割山断崖の上に立つ!数年越しの計画だった。
恒例の船形山麓での新年会。
昨年は、しょうゆ滝から三本桜沼へと升沢遊歩道の旧道を辿った。
今年のテーマは「割山断崖の上に立つ~チーズフォンデュ&ポトフの晩餐」

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数年前5人から始まったこの会も今年は10名になった(泊まり8人)
升沢遊歩道も積雪期は少しづつショートカット出来る。
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全面氷結した「すりばち沼」ノウサギの足跡とテンの足跡が沼の中央でぶつかって一本になっている。
雪原を縦断しようとしたノウサギを桟橋の下あたりにいたテンが見つけて、アタックしたのだろう。ゆっくり歩いていたノウサギノ足跡は急に方向を変え必死に走っている。小型の肉食獣は、このハンティングを成功させることが出来たのだろうか?小型の草食獣は、無事に逃げ切ることが出来たのだろうか?
足跡を眺めるだけでも、ちょっと想像を膨らませれば数時間前に起こった野生の営みを垣間見ることが出来る。
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割山大滝の右岸を登り割山断崖の上部へと続く尾根を進む。
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しばらく進むと・・・沢が。この沢の水はどこに行くのだろう?断崖を流れ落ちる沢は大滝のほかにない。断崖の下にある「湯沼」の私的考察の裏づけのひとつが取れた。
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割山断崖の上部に近づいて来た。
状況が分からないので、ロープなど一応の登攀準備はしてきた。そして滑落の危険がある箇所では念のために固定ロープを張った。
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急斜面のトラバース中に転倒するE~子と驚くAsano氏。
間一髪!ってゆーよりAsano氏の演技?が今いちヤラセっつぽいか?
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断崖上部は痩せ尾根で結ばれた2つのピークがあった。
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鞍部からの眺め。遊歩道を上部から見下ろせば割山沢が見えている。
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東のピークから西のピークを望む。けっこうな高度感。
いいねえ~!!ここのピークに立った人はエベレストの頂上に立った人の数より絶対に少ないと思うねえ。いいねえ~!
僕の「ヤッーホーーーー!」は船形連峰全域に響き渡った。
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十分な満足感を得たあとは満腹感を・・・。
昼メシは奮発して牡蠣ナベ。
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下山途中の休憩は「天然雪のメイファーピン」おかわり自由のコールドデザートが火照ったカラダに心地よい。

下山はフツーに来た道を戻るだけ。
テントの設営が終わったあとは喰うだけであります。

森のカフェレストラン「bistro・hatasaka」がオープンしました。
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チーズフォンデュ。バケット・ソーセージ・アスパラ・ブロッコリーetc・・・。
赤ワインとご一緒にお召し上がり下さい。
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ポトフ。ソーセージ・ベーコンブロック・カブ・ニンジン・タマネギ・ジャガイモ・etc・・・。隠し味はザワークラウト(ドイツのキャベツ漬物)。

飲んで喰って、腹いっぱい。テントの中は暖かく、厳冬期の山の中とは思えない快適さで、夜は更け行くのでした。
寒さを感じることなくグッスリ眠って家で寝るより良く眠り、普段より朝寝坊。
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普通、山のテント泊で6時半まで寝ますかあ~?
目覚めのコーヒーは、挽きたてのコーヒー豆をパーコレーターで。ウマイ!
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朝メシは、昨夜のポトフにご飯を加えたチーズリゾット。ウマイ!

朝メシ前に誰かが言った。「酒まだまだ残ってるよ」
この一言で、2日目の行動予定は全て吹っ飛んだ。

これが僕らの新年会。


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by mt1500funagata | 2014-01-26 22:10 | Trackback | Comments(5)

山に行ってきます

今日~明日、船形山のあそこらへんで新年会。
登山って言うより宴会しに行ってきます。
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by mt1500funagata | 2014-01-25 06:10 | Trackback | Comments(0)

何年かぶりに冬の達居森へ
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今日は「船形山のブナを守る会」の新年山行。
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登山っていうより年の初めの顔合わせ。
達居森はスケールが小さいってだけで、アップダウンの多い尾根の道が気持ち良い。
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4月に来れば、こんなカンジでカタクリのお花畑が広がる。花を踏まないように歩くのが難しいほど沢山咲くんだよ。
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頂上からは七つ森や船形連峰が一望できます。
そして、頂上には美味しいパスタ屋さんもあります。
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森のイタリア料理店「吹きっさらし亭」の「ボンゴレ&ナポリタンの2色パスタ、サラダ&沢庵添え」です。カップラーメンより早く出来上がる特製パスタ。パンとスープも付いて値段も二人分で680円とお手ごろです。
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ウスタビ蛾の繭。色の少ないこの季節は枝に残った鮮やかな緑色が良く目立つ。
大して珍しいものでもないのだけれど、今日はブナの会の山行ならではの詳しい解説を聞くことが出来た。
枝に沿って横に一本糸状に伸びているのは、枝先が折れたり本体の支点が外れたときの為のバックアップ。上の口はガマグチのように押し開くことが出来て羽化したら、そこから飛び立つ。下には小さな穴が開いていて排泄物の排出口になっている。繭の中には穴の上にネット状の仕切りがあって自分の身体が排泄物で汚れないようになっているんだって。・・・・んんんん~ん、素晴らしい!
誰に教えられた訳でもない遺伝子の中の記憶。
こんなキレイなビロードみたいな小さい袋、アナタ作れます?僕作れないよ。
「虫けらみたいな・・・・」言葉遣いに気をつけましょう。
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早めの下山のあとは「Rice Field」へ
薪ストーブが暖かい
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無添加無農薬にこだわった玄米のごはん食べて
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ストーブのそばのロッキングチェアーに腰掛ければ、ついウトウト・・・
来週の計画を練るつもりが、寝ることになってしまった。



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by mt1500funagata | 2014-01-19 21:16 | ブナの会行事 | Trackback | Comments(6)

アララギスキー場

アララギスキー場へ
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思ったとおり誰~れもいない。つーか知ってる人のほうが少ない。
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ゲレンデを独り占め。ほかに人がいないってことは、リフトもロープトウも動いてないってこと。そもそもリフトなんかない。
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スキー板とシールを新しくした。今日は感触を確かめに来た。緩斜面過ぎるのはしょうがないけど、いきなり本チャン行けるほどスキーは上手じゃない。
トップを手で押さえているようなクリップはGeckoのシール。目からウロコのスキーシールだった。とにかく取扱が面倒くさくない。ネットで不評を買っているテールのクリップは少し加工したら外れにくくなった。
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ニンゲンはいないけれどノウサギはたくさんいるようだった。
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雪面でのコーヒーはお約束!ひとりだから簡単なやつね。
4本滑って終わりにした。と言うことは4回登ったってこと。
独り占めは良いのだけれど、登るのも自分でね!



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by mt1500funagata | 2014-01-18 14:12 | Trackback | Comments(6)

ホント久しぶりに泉ケ岳へ
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水神まではツボ足で。
夏道よりも快適に歩ける、良く踏み固められた道。
北泉ケ岳へ向かって、うぐいす坂の手前のお花畑付近から夏道を逸れ、山頂から西側にのびる雪庇のついた尾根を目指す。
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積雪期限定の場所。少しの時間だったけれど陽もさして雪面がいい感じ。
ラッセルはキツくなったけど、誰も歩いていない斜面は気分が良いねえ~。
でも、もう少し登るとかなり危ない急斜面。深雪のおかげでスノーシューで登りきることが出来た。
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雪の状態によっては、アイゼンがないと登るのは難しい。
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ここを歩くために今日は来たんだ。初めて歩いたのは14年前。袖泉って名前で呼ばれているの知らなかった。天気が良いと素晴らしい眺めが目の前に広がる。
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山頂が見えて来た。もう少し歩けば三叉路からの夏道と出合う。
この尾根が終われば、あとは消化試合みたいなもの。
山頂から、かもしかコースと滑降コースの中間をまっすぐ降りてこられるのも積雪期限定。ほぼ一直線に岡沼にでて最短距離で下山した。
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岳山珈琲のマンデリン。うまい!!
知り合いのヒゲの写真家がいつも注文するらしい。このコーヒーは、ヒゲ面の風貌を思い出させる味がする。



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by mt1500funagata | 2014-01-13 21:04 | 泉ケ岳周辺 | Trackback | Comments(3)

厳冬の氾濫原へ

厳冬の氾濫原へ行ってみないか?
何もないただの雪っ原だと思うけど、もしかしたらとっても素敵な風景かもしれないよ?
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こんなお誘いをするのは女性に限る。
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氾濫原の水は枯れていないようです。
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ちょっとヤバそうな沢岸を歩き
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ちょっとヤバそうな崖を登り

ご一緒したヨシコさんは、垂直に近い岩壁でスリングにぶら下がってビバーグしてもケロっとしてるほどのツワモノですが、身長差だけはどうしようもありません。ちょっとだけロープ出しました。

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三峰山が正面にどーんと見えるようなところまで来れば、テクテク歩いて、あららっ!もう氾濫原?
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ほら、氾濫原といえば、あのカツラの木でしょ。
一瞬だけ陽が射し、ただ真っ白だった雪原に木立の影のコントラストが現れた。

「早っや~い!」腕章付けて年に何度も氾濫原あたりを徘徊?してるヨシコさんもビックリ!
どこをどう通って来たのかは、あえて詳しく書きません。だって、自分でルートを探したほうが面白いでしょ?
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向こうにあるのは、あの倒木ね。花の季節にはあの倒木に腰掛けてコーヒー飲むと美味い。
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幾筋にも入り組んだ沢が雪原の風景をこんなにも引き立ててくれる。
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大岩の下から湧き出る伏流水を落とす滝の近くに、森のうどん屋「桂屋」がオープンしました。
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限定メニュー「エビ入りごま風味煮込みうどん」
桂屋の店内は、アウター脱いでもそのまま昼寝でもしちゃおうかってくらい暖かです。外は雪降ってるのにね。ツェルトに落ちる雪の音と沢の音がBGM。
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道標を掘り出した。積雪量はこのくらい。
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何もないただの雪っ原かと思っていたけれど、厳冬期も氾濫原はとっても素敵な場所だった。


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by mt1500funagata | 2014-01-04 22:30 | 氾濫原 | Trackback | Comments(2)

笹倉山と初日の出

平成26年1月1日、笹倉山から日の出を見た。
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七つ森のひとつ笹倉山。山頂手前の国見崎というところからは、仙台平野から松島湾さらに牡鹿半島まで望むことができる。
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とてもキレイな日の出だった。
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山頂の神社の石灯篭。
以前のブログ記事で、原阿佐緒のことを書いたときに、阿佐緒と蝶と笹倉山の石灯篭を絡めたのだけれど、その訳はここにある。
蝶は阿佐緒が好んで絵を描き、宮床に戻ってからの日記帳の表紙にはいつも蝶の絵を描いていた。そして、この石灯篭は病弱だった阿佐緒が女学生時代に病を患ったときに平癒祈願として奉納したもの。
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黒川郡宮床村 原浅尾と刻まれている。
余談ですが、宮城学院の聖書と鳩の校章は原阿佐緒のデザインによるものだそうです。


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by mt1500funagata | 2014-01-02 09:21 | 七つ森界隈 | Trackback | Comments(0)

ここのところ、山の人って言うより森の人ってカンジになってきた僕ですが、最近のイメージを払拭すべく?冬山宿泊装備一式を担いで船形山に行ってきました。

新雪をひとりラッセルし升沢小屋に泊まる。東の空が白み始める頃、蛇ケ岳ちょい手前の無名ピークに登り船形連峰の夜明けを待つ。東の空が色づき始め、日の出とともに山頂がオレンジ色の光に包まれる。やがて千畳敷あたりの雪原までもオレンジ色に染まる頃、僕は船形連峰のモルゲンロートの一部となっている。(山頂にいたら見られないからね!あえて山頂は目指さないのよ)
素敵な計画でしょ?・・・うまく行けばね!
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登山届けはしっかり提出しましょうね!
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登山口に向かう途中、ツキノワグマのラッセル跡を発見。まだ冬篭りしてないのいるんだ。つい先ほどここを通ったみたいです。この深い踏み跡見ると僕の行程も行き先不安になります。
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今日は最新のウェアーと手袋で冬山に臨みました。
アンダーウェア「アッタカクルーネックTシャツ」(790円)GUで今月買った最新です。その上に「フリースハイネック」(390円)これもGUで今月買った最新です。さらにその上は「ノーブランドフリースジャケット」(790円)これはSEIYUで今月買った最新です。手袋は「フリース内張り作業手袋」(390円)カインズホームで今月買った最新です。
細かいこと言うと面倒くさくなるので省略しますが、ずっと前に何千円も出して買っていたものより良いんじゃない?
気温が高かったってこともあるけれど、しばらく歩いた後は長袖Tシャツの上にカッパだけ。これで雪山を夕方まで過ごしました。もちろん靴とカッパだけはそれなりの値段のものを使ってますけどね。
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僕の前に道はない。
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僕の後ろに道は出来る。

なーんて言ってても、もう限界。升沢小屋までなんてとんでもない、三光の宮までだって行けやしない。素敵な山行計画はものの見事に新雪に阻まれた。
どーすっかなあ?升沢小屋は絶対到達不可能、とはいえこのまま下山して家に帰っても掃除の手伝いさせられるだけだし・・・。

よし!升沢小屋で使うつもりでツェルト持ってきてるから、秘密のビバーグポイントに向かうことにしよう。(升沢小屋は天上が高いので寒いのです。冬は小屋の中にツェルト張ると快適に過ごせるよ。)
そうと決まれば焦ることない。ここから(どこから?)の移動時間もほぼ完全に把握できてる。
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日暮れ間近のブナ林はモノクロームの美しさで溢れていた。
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読んでいた時間と5分と違わず目的地に設営完了。まずはホットワインで一息つきます。
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晩メシね。贅沢にシャウエッセン。アルファ米は赤飯が一番うまいと思う。
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ちょっと外を覗いてみました。
テントの中は思いのほか寒くないって言うか全然寒さは感じなかった。しめて1970円の最新ウェアのおかげか?
升沢集落もなくなってしまったし、ここから10km四方に人が住んでいるところはない。動物たちはたくさんいるだろうけど、ニンゲンは僕ひとり?人口密度0.1人ってこと?
雪の山にテント張って泊まるっていうと、ほとんどの人は寒いだろうにねえって言うけど、今のほうが街でビルの谷間を吹き抜ける風にあたっているよりもずっと暖かいよ。衣類の違いもあるけど、静かに積もった雪は暖かいよ。こころの冷えたニンゲンがたくさんいる街場よりも静かに積もった雪に包まれているほうが暖かいよ。

メシを食べ終わったらほかにすることがないので、シュラフに潜り込むのです。ライトを消すと目をつぶっているのか開いているのか分からない。正真正銘の真っ暗闇であります。いつもは一旦眠って目が覚めてってのを繰り返し、寒くなってちょっとストーブ点けて暖めてって夜を過ごすことが多いのだけれど、今回は朝までぐっすり眠ることが出来た。

夜が明けて良い天気のようだ。さすがに山頂は雲がかかっているようだけれども、手前の三峰山あたりの稜線は朝日に輝いているように見えた。山並みを眺められるピークはすぐ近くにあるけれど、登る気持ちは全くなし。近くのお気に入りのブナ林まで行ってみました。
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行ったことある人に会ったことない美しいブナ林です。
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急斜面にできたスノーフォール。雪崩の巣窟です。
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たくさんのヤドリ木を養っているビッグダディ。
とても素敵な場所です。そっと見続けていたい場所です。
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戻ってきたら朝メシね。昨夜と同じ?いいえ、スープ付です。しかも一人で2袋使った贅沢濃厚コーンスープなのであります。
朝メシ食べたらほかにすることもないので、またシュラフに潜り込む訳です。こうして昼までダラダラとただ時間を過ごす、この時間がたまらなく良いんですねえ。
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撤収して引き上げ始めたら、テン場のすぐ近くを誰かが通って行った足跡がありました。テンかな?

当初の目論見は見事にはずれたけれど、ここを離れたくない、ずっとこうしていたいって思える時間を過ごすことが出来た。なにか刺激やハプニングがあるわけでもなく、ただただ静かに流れる時間。僕にとってはかけがえのない時間。

下山して車が携帯のエリアに入ったと同時に、強引に現実に引き戻された。
メール着信あり「帰ったら風呂掃除頼む」・・・・・・。
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by mt1500funagata | 2014-01-01 00:49 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(4)