くまを喰う

クマの肉を喰った。
ニワトリ喰って殺されたクマを僕が喰った。
僕は誰に喰われるのか?

この写真の前までは、生々しいので写真は載せませんね。
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宮沢賢治の物語に「ビジテリアン大祭」っていうのがあって、今だったらベジタリアンというのでしょうが、菜食主義者の大祭を描いたものです。
それによりますと、ビジテリアンの精神について大きくわけると、同情派と予防派の二つになるのだそうです。
同情派とうのは、まあ簡単にいうと「かあいそう」だから食べない。予防派というのは病気予防のためですね。
そして大祭では、菜食主義の人々とそれを否定する人々が、互いに演説を繰り広げる訳です。ビジテリアンは「かあいそう」だと言い、否定派は「せっかく死んだのに食べてくれる人もなく、かあいそうに」と言う。
その議論の結末がどうなったかは、本を読んでみてくださいね。とても面白いと思います。

僕がクマを喰うことに何の抵抗もなかったかというと、そうでもありませんでした。
僕はビジテリアンではありませんが、クマに対しては「同情派」だから?
いいえ、今まで何度か食べたことありますが、臭くて一度も美味いと思ったことがなかったから。

そんな訳で今回は自分で調理してみました。ちゃんと下拵えしたら、臭みもなく普通の硬くて美味しくない肉になりました。
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やっぱ、少しケモノの匂いが残ってたほうがクマらしくて良いかな?なんて思ったりして・・・。

美味しくないけど、しっかり喰ってやった。
自分が棲んでるとこにニワトリがいれば、クマは喰うのが当たり前だと思う。殺されてしまったのは「かあいそう」だと思うけど、「せっかく死んだのに喰ってやらなければ、もっとかあいそう」だと思う。
僕も、岩魚は喰うためにたくさん殺した。今日の昼間も喰うために殺されたブタを喰った。

===「ビジテリアン大祭」の中の一文===
・・・どうしても一つのいのちが入用なときは、仕方ないから泣きながらでも食べていい、そのかわりもしその一人が自分になった場合でも敢えて避けないとこう云うのです。けれどもそんな非常の場合は、実に少ないから、ふだんはもちろん、なるべく植物をとり、動物を殺さないようにしなければならない、自分一人気持ちをさっぱりすることばかりにかかわって、大切な精神を忘れてはいけないと斯う云うのであります。・・・
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消費期限が切れたからって捨てられる、ムダに殺された動物って沢山ありすぎる昨今をクマの肉を喰いながら思うのでありました。


今朝は、早起きした時間に絵を描いてみました。ワラッテミテクダサイ
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# by mt1500funagata | 2013-09-27 00:18 | Trackback | Comments(2)

・・・笹倉の秀嶺(ほつね)たまゆら明らみて時雨来たれば空に虹見ゆ・・・
                     原 阿佐緒(大正十年)          
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台風一過の秋晴れの朝、笹倉の秀嶺を見に行った。
昨日は、台風で山に行くのをやめた。
そんな日は、明治・大正・昭和と激動の時代を美しいがゆえに波乱に満ちた人生を送った宮床村生まれの美貌の女流歌人、原阿佐緒の人生を垣間見るってのも、たまには良いかも知れない。

笹倉山の麓、大和町宮床には、原阿佐緒の生家である明治十年ころに建てられた白壁の洋館が「原阿佐緒記念館」として公開されています。
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大正デモクラシー期に「スバル」、「青とう」、「アララギ」などで活躍したけれど、歌を読んでみると「かなしみ」が多いように僕は思った。

山村の裕福な家に生まれ、美しく育った阿佐緒は二十歳でシングルマザーとなる。
その後再婚するも幸福とはいえず、歌人であり有名物理学者であった石原純との大恋愛は大スキャンダルとして好奇の目に曝され「アララギ」も破門となった。
その後は大阪まで流れ、酒場のマダムとしての一時期を送ったこともある。
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第一歌集「涙痕」第二歌集「白木槿」第三歌集「死をみつめて」第四歌集「うす雲」自叙伝「黒い絵具」
四十代半ばで宮床へ帰郷し、それからの七つ森の麓での二十数年は歌もほとんど作らず、宮床の人としての生活だったようです。

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「笹倉山の蝶」
明治、大正、昭和と女性の生き方が大きく変わった時代を阿佐緒は短歌に体現しながら生きた。女として母としての悲しみ、喜び、苦悩を歌に託して一人で迷いながら生き続けた。苦しく何度も捨て鉢になりそうになりながら、二人の子を世に生かすために。歌壇から忘れ去られ、さまざまに言われてもなお生きた。

・・・うつし世に女と生れてもろともにかなしき道に相へだて泣く・・・

この世に女と生まれて、女ゆえのかなしい道を共に泣く・・・と歌う
「かなしき道」の「かなしき」は、「悲、哀、愛」の道だった。自分はありのままを、女として、母として、弱く迷うばかりの道を、昔からの、そしてこれからの女の人たちへ何かつながるのを探りながら、歌ってきた。
阿佐緒の静かな声は蝶となって風に乗り、笹倉山の山頂の石灯籠へと舞い上がっていくのだった。
(秋山佐和子著 「原 阿佐緒 うつし世に女と生まれて」より)
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阿佐緒が生まれ、暮らしていた洋館の窓。
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この窓から阿佐緒は、うつし世を眺めていた。なにを想っていたのだろう。
そんなことを考えて窓をながめていたら、ひらひらと一頭の蝶が・・・
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蝶となった阿佐緒が風に乗って、笹倉山の山頂から舞い降りてきたのだろうか。
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蝶の舞う窓辺のガラスの向こうに阿佐緒の面影を見たような気がした・・・。

・・・沢蟹をここだ袂に入れもちて耳によせきく生きのさやぎを・・・

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笹倉山は何度も登っているし、それこそ毎日のように眺めている。
でも、笹倉の麓に生きた原阿佐緒の人生を辿ったあとに見る笹倉山は、今までとは違って見えた。
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# by mt1500funagata | 2013-09-17 23:36 | 七つ森界隈 | Trackback | Comments(3)

ツキノワグマ写真展

ツキノワグマの写真展が7日~11日、秋保・里センターで開かれています。
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日本ツキノワグマ研究所の米田一彦さんが撮影した50点が展示されています。
初日の今日は、米田さんによる講演もあったので、僕は朝から会社にいたのですが急遽駆けつけ10年ぶりくらいにまたお会いすることができました。
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講演の内容は、ツキノワグマの生態、野生動物と人間の関わり合いについてでした。
米田さんによれば、2000年以前は年間20件くらいだったツキノワグマによる人身事故が、2000年以降は年間80件ほどに増えているそうです。
でも、米田さんは言います。ツキノワグマの生態を知り、人間がキチンと対策をとっていれば事故は起きないと。
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米田さんは、今まで3000回以上もクマと遭っているけど、一度も襲われたことはないそうです。
じゃあ、対策ってどんなことすればいいの?そう思った方は、米田さんの著作本が書店や図書館で手にすることが出来ますから、手に取ってみてくださいね。
でも、ちょっとだけ。
クマは、両手両足そして頭で、5つの部品として見て相手を判断していると思われるので、クマと遭遇した時は両手両足を広げずに縮めて、5つの部品を見せないようにするのが良いらしいです。
あと、ジャラジャラ鈴鳴らして歩いても、あまり意味ないそうですよ。チーーンとかカーーンっていうような、良く通る金属音がクマにとっては一番聞こえるそうです。

講演を聴いていて、意外だったことがありました。
日本で一番、野生のクマと近くにいる米田さんですが、話しの中に「恐ろしい」とか「危ない」といったキーワードが結構あったことです。生態をよく知り、相当の経験があっても、決して野生のクマを「ナメてない!」ってことなのでしょう。


僕が撮影したツキノワグマ「旗坂のおやぢ」ですが、気になっていたことがあったので、米田さんに見てもらいました。
この写真のクマ、右手が少しヘンです。
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爪が2本しかありません。
米田さんによれば、過去にワナに掛かったかして指を切断したんじゃないか?ってことでした。
不自由な身体でも、しっかり生きてる。頑張れよ!

会場には、大物映画俳優も来場していました。(実は大ファン、最近も往年の名作主演ビデオ繰り返し見た)
握手してもらってウレシかった。。。。











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# by mt1500funagata | 2013-09-07 20:24 | Trackback | Comments(1)

ブナの森作品展

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船形山のブナを守る会会員の趣味の作品を集めた「ブナの森作品展」が今年も行われました。
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会場は大崎市古川の緒絶の館。今年で15回目です。
僕も1回目から出していますが、そのころは小学生だったウチの子供達も出展してたっけ。
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由緒ある造り酒屋の土蔵だった建物で、山に関する作品を展示するには、いい味出てます。
僕はいつも写真をメインに出展していましたけど、今回は始めたばかりの絵てがみも出してみました。
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何点かのうちのひとつ。
絵てがみ描いてみようって思って、本立ち読みして、道具買って、描いてみて、って3枚目くらいの絵です。
本とか見てみても、みんな同じような作風になってるから、習いに行くのやめました。



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# by mt1500funagata | 2013-08-31 22:59 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(2)

イナカハキレイデス

ヒトガ マチヲ ツクリマシタ
カミサマガ イナカヲ オツクリニナリマシタ
ダカラ イナカハ キレイデス
・・・ユメ・タケヒサ
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竹久夢二「田舎はきれいです」(1927年)の一文

僕のお気に入りの詩で玄関に夢二の絵と一緒に飾ってます
ここで言うイナカってのはヒトの手が関わってない所のことでしょう

先週は、県外のイナカで2泊してきたので、今日は近所のイナカをちょっとお散歩
升沢小屋まで行って来ました
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朝の船形山の空気は、もう秋の気配でした

県外のイナカの沢もやっぱりキレイでした
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キレイだからサカナも釣れるし、釣ったその場でサシミで食べられる
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キレイだけどキツイ山旅だった 最終日は滝を3本登ってから約20kmの下山
15時間行動だったけどキレイな湿原やキレイな草原が僕らを楽しませてくれた

船形山の標高1200m付近は、もう秋の匂い ナナカマドの実つきも良いみたいです
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キレイな升沢小屋でキレイじゃない話 
バイオトイレのメンテナンス(要するに便槽管理)して来ましたが
こんな張り紙しなくちゃならないのは嫌だねえ~
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捨てるヒトもキレイにお化粧してるのだろうか?

家に帰って夕方の空を眺めてみたら・・・焼けるぞって思った
カメラ抱えて山の見えるところに飛んでった
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イナカの夕焼けはキレイだなあ~
「カミサマガ オツクリニナッタ」からでしょう
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# by mt1500funagata | 2013-08-24 23:03 | Trackback | Comments(4)

鈴沼に・・・風立ちぬ

誰が風を 見たでしょう
僕もあなたも 見やしない
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けれど木の葉を ふるわせて
風は通りぬけてゆく
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風よ翼を ふるわせて
あなたのもとへ 届きませ
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Christina Rossetti「The Wind」
有名なアニメ映画監督は、こうアレンジしたけれど

誰が風を 見たでしょう
あなたも僕も 見やしない
けれど僕らの からだを撫でて
風は通りすぎてゆく

鈴沼は、宝石箱みたいな場所です
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夏の休日、自然の涼風を感じに船形山の懐へ
透明な水と空気に包まれた一日を過ごして来ました
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聞こえるのは、風の音と鳥の囀り、時々イワナが跳ねる水の音
ブナ林のやさしさに包まれたならきっと目にうつるすべてのことはメッセージ
心の奥にしまい忘れた大切な箱ひらくときは今・・・?

なーんて、言っててもお腹はすくものです
って言うか、今日は「鈴沼にメシ食いに行こう!」がメインテーマな訳で
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山のレストラン「すず亭」でチバシェフが作る「ビーフステーキ」と「レンコンピラフ」
コーヒーは山の湧水を使ってネルドリップ
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スイカも丸ごと一個担いで行きました
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ただ鈴沼のほとりで、通りすぎてゆく風を感じるだけの時間を過ごしていたら・・・
風は幻想的な靄を運んできてくれました
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風は見やしないけれど、風が運んできた靄は見える

水と空気の境界がなくなり、隔てのないやさしさに包まれた
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僕らも同じように包まれて、やさしさのメッセージを確かに受け取った
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# by mt1500funagata | 2013-08-14 23:54 | 鈴沼 | Trackback | Comments(4)

よそ者

♪♪ 俺たち、よそ者
  どこに行ったって
  だからさ、そんなに親切に
  してくれなくてもいいのに
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  いつの日どこかで
  落ち着くことができる
  そんな夢を見ながら 
  今夜ここで踊るだけでいいのに ♪♪
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忌野清志郎は「よそ者」をこう唄った。
俺たちイノシシは、船形山あたりでは「よそ者」なんだろう。

定義や大倉、旧宮城町あたりの林や道路脇の防護柵を見たことがあるかい?
親切にしてくれなくてもいいけど、「邪魔者」にされて「有害鳥獣」と言われてる。
カモシカのように反芻出来る胃袋持ってないし、ツキノワグマのように木登りが出来る爪も持ってない。
にんげんの為の農作物なのか自然のものなのか、違いが分かるほどの頭も持ってない。
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最深積雪が1mを越える地域には、もともと棲んでいなかったのさ。
温暖化?知らねぇなあ。テレビも新聞も見たことねぇからな。

クズの根っこ食べて、芋があれば掘るしキャベツや白菜、もち米はご馳走だよ。
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泥だまりのヌタ場で、踊ってるだけでいいのさ。

♪♪ 踊れば揺れる 胸に降る
  悲しさどれくらいかなんて
  オイラ知らない
  煙る嘉太神ダム~ ♪♪
ってがあ~~。
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船形山の麓、嘉太神地区。
早朝の散歩でヤツに出会った。
生息圏の拡大で従来の生態系への影響が懸念されるイノシシ。
僕も、この辺でカモシカとの出会いが少なくなってるなあって思ってる。
おとなしいカモシカがイジメられてんじゃないか?って心配もしてる。

でも、今回はイノシシの気持ちで書いてみました。
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# by mt1500funagata | 2013-08-06 07:02 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(6)

「オラの目は良ぐ見っとめんこいんだがらね。ちゃんと撮ってけさいんよ!」
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まるで、そう云っているように大きい身体に似合わない小さい目が僕を見ていた。
「オラの自慢の胸の模様も、ちゃんと撮ってけさいんよ!」
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まるで、そう云っているように、グワッーって立ち上がってみせた。
なんだべ!急に立ち上がったらびっくりすっぺっちゃ!んでも、月の輪はちゃんと撮ったがらね。
「んだが」って云うように涼しい顔で澄ましていた。
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・・・船形山に向かう途中、目の前の道に旗坂のおやぢは飛び出して来た。
後ろから走ってきた車は、止まった僕らの車を追い越して気づかずに、おやぢの前を走って行った。
おやぢは草むらにひょいと身体を隠してその車をやり過ごすと、草むらから顔を出して、「こっつぁ来い」って云うように鼻先をちょっとあげてみせた。(ように見えた)そして、上のような何枚も写真を撮らせてくれた。
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しばらく話したあと、うしろの木に背中をスリスリして、森に帰って行った。

今日は朝から面白いおやぢに会えて良かったねえ~!なんて、ご機嫌で山へ向かったのでありました。
気分良く歩いていれば、里では曇っていた空も青空に変わります。
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蛇ケ岳の草原で夏空の下でコーヒー淹れて足下に目をやれば・・・
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トキソウは例年にない位の群生!当たり年かな?
三峰山で、雲海の上で昼メシ食べて少しの昼寝。
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船形連峰の夏の主稜線を眺めながらの山散歩を楽しんで来ました。
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帰り道では、二年子のツキノワグマの子が転がるように目の前を駆けて行きました。
子グマは、にんげんのおんちゃんは、まだオッカナイと感じていたのでしょうね。

一日に二回もツキノワグマと会えた。月曜日にも二回会ってるしね!
何回も会えるのは嬉しいけれど、ハグはしてくれなくてもいいからね。
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野生動物との出会い・・・それは偶然なのでしょうか?
7月のブログ記事は4回とも、野生動物との出会いを書いたものになりました。
この旗坂のおやぢ、前回の嘉太神のおんつぁん、そしてキツネやタヌキたち。
僕がその場所を通るのがほんの数秒違っていたら?彼らとの出会いは無かったでしょう。
しかも、彼らはちゃんと写真に納まってくれたのです。
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山の神様が、僕にこう言ってくれているような気がします。
「ブログ始めたんだってなあ?船形山辺りの豊かな自然とその森で暮らす動物たちの息遣いをしっかり伝えておくれよ。」って。
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# by mt1500funagata | 2013-07-20 23:08 | 野生動物との出会い | Trackback | Comments(1)