂場とか養豚場のブタの飼料だったら食い尽くすということはない。毎日のようにやってくる・・・殺されるまで。

ここへやって来るツキノワグマも同じ運命を辿るのだろうか?
かなしい習性というかニンゲンが絡むとニンゲン側にとっては被害となってしまう。動物側からすれば逆なんだけど・・・。

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そんなことを思いながらツキノワグマを眺めていた僕の前をタヌキがすっとぼけた顔で僕を横目に見ながら横切って行った。ほんの数メートル先。
見られていても無視してサカナ捕ってるツキノワグマや堂々と目の前を横切るタヌキたち。僕のニンゲンとしての立場を彼らは考えていないようだ。

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薄暗く昨日より遠目に見ていたので気づくのに遅れたけれど、どうも昨日の片腕のツキノワグマではないようだ。別の個体だ。
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昨日の彼とは体格が全然違う。丸々と太ったデッカイ奴だ。
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カメラのオートフォーカスも効かないほど夕闇が迫ってきたころ奴は生簀へと動き出した。ISO感度を上げピントも手動、シャッター速度も手持ちギリギリで撮っているのでどうにか写っているけれど、肉眼では黒い影が動いているようにしか見えない。

前足で昨日の片腕とは違うことが確定した。
同じエリアを行動圏とする序列上位のツキノワグマなのだろう。
ツキノワグマはナワバリを持たない。食い物さえあればすぐ近くに別のクマがいたとして排除行動はしないのだそうだ。
でも序列はあるらしい。上位のクマがエサ場から離れるまで、あるいは身体をこすりつけるのが好きなマツの木から上位のクマが離れるまで、下位のクマはじっと離れて待っている。
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昨日の片腕は周辺の草むらに身を潜めこの大きなツキノワグマが立ち去るのをじっと待っているのかもしれない。
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ほぼ同じ場所にいた昨日の片腕。
僕はある想像をした。この左手は子どものころ大きな雄グマに食いちぎられたのではないだろうか?と。
詳しい説明は省略するけれど、子グマにとって天敵は発情期の雄グマなのだ。
今まで読み聞き知ったツキノワグマの生態や習性の様々なことが頭の中を駆け巡る。
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生簀に手を入れるツキノワグマが夕闇と同化するほどになる頃まで、僕はこのツキノワグマを見続けていた。


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# by mt1500funagata | 2016-09-04 23:45 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(0)

片腕のツキノワグマ

9月であります。食欲の秋の始まりです。
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僕がパトロールと称してしょちゅう訪れる船形山の麓の嘉太神地区。
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まだ夏の暑さは残っているけれど、ツキノワグマはすでに栗の木に登り秋の食生活が始まっているようだった。
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この栗の木には毎年ツキノワグマがやってくる。栗が終わったら隣に生えている柿を喰いにやってくる。地主のおじさんが下草を刈って手入れしてキレイになってる林床に落ちたドングリも喰いにやってくる。

この栗林の地主のおじさんはツキノワグマに寛容で、「俺だぢどツキノワグマど分け合って柿喰ってんだ~」なんてことを言ってた。

近くには許してもらえないツキノワグマもいる。
養魚場で生簀のサカナを狙っているツキノワグマ。
見つかったら殺される。
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人がいないのをイイことにサカナ捕りに夢中で僕が写真を撮り始めたのにも気が付かないほどだった。
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僕はツキノワグマを見ながら望遠レンズに交換した。
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ようやく僕の存在に気づいたのか僕を意識し始めたようだ。
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こちらに向って歩き始めた。
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慌てて逃げ出すでもなく落ち着いていた。僕も彼があからさまに敵意を持っていないと判断して落ち着いていた。
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彼の動き方が少しぎこちないと思っていたら・・・
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前足の先が欠損していた。
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彼はどんどん近づいてきて僕を少しは意識しているようだったけど、僕を無視して
一番手前の生簀のサカナを狙った。
養魚場の方には申し訳ないけれど、僕はこのツキノワグマを応援した。
上手くサカナが捕れればいいね!
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僕が見ていた限り、彼はサカナを捕ることが出来なかった。
バツの悪そうな顔で彼は僕を見た。ツキノワグマのニンゲン臭い仕草だった。
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今日はイイとこ見せられなかったよー、いつもはもっと上手に捕れるんだけどね!
とでも言いたげな顔。
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裏の川のほうに帰って行った。
僕が帰ったあとに彼はまた戻ってくるだろう。

この養魚場では毎年のようにツキノワグマが罠にかかって捕殺される。
およそ15分間近くにいた片腕のツキノワグマの行く末を案じながら僕はこの場をあとにした。


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# by mt1500funagata | 2016-09-03 23:36 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(2)

毎年、夏の恒例となった「船形山のブナを守る会」の会員の趣味の作品を集めた作品展。

大崎市古川 市民ギャラリー「緒絶の館」
10:00~17:00
8月28日まで

今年は18年目。
僕は1回目から毎年参加していて、当時小学生だった息子が描いた「旗坂平のミズナラ」や幼稚園児だった娘が描いた「桑沼」の絵も展示していたものだった。

始まりのきっかけは、大崎市に在住する日本画家のS先生が指導してくれた「ブナの森の写生会」だった。
小学生の息子が描いたミズナラに先生がちょっと手を加えてくれて「こうするとずっと良くなるよ」と先生。
息子曰く「あのおばちゃん学校の先生より教えるのうめーな」
そりゃそーだ、院展の受賞画家で河北美術展の招待画家ですよー!おばちゃんなんて言ったら失礼でしょ!

お互いに描いた絵や写真などを見せっこするような目的で始まった作品展。
新聞にも取り上げてもらえるようになった。
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この作品展が始まった頃、幼稚園児だった娘はこの秋におかあさんになる。

作品展が始まると僕は18年前のあの日を思い出す。


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# by mt1500funagata | 2016-08-23 07:48 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(0)

前の記事で船形山の稜線上を飛ぶアマツバメの写真を載せました。
ノートリミングの写真が↓↓↓これ。
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この写真はコンデジで撮っているのですが、どうやって撮っているのかと言うと、
適当にズームして適当なフレーミングをします。
そのフレームの中にアマツバメが入るタイミングに合わせてシャッターを押します。この時はカメラの液晶画面は見ていません。見ているのは飛んでいるアマツバメです。

ですから、
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このように何も写っていない写真のほうが多いのですね。
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何十枚か撮った中に偶然アマツバメが収まっている写真があるので、その何枚かを上手く撮ったように見せている訳です。

数多い写真から使える写真を選ぶ為に一枚ずつチェックするのですが、その中の一枚に謎の飛行生物?が写っていました。

その写真が↓↓↓これ!(ノートリミング)
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アマツバメより大きいと思います。飛んでいる時に自分の目では確認はしていません。つまり、何かが飛んで来たのを狙って撮った写真ではないということです。

トリミングしてズームアップ
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目の周りが黒い犬のような顔に見えませんか?

更にズームアップ
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僕が立っているのは稜線上ですから、何かの哺乳類がジャンプして写りこんだと言うことは有り得ません。
猛禽類やほかの鳥(ホシガラスなど)だったら、僕はその場で判断が付きますし、現に猛禽が二羽飛んでいるのは確認していてこの場所は飛んでいませんでした。
稜線上というか山そのものに僕以外の人は居ませんでしたから、誰かの持ち物が風で飛ばされたということもないし、そもそも当時はほぼ無風状態でした。

元の画像がコンデジのズームなので、これ以上拡大してもはっきりしません。
当時の状況を思い出しても、写真を何度も何度も見返しても、なんだか分りません。

この写真を見て、この写りこんでいるものの正体が分る方や、こういう見方をすれば○○なんじゃないか?とお気づきの方とかいらっしゃったら、コメント宜しくお願いします。

====8月22日 追記====
お騒がせしました。鳥ですね!
写真をじーっと見てて分りました。
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このように、僕のほうに腹を見せて両翼の羽ばたきがちょうど下側にある時の中型の鳥ですね!
では、この鳥はいったい何と言う鳥なのでしょうか?
ノスリのペアはずっと上空を旋回していましたが、ノスリで良いのでしょうか?
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おそらく、この鳥が近づいて来たのを僕は見落としていたのでしょう。

あーぁ、ホントにUMAだったら面白かったんだけどね!


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# by mt1500funagata | 2016-08-21 23:20 | Trackback | Comments(2)