雨の鳴渓小屋

前日の天気予報は雨。
当日は早朝から雨。

雨も天気のうち。
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船形山山麓、加美町小野田の鳴渓小屋を数年ぶりに訪ねた。

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鳴瀬川源流域にあたり、船形山登山道小野田コースの登山口近くにこじんまりと佇む。

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地元の中新田ラテルネ山岳会有志の愛情のもと、綺麗に維持されている。

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今日は、ある目的を持ってこの地を訪れた。
船形山の奥深くを流れる、ある沢の入渓地点の確認にやって来たのだ。

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雨だから、どーする?って言葉は一つもなく当然のように集合場所に集まった面々。
雨だから、中止するとか行き先を変えるなんてことはしない。
雨は雨なりに楽しめばいい。

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雨の中、ヤブを漕ぎ、何往復かして道筋を見つけた。

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僕らの雨具は、天候の急変に備えるためのお守りではない。
雨の中でも楽しむためにある。

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下山後の温泉も晴れた日よりも雨降りの日のほうが気持ちいい。

・・・雨も天気のうち。



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# by mt1500funagata | 2017-07-29 23:00 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(0)

鈴沼に靄立ち込めり

鈴沼へ

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蒸し暑い夏の夕方。

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鈴沼には日本の夏の美が凝縮されていた。

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時たま岩魚が跳ねる水の音を聞きながら、その時を待った。

それは向こう岸から音もなくやってきて幻想的な光景を作りだした。

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瑠璃沼と称せられる鈴沼がめったに見せぬ姿。

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鈴沼に靄立ちこめり




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# by mt1500funagata | 2017-07-22 23:48 | 鈴沼 | Trackback | Comments(2)

嘉太神のテンと船形山

早朝、船形山へと向かった。
朝の七つ森は低い雲に覆われた曇天。
うーん、いいんじゃない?こんなふうに七つ森に雲がかかる時は、船形山の上のほうは晴れている確率が高い。

登山口に向かう途中、いつもの嘉太神あたりに寄り道すると・・・
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向こうからテンがやって来た。
車を停めてカメラを構えてもテンは逃げない。むしろ近づいて来る。

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どんどん近づいて来る。何度か目が合ったけれど、彼は気にしないで歩いて来る。

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しょっちうここへやってくる僕の白いジムニーを彼は知っているかのように。
嘉太神の動物たちの間で僕のことは知れ渡っているのだろうか・・・?

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草むらの陰で彼はジャンプし何か虫のようなものを捕食し、口をモグモグさせたと思ったら再び僕の前に姿を晒した。

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前記事の「ワルそうなテン」とこうして比較してみると、やっぱり、こいつ「ワルそうに」に見えませんか?

登山口近くまで来ると予想通り青空が広がった。
風もない・・・・うー!暑い、、、!

うなじがじりじりと日焼けしてゆくのを感じながら、稜線を目指す。
まあ、今日は登山を楽しみに来たわけでもないので途中の写真を撮ることもなく山頂へ。
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稜線は西からの風が気持ちイイ。
風に吹かれていたら、アサギマダラが風に乗ってやって来た。
写真を撮るつもりもなく、ただヒラヒラと飛ぶ蝶を眺めていた。

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ハヤブサも風に乗ってやって来た。
ひょんなことから一緒に歩いていたH君や居合わせた親子と一緒にハヤブサを目で追う。
ハヤブサは稜線の西側をカッコよくヒューンと弧を描き空中で停止した。
「よーく見ててね!これから急降下を始めるはずだから・・・」って、
言い終わらないうちに、ハヤブサは急降下し樹林の上すれすれで急旋回して上昇した。
狙った獲物はうまく獲れたのだろうか?
写真を撮るつもりもなく、ただ風を切るハヤブサを眺めていた。

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山頂避難小屋に残されたペットボトルや空き缶を下げて来ました。
カラのもあれば水が入ったものもあった。
もしかしたら余った水を小屋に残すことを善意と考えてのことなのかも知れませんが、開封した水はもう飲料水としては使えないので残置はしないようにしましょうね。
荷物を軽くしたいのだったら、中身を捨てて空のボトルは持ち帰りましょうね!
コーヒーの空き缶や吸い殻を入れたビールの缶を残していったヤツ!
ふざけんなよー!!二度と山に来るんじゃねーよ!!!って言いたい。

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升沢小屋の沢で昼食のラーメン。
初めて見たラーメンだったけど、売り場のキャッチコピーに惹かれて買ってみた。
塩・しょうゆ・みそ味、初めてなので全味買ってみた。
昭和のインスタントラーメンって感じはしたけれど・・・どのへんがキリンなのかはわからなかった。



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# by mt1500funagata | 2017-07-22 22:08 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(2)

船形山の麓、七つ森の少し奥で「ワルそうな」テンと会った。
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今まで何度もテンとは会っているけれど、カワイイとか美しいじゃなくて・・・なんか見た目がワルそうな奴。
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なんか、そんなふうに見えませんか?

7月になってからブログの更新がないので、チバさんもついにクマにやられたか?って噂がまことしやかに広がりつつありますが・・・
ここ3週間ばかり週末は県外の山に行っていたので、船形山界隈のネタがなかったってダケでした。

先般の海の日の3連休(7月15~17日)も県外の山、2000mの稜線で悪いテンキに見舞われていたのです。
1日目と3日目はまあまあ良かったんですけど、メインの稜線がひどかった。
船形関連ではありませんが、少しお伝えしたいと思いました。

船形山のブナを守る会は山岳会ではないけれど筋金入りのヤマ屋さんも多く、オヤブンもその一人。
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厳冬期の朝日や飯豊を縦走し数々の未踏の沢を開拓した過去を持つオヤブンと一緒に山に入った。
雪渓を登って稜線を歩き、岩稜を越え、そして沢を渡る2泊3日の計画。

こんな人と一緒に山に入ると僕らは到底ヤマ屋とは言えないなあ~ってつくづく思わされる。
朝日連峰や飯豊連峰に2週間も山小屋やテントをベースにして、尾根を下り沢を登るを繰り返したのだそうだ。

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初日は風もなく、恵まれた天候で標高差1400mを一気に登った。

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山で2泊となれば、荷物も重くなり登山してるって思える。
日帰りや1泊では味わえない背中の重みと緊張感が心地よい。
今回は2泊分の宴会食材と沢を渡るための40mザイルやハーネスとか余計なものも背負っているのだからなおさらだ。

計画の段階では軽量化の指示がでていたけれど・・・
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1晩目は、モロミ漬けのトンテキとポトフを山メシにしてみた。
コメもアルファ米やレトルトなんて使わない。オヤブンの田んぼで作った無農薬のササニシキを炊いて喰う。
日本酒も一升持ち上げた。

悪かったテンキは2日目(7月16日)
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ガスっているから100m以上も切れ落ちている稜線のトラバースも高度感はなく緊張はするけど恐怖感はない。

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残雪が多く残りガスってルートがはっきりしない稜線を僕がトップで歩く。
悪くなってきたのはこのあと。

大粒の雨が横殴りに吹き付けてくる。
雨が降るのはわかっていたけれど、ここまで強く風が吹くとは思っていなかった。
この雨では予定していた渡渉するつもりでいた沢も水量が増えて渡るのは到底無理なので予定は変更となり、その場で来年の海の日の連休の計画は決まった。今回断念したルートを来年やるのだ。

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吹きっ晒しの稜線はまともに歩けなかった。耐風姿勢を確保してカメラを出すのにも苦労した。
腰を落とし左手に持ったピッケルで体を支え、やっとの思いで撮った一枚。

吹き付ける風の隙間を縫って、這う這うの体で避難小屋へとたどり着いた。

バカみたいだけれど、こんな山行が面白い。

3日目は稜線から下ると打って変わって青空が広がった。
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予定ルートから変更し、前日の雨で崩壊した雪渓を越えながら下山する時には、念のためにザイルを張ってルート工作を行った。
黒く口を横に広げた雪渓の下に転げ落ちてしまったら助かる術はない。雪渓の下からは雪シロで増水している沢の流れる音が轟轟と聞こえている。

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食料や酒、水がなくなり軽くなったザックで余裕の僕。

久しぶりに登山をしたなあ!って思える3日間でした。

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船形山のブナを守る会からのお知らせです。
来月、8月21日(月)~27日(日)
「第19回 ブナの森作品展」が開催されます。
場所は、大崎市古川(大崎市役所近く)「大崎市民ギャラリー 緒絶の館」
ブナの会の会員の趣味(プロ)の作品や写真などを展示します。
そこでブナの森、ブナの会への関心を持って頂けたら幸いと思っています。

船形山のブナを守る会に興味がある、もしくは参加してみたいと思われる方は、
mt1500funagataアットマークyahoo.co.jp
大和町チバまでご連絡ください。案内をお送りします。
(お名前と大まかなお住まい年齢を記載してください。ハンドルネームのみの場合は返信いたしません)
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# by mt1500funagata | 2017-07-20 22:44 | Trackback | Comments(2)

森の動物と出会う朝

早朝の船形山山麓、クワの実交差点に向かう途中の道。

おっ?誰かいますよ!
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キツネの子に出会った。
二匹の兄弟キツネ、一匹は僕の姿を見るや否や草むらの中に姿を隠し、一匹は少し興味を持って僕を見つめ、道路を横切って棲みかとは反対側の草むらへと逃げ込んだ。

こんなときは慌てて追いかけたりしちゃあいけない。少し待っていれば棲みかのほうへ戻るために草むらから飛び出してくるはず。

ほらっ!予想通り!
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シャッターボタンに指をかけて、構えていたカメラの前に飛び出してきた。

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春に生れたキツネの仔は夏の初めに棲みかから少し離れて冒険をする。

しょっちゅう通るこの道で、再びこの子たちと出会うことができるだろうか?

そして、いつもの嘉太神のクワの実交差点。
鳥の囀りを聞きながら誰かがやって来るのを待つ。

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リスは隣の樹から枝を伝ってやって来る。
両手でしっかり持って食べてますねえ!
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小指の先より二まわりくらい小さな果実だけれど、リスだったら3つ4つ食べたら満腹かな?

早朝の1時間くらいを僕はこの場所で過ごす。
ツキノワグマがやって来るのを見るのは一番期待するところだけれど、そんなに簡単ではない。
もちろん誰とも出会えずに空振りで帰ってくるのもしょっちゅうのこと。

今朝はウサギとタヌキがやって来た。

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こうして過ごす朝の時間は僕にとってはかけがえのない時間。
ご一緒したいんですけどねえ。

稚拙な機材ですが動画も撮ってみました。
ウサギが跳ねて来て、タヌキが落ちたクワの実を食べてるだけの何つーことないクワの実交差点の朝のひとコマですけどね。

少しは優しい気持ちになれる気がします。




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# by mt1500funagata | 2017-06-30 09:03 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(0)

6月24日、船形山へ月イチの升沢避難小屋のトイレメンテ。

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登山口で見つけた、マシュマロの木。
いやいや、これは虫こぶと言って、寄生した虫が出す刺激に反応し植物の一部が異常成長してできるもの。
美味しそうに見えますけど、食べちゃあいけません。

先週はブナの会で栗駒のクロベの巨木を見て来たものだから、今日は大滝キャンプ場近くにある巨木を見に行った。
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今まで何回か見に行ったことがあったけれど、冬で葉を落としていた時だったので、僕はミズナラだとばかり思っていた。カツラでした。
おおよそ1.3mの高さで幹回りを測ってみたところ6m75㎝。宮城の巨木に掲載されているカツラは10mを超えるものもあるけれど、これは一本の幹で6mを超えている。
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根本の周囲は軽く10mを超え、おとぎ話に登場する森のことは何でも知っている物知りな爺様の木って、こんな木をモデルにしているんだろうなあって思える。

大滝キャンプ場から保野川を渡渉し、三光の宮から升沢小屋へと向かう。
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森の中は風がほとんどなく、漂う空気はすっかり夏を思わせる。


登山道沿いの今年出て来た葉が開く前のササを手で抜きながら歩けば、ササが成長して茂ったあとから刈りながら歩くよりもずっと楽に登山道の維持管理に役立つ。
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升沢小屋では、いつものようにバイオトイレのメンテナンスと清掃など。
小屋の周りの草刈りもしてきた。
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ビフォー
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アフター
小屋前のベンチでの休憩が少しは気持ちよく出来るようになったかしら?
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トイレ内に残されたトイレットペーパー芯も回収してきた。
トイレのメンテは少しの知識が必要なので誰にでもお願いできるというものではないし、草刈りも僕らがやりますよ。でもね!自分が使い切ったトイレットペーパーの芯をザックに入れて自分のゴミと一緒に持ち帰るくらいは・・・誰でも出来るんじゃあないかと思うんですけど・・・?


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升沢小屋上部、雪が解けたばかりの沢沿いにはシラネアオイやサンカヨウが咲いてた。
僕は、この沢沿いのサンカヨウを見るたびに、ある人のことを思い出す。ブログを始めるずっと前ホームページの時代に、船形山のこのサンカヨウが美しいと言ってくれた人。もちろんその人とは会ったこともないし、その人は実際にこの沢に咲くサンカヨウを見たことがあるのかも僕は知らない。


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このブログを今も見てくれているのかも分からないけれど、僕はその人のために写真を撮ってブログに載せる。


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かなり薄くなった雪渓。

雪の上を歩いて夏の花に会いに行く。
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咲いていたのは一株だけだった。


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そういえば、ミヤマシオガマが咲く時期に山頂へ来たのは久しぶり。
だいぶ数が少なくなったので少し心配していたけれど、こうして出会うことが出来て嬉しかった。


色麻コースをスタコラと下山した後は、少し遅めの昼食。
冷やし中華が美味しい季節になった。
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途中で採ってきたタケノコと一緒に茹でて人命水で晒せば、美味しいに決まってる。

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しかも、ブナの森に囲まれて食べればね!


帰り道、小荒沢林道の水汲み場。
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ビフォー
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アフター

ここの水を汲むのに許可はいらない。ゴミを片付けることにも許可はいらないのですよ。
僕がゴミを片付けて来たんですって、ひけらかすつもりは全くないとは言えないけれど、ゴミが放置されてから何人がここの前を通ったのだろう?って思う。
僕らは山からいろんなものをもらう。山菜やキノコだったり、あるいは心を打たれるような美しい風景や心地よい風だったり。
こんなに目立つゴミがあったとしたら、ちょっと車を停めて片付けるってのが、いろんなものを与えてくれる山に対して「お返しする」ってことなんじゃあないかな?って僕は思ってる。



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# by mt1500funagata | 2017-06-24 22:46 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(0)

6月18日は「船形山のブナを守る会」初夏の観察会。
今回は少し趣向を変えて栗駒へ。
遠く大阪からやってきてくれた方や初めて参加してくれた方2名を含め25名が集まった。
ブナの会の行事には事前申し込みとか面倒くさいことは必要ないので、その時にならなければ何人集まるかはわからない。その日の朝の気分で来るも来ないも自由。
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懇意にしている「栗駒の自然を守る会」の副会長S氏の案内で、世界谷地からクロベの森へと向かった。

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栗駒山と言えばイワカガミ平や須川温泉を起点とした登山道の印象が強いけれど、ブナの会が目的とするのは次の世代へ残したい自然を見ること触れること感じること。

ブナの会がこうして観察会を行うのは、ありのままの自然に触れて「いいなあ~!この自然をこのままの姿で残すことが出来ればいいなあ~!」って感じてもらえるような入口に案内すること。
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栗駒も船形と同様に森へ入ればブナやミズナラ、クロベの大木を多く見ることが出来る。

理屈ではなくて、この森は「いいなあ~!」、この森がなくなるのは「イヤだなあ~」って強く想うことが自然保護の第一歩。
人間は何かにつけて理由を探したがるけれど、「いいなあ~」とか「イヤだなあ~」って思うからってのが理由と言うのも面白い。
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2002年6月、ブナの会では最近本格着工に向けての動きが取りざたされている「筒砂子ダム」の建設中止を求めて、宮城県庁を訪ね当時の浅野知事に要望書を提出した。正式の要望書なので反対する理由は何項目か具体的に示したけれど、提出後の記者会見での記者とブナの会の小関代表とのやり取りは面白かった。

記者:「建設予定地周辺には、残さなければならない貴重な動物や植物があるのですか?」
・・・自然保護団体が建設反対を表明するのだから記者の質問はもっともでしょう・・・
小関代表:「べつにいないんでない」(特に存在しないと思います)
記者:「えっ?! では、自然保護団体として反対する理由は何ですか?」
小関代表:「筒砂子川あたりの森がなくなるのはイヤなんだね」
記者:「えっ!?」

後ろのほうで見守っていた僕は吹き出しそうになった。
理由が「イヤ」だからって、小関さんらしいなあ!しかも記者会見で言う?
もちろん、このやり取りは記事にはならなかった。

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ブナの森を歩き、クロベの森へ。

目を見張るばかりのクロベの巨木が並んでいる。

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栗駒山の麓にあるクロベの森、その中でひときわ存在感を示す「千年クロベ」。
僕は千年クロベを初めて見た。
「いいねえ~!」見に来てよかった!
そして、このクロベがあと何百年も千年もこのままの存在であり続けて欲しい、この森がなくなるのはイヤだなあ~って強く思った。

=====
船形山のブナの森をはじめ、今残されている自然環境が破壊されるのは「イヤだなあ~!」って思う方、ブナの森は「いいなあ~!」って思う方、ブナの会の行事に参加してみませんか?
ご連絡をいただければ、ご案内をお届けします。入会資格は「ブナを想う人」。入会金、会費、会則ありません。
連絡先:mt1500funagataアットマークyahoo.co.jp  チバまで
(アットマークは@です。お名前、大まかな住所、年齢をお願いします。ハンドルネームのみは不可です)


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# by mt1500funagata | 2017-06-19 22:52 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(0)

前々回の記事で、自然保護とは人間から自然を守ること・・・みたいな事を書きましたが・・・

今日はそれを目の当たりにした。

「希少な花を探すこと」と「イワナのずけ丼を食べること」が目的で森にある沢へと向かった。

宮城県レッドデータリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている「ノビネチドリ」
もちろん自然公園法に於いても特別地域内で、県知事により指定された採取を禁止されている植物に該当する。
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森の中で見つけたこの花だけれど・・・

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さかな釣りして、
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さかな捌いて、
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イワナのずけ丼なんか食ってる間に、
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掘られてなくなった・・・。


行きがけに見つけたノビネチドリが帰り道で見つからなかったのだ。
僕は宮城北部森林管理署から委嘱されている森林パトロール員、同行したもう一人も同じ。
二人で、咲いていた場所付近を丹念に見直した。
デジカメに記録された画像の順番からしても狭い範囲のことで、最初の画像にモザイクを入れて加工してあるのは、かなり限定的に場所を特定できる人工物が映りこんでいるからで、これを手掛かりにすれば場所を見失うこともないはず。
二人で合計10往復はしただろう。それでも踏み跡のすぐ足元に咲いていたはずの花が見つからない。

あからさまに掘り起こした痕跡も見つからない。そこで、丁寧に落ち葉を手で払いながら痕跡を探して見つけたのが上の写真の掘られたような跡。実に巧妙で、歩きながら見ただけでは全く分からなかった。

実際にいるんですよ!盗掘してゆく人が!

イワナのずけ丼を食べるために過ごした素敵な?森のレポート記事になるはずだったんですけどね。

行った先のことをブログとかヤマ■コとかネットにアップするならば、そこで見つけた希少な花(特にラン科)は写真も名前も載せない。花の写真をアップするならば、その場所はわからないようにしなくちゃダメってことでしょ?
山の名前書いて、こんな花咲いてましたって書いてしまったら、場所を特定できないように気を使った「つもり」になっても、その道の専門家ならば植生環境やら地形なんかから簡単に見つけ出してしまうことでしょう。


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絶滅危惧Ⅰ類・採取禁止指定植物

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採取禁止指定植物

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採取禁止指定植物


希少な植物を保護すること=その場所を秘密にすること

なんか悲しいですね。




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# by mt1500funagata | 2017-06-17 23:16 | Trackback | Comments(4)