船形山麓、緑色の氾濫原へ
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ニリンソウやシラネアオイのお花畑が盛りを過ぎると、訪れる人もまばらになる。

緑色に包まれる氾濫原の森も良いものだ。
緑と言っても一色じゃあない。
緑、鮮緑(せんりょく)、若緑、薄緑、裏葉色、孔雀緑・・・・四季の移ろいの中に美の心を生み出した日本の伝統色(和色)。
緑系と系統づけられる色だけでも、実におよそ75色に及ぶ。
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モノクロームだった森が浅緑の森になり、若葉色から深碧(しんぺき)の森へと移ろって行く。
そんな季節の色の移ろいを繊細に見出し、豊かな情趣を愛でてきた先人の感性を僕も少しは身に着けたいものだ。


帰り道、木立の隙間に青い沼を見た。
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いくらかでも俯瞰に近づけるよう沼辺の大岩に登り沼を見下ろす。
雪解け水と雨上がりの水を滔々と蓄えた沼を見て、水の色を単に青と表現するのは趣に欠ける。
瑠璃色の沼だった。

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青、藍、群青、水色、紺碧、天色(あまいろ)、瑠璃色・・・・四季の移ろいの中に美の心を生み出した日本の伝統色(和色)。
青系と系統づけられる色だけでも、実におよそ60数色に及ぶ。
近づいて水を見れば、その水は水素のように透明なのだけれど…

沼のほとりで、黄金色の茸を見つけた。
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タモギタケ
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岩魚とともに夕餉となった。

山や森を歩くと、美しい花や素晴らしい展望に感動することも多いけれど・・・
花の盛りが終わった雨上がりの森を歩いて、古来から伝わる日本人の美意識と表現の豊かさに感動を覚えることもある。



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by mt1500funagata | 2017-05-27 23:21 | 氾濫原 | Trackback | Comments(0)

一年のうち10日間だけの花の楽園、船形山の氾濫原
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その年の気候によって若干のずれはあるのだけれど、5月中旬にここ一帯はニリンソウの絨毯が敷き詰められる。
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今日はテレビの取材クルーも同行した。
氾濫原に入る前にイワナの映像の収録。
「ここで釣りますよ~1.2.3.ハイッ!」ってカンジで思い通りに数尾のイワナを釣った。
ここでは撮影が目的なので、釣ったイワナは全てリリースした。

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氾濫原は、いつ来ても良いところだ。
ニリンソウの白にシラネアオイのムラサキがいいカンジでアクセントになっているね。
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今年は残雪が多いせいで昨年よりは5日くらい最盛期が遅れている。
僕はずっと下のほうのある部分の残雪量によって、ここの花の開花時期を推測することが出来るようになった。

ニリンソウの花が終わると訪れる人も少なくなり、カツラの甘い香りが漂う森の精の居場所になる。
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カメラの前で僕は何を語るのだろう?
案外カッコイイこと喋ってたりして?

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収録が終われば、メシの仕度。
スタッフの分も合わせて5人前のイワナを・・・ホイッ、ホイッ、ホイッっと
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6回竿出して5尾釣れた。お待たせしません。
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イワナのムニエル、ミズのおひたし、塔がたったフキノトウのオリーブオイル炒め、2色パスタ。
写真のピントはずれてしまったけれど、味のピントはサイコーだった。

あ~今日も楽しい一日だった!


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by mt1500funagata | 2014-05-17 23:18 | 氾濫原 | Trackback | Comments(4)

厳冬の氾濫原へ

厳冬の氾濫原へ行ってみないか?
何もないただの雪っ原だと思うけど、もしかしたらとっても素敵な風景かもしれないよ?
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こんなお誘いをするのは女性に限る。
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氾濫原の水は枯れていないようです。
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ちょっとヤバそうな沢岸を歩き
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ちょっとヤバそうな崖を登り

ご一緒したヨシコさんは、垂直に近い岩壁でスリングにぶら下がってビバーグしてもケロっとしてるほどのツワモノですが、身長差だけはどうしようもありません。ちょっとだけロープ出しました。

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三峰山が正面にどーんと見えるようなところまで来れば、テクテク歩いて、あららっ!もう氾濫原?
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ほら、氾濫原といえば、あのカツラの木でしょ。
一瞬だけ陽が射し、ただ真っ白だった雪原に木立の影のコントラストが現れた。

「早っや~い!」腕章付けて年に何度も氾濫原あたりを徘徊?してるヨシコさんもビックリ!
どこをどう通って来たのかは、あえて詳しく書きません。だって、自分でルートを探したほうが面白いでしょ?
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向こうにあるのは、あの倒木ね。花の季節にはあの倒木に腰掛けてコーヒー飲むと美味い。
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幾筋にも入り組んだ沢が雪原の風景をこんなにも引き立ててくれる。
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大岩の下から湧き出る伏流水を落とす滝の近くに、森のうどん屋「桂屋」がオープンしました。
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限定メニュー「エビ入りごま風味煮込みうどん」
桂屋の店内は、アウター脱いでもそのまま昼寝でもしちゃおうかってくらい暖かです。外は雪降ってるのにね。ツェルトに落ちる雪の音と沢の音がBGM。
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道標を掘り出した。積雪量はこのくらい。
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何もないただの雪っ原かと思っていたけれど、厳冬期も氾濫原はとっても素敵な場所だった。


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by mt1500funagata | 2014-01-04 22:30 | 氾濫原 | Trackback | Comments(2)

山懐で昼食を

新緑が眩しい休日は、山にメシでも食べに行きますか?
ってことで、船形山のそこいらへんに行って来ました。
林道をプラプラ歩き内水面水産試験場もこんな風に見えます。
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足下に咲いているこんな花や
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初夏を感じさせるこんな花の写真を撮りながら
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お花畑をぐるっと散歩し
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場所を替えて、山菜採ったり、さかな捕ったり
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ムニエル作ってみたり
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ケトルまで担いでネルドリップでコーヒー入れたりして
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午後にはエゾハルゼミも鳴きはじめて、もう初夏だよわねえ~なんて言いながら
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林道をプラプラ歩いて帰って来ました。

スローな感じの山遊びも、最近なんかいいなぁ~って思います。
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by mt1500funagata | 2013-05-18 19:55 | 氾濫原 | Trackback | Comments(2)