船形山でビフォーアフター

6月24日、船形山へ月イチの升沢避難小屋のトイレメンテ。

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登山口で見つけた、マシュマロの木。
いやいや、これは虫こぶと言って、寄生した虫が出す刺激に反応し植物の一部が異常成長してできるもの。
美味しそうに見えますけど、食べちゃあいけません。

先週はブナの会で栗駒のクロベの巨木を見て来たものだから、今日は大滝キャンプ場近くにある巨木を見に行った。
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今まで何回か見に行ったことがあったけれど、冬で葉を落としていた時だったので、僕はミズナラだとばかり思っていた。カツラでした。
おおよそ1.3mの高さで幹回りを測ってみたところ6m75㎝。宮城の巨木に掲載されているカツラは10mを超えるものもあるけれど、これは一本の幹で6mを超えている。
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根本の周囲は軽く10mを超え、おとぎ話に登場する森のことは何でも知っている物知りな爺様の木って、こんな木をモデルにしているんだろうなあって思える。

大滝キャンプ場から保野川を渡渉し、三光の宮から升沢小屋へと向かう。
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森の中は風がほとんどなく、漂う空気はすっかり夏を思わせる。


登山道沿いの今年出て来た葉が開く前のササを手で抜きながら歩けば、ササが成長して茂ったあとから刈りながら歩くよりもずっと楽に登山道の維持管理に役立つ。
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升沢小屋では、いつものようにバイオトイレのメンテナンスと清掃など。
小屋の周りの草刈りもしてきた。
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ビフォー
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アフター
小屋前のベンチでの休憩が少しは気持ちよく出来るようになったかしら?
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トイレ内に残されたトイレットペーパー芯も回収してきた。
トイレのメンテは少しの知識が必要なので誰にでもお願いできるというものではないし、草刈りも僕らがやりますよ。でもね!自分が使い切ったトイレットペーパーの芯をザックに入れて自分のゴミと一緒に持ち帰るくらいは・・・誰でも出来るんじゃあないかと思うんですけど・・・?


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升沢小屋上部、雪が解けたばかりの沢沿いにはシラネアオイやサンカヨウが咲いてた。
僕は、この沢沿いのサンカヨウを見るたびに、ある人のことを思い出す。ブログを始めるずっと前ホームページの時代に、船形山のこのサンカヨウが美しいと言ってくれた人。もちろんその人とは会ったこともないし、その人は実際にこの沢に咲くサンカヨウを見たことがあるのかも僕は知らない。


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このブログを今も見てくれているのかも分からないけれど、僕はその人のために写真を撮ってブログに載せる。


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かなり薄くなった雪渓。

雪の上を歩いて夏の花に会いに行く。
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咲いていたのは一株だけだった。


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そういえば、ミヤマシオガマが咲く時期に山頂へ来たのは久しぶり。
だいぶ数が少なくなったので少し心配していたけれど、こうして出会うことが出来て嬉しかった。


色麻コースをスタコラと下山した後は、少し遅めの昼食。
冷やし中華が美味しい季節になった。
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途中で採ってきたタケノコと一緒に茹でて人命水で晒せば、美味しいに決まってる。

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しかも、ブナの森に囲まれて食べればね!


帰り道、小荒沢林道の水汲み場。
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ビフォー
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アフター

ここの水を汲むのに許可はいらない。ゴミを片付けることにも許可はいらないのですよ。
僕がゴミを片付けて来たんですって、ひけらかすつもりは全くないとは言えないけれど、ゴミが放置されてから何人がここの前を通ったのだろう?って思う。
僕らは山からいろんなものをもらう。山菜やキノコだったり、あるいは心を打たれるような美しい風景や心地よい風だったり。
こんなに目立つゴミがあったとしたら、ちょっと車を停めて片付けるってのが、いろんなものを与えてくれる山に対して「お返しする」ってことなんじゃあないかな?って僕は思ってる。



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by mt1500funagata | 2017-06-24 22:46 | 船形山界隈 | Trackback | Comments(0)