僕の好きな風景

ここ二週間続けて週末は県外に出かけていました。
初めて目にする風景は新鮮で感動を覚えるのだけれど、帰ってくれば何故かいつもの風景の中に身を置きたくなる。

僕の好きな風景です。
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七つ森の奥にある壇の原って場所。僕は「うさぎの原」って勝手に名前をつけている。名付けたのは当時幼稚園に通っていた僕の娘。

年に何回ここに来るだろう?少なくても週に1回以上は来てるだろう。出勤前の僅かな時 間で行って帰って来られるから。
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早朝の朝もやのなかに佇むカモシカを見たのはこの丘。
初夏に蒼く繁った草むらで身体をうしろに捻ってジャンプしてネズミ狩りをしていたキツネを見たのはこの草原。
蟻の巣を探していたのか木の根っこのあたりを掘り返していたツキノワグマを見たのはこの丘の向こうの林。
遥か上空を旋回するクマタカの下を真っ直ぐ飛んでいったオオタカを見たのはこの丘の上の空。
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20年近く前にこの野原をうさぎの原って名づけた娘が、僕の運転する車の後部座席で彼氏と何か話していた。何を話していたのかは分らないけど、娘の言葉のひとつのフレーズは耳に残った。
「あのさ~、木とか石にも命ってあると思う?ワタシはあると思うんだよね~」
モデルの何とかチャンに憧れているミニスカートの今どきの女の子の言葉。
僕は何も言わなかったけれど嬉しかった。

彼女がまたここに来れば山の声や風の声を聞いて、きっと何かを感じ取ることだろう。

今このブログを見ているアナタもポットにコーヒー詰めて、こんな場所に身を置いてみたらいかが?



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by mt1500funagata | 2016-02-29 22:15 | 七つ森界隈 | Trackback | Comments(3)

天気予報は曇りのち晴れ
今日の「のち」は何時やってくるんだろう?
そう思いながら、遠くから船形山を眺めるべく県外へ向かった。
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真っ白く雪の花を咲かせた雑木林の尾根に取り付き
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歩き始めは低い曇天だった空に青空が時折顔を見せるようになれば、
「青空~!ガンバレ~!」って青空に向かって大きな声で声援を送った。
僕は山にいる時、無駄に大声をだす。普段の生活で大声で叫ぶってほとんどないじゃないですか?勤務先のメンタルヘルスチェックで「ストレス度0」ってのもこのおかげかもしれない。
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僕の声援が届いたのか?周囲の山並みにも陽が当たり始めた。
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僕の声援は届いたようだ。目指す山頂が青空をバックに白く輝く。

途中にあるピークまでは先行者のトレースがあって楽をさせてもらったけど、
そこから先は深いところは膝上までのラッセルを強いられた。

おお!「のち」がやってきたか?と思ったのもつかの間。
山頂は上の写真とは打って変わって、ガスと強風に急変していた。
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展望の利かない山頂。でも、もう少し待っていればガスが晴れるかも?
僕はまた大声で叫んだ。「晴れろ~!稜線にいる間に船形山を見せてくれ~!」

また僕の声は届いたようだ。
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稜線の下り途中、雲の動きを見ながらしばらく待っていた時、
山並みの向こうに船形山が白く姿を現した。待っていたかいがあった。

もっと時間が経てばクリアな展望が開けるのは確実だったけれど、時間には限りがある。今日のところはこれでよし!
船形山の写真が撮れなければ、ブログにアップしなかったでしょう。

そうそう!今日登ってきた山は
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面白山でした。



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by mt1500funagata | 2016-02-11 21:44 | Trackback | Comments(2)

2月7日「船形山のブナを守る会」平成28年度の世話人会が開催されました。
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今年の講演テーマは「指定廃棄物最終処分場」
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餅つきして
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搗き立てのお餅と○○うどんを食べ、今年の年間計画などを話し合いました。

毎年、2月の第一日曜日に世話人会が開催されているのでブナの会の年度は2月から始まるってことですね。

<船形山のブナを守る会 平成28年度行事計画>
船形山 三光の宮・・・3月20日
体験林業 薪作り・・・5月22日
船形連峰 三峰山・・・6月12日
第18回ブナの森作品展・・・8月下旬
船形山 薪荷揚げ山行・・・10月2日
東北自然保護の集い・・・11月頃(今年は山形での開催)
新春山行 薬来山・・・29年1月15日

参加してみたいと思う方は、僕宛にコメントでもメールでもいただければ詳しい案内をお知らせします。面倒な手続きなど有りませんのでお気軽にどうぞ。

世話人会は三本木町公民館の館山ホールで行われました。


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前日は同じ三本木町にある「湯殿山大権現」を訪ねてみました。
国道4号線沿い(ひまわりの丘の反対側あたり)に「名勝湯殿山大権現」という大そうな看板があって以前から気になっていたのです。
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境内には「音無湯殿山神社」と書かれていたけれど、社殿もなにもない。
自然の地形そのものが信仰の対象となっているらしい。
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境内に入ってすぐの石碑。
左は乳母神様。薬来山や柴倉山にある「山姥」と同じく片膝を立てた姿ですが、こちらは「乳母」。この乳母神様を撫でると母乳の出が良くなるとの言い伝えがあるのだそうだ。
右の石には「深山権現」と彫られていた。七ケ浜多聞山の深山権現や柴田町の深山神社などと何か関係があるのだろうか?
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浅い沢が参道になっていて、例祭の時は参拝者が裸足で沢を歩くのが慣例になっているらしい。沢の途中には子育て地蔵。
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御神水。
弘法大師が飲んだとか、病気や怪我が癒されるとか色々な言い伝えがあるらいしいのだけれど、この地で盛んだった亜炭鉱の関係か?いまでは赤茶色の水になっていた。

社殿とかご神木とか、特に際立ったものがあるわけじゃあないけれど、里山のそこいらへんにある自然の何気ない風景のなかに、昔の人は神さまの存在を感じていたのでしょう。
何もないけど、癒される空間だと僕は思いましたよ。


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by mt1500funagata | 2016-02-09 00:19 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(2)