隠し沢のイワナに会いに行く

かつてマタギをはじめとする山棲みの人々が行っていた滝の上流にイワナを放し繁殖させて自分達の食料を確保する、イワナの源頭放流。

僕も20年近く前に下流部で釣ったイワナを源頭に持ち上げて放流し、その後も何度か繰り返していた船形山山麓のとある沢。
c0294658_22424222.jpg
ミズバショウの群生地を越えて沢に向う。
遠くから聞こえる鳥の声はツツドリ。早春の花と初夏の鳥がコラボする。

c0294658_22455728.jpg
青空の下の新緑が眩しい。
c0294658_22471486.jpg
標高500mにも満たないところだけれど、沢には左岸の崖から雪崩た雪塊が残っていた。

c0294658_22534334.jpg
一昨年の洪水と昨年の台風での大水で渓相は大分変わってしまったけれど、イワナは逞しく生息している。

c0294658_23020641.jpg
地図に載らない、3段20mの滝。
=====
滝とは、流水が急激に落下する場所をいいます。ふつうは高さが5m以上で、いつも水が流れている有名な滝や好目標となる滝を表示しています。(国土地理院HPより)
=====
有名ではない、って言うか知ってる人ほとんどいないし、好目標ではない、って言うか来る人ほとんどいないし。地形図に載せる必要ねーし!ってことなんでしょ。

ちなみに、沢ヤさんにとって有名な「横川大滝」や「鎧滝」も地形図に表示はない。有名の定義ってなんだ?

c0294658_23195814.jpg
滝の上流は一転して穏やかな渓相。

自然の力で渓相が変わるのは仕方がないことで、その渓に棲むイワナは逞しく生き続ける。でも、人工的な力で渓相を変えてしまったら、イワナは生きて行けない。

清らかな水の流れがいつまでも続きますよーに!

c0294658_23281320.jpg
釣れたての天然イワナの塩焼きがいつまでも食べられますよーに!


-

[PR]
トラックバックURL : http://bunatayori.exblog.jp/tb/26633442
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by 水戸かわせみです at 2017-05-04 21:07 x
厳冬期の厳しい地域ということを無視しても、身近に、こういう環境で散策できることが、素直にいいな~と思います。
Commented by mt1500funagata at 2017-05-04 23:22
> 水戸かわせみですさん
お久しぶりです。
僕は仙台の街中の生まれ育ちなのですが、今こうして船形山の麓で暮らしていることが、嬉しくてたまりません。イワナもクマもアナグマもご近所さんです!
Commented by tabilogue2 at 2017-05-05 22:12
あ、そうだったんですね? って今更ながらに地形図の水線を追いました。滝マークは横川に一つ 大倉川に一つでした(笑)

人の心は虚栄もあれば虚勢もある。その「虚栄の裏付け」として 沢ヤにとっての大滝は「心のランドマーク」だったんでしょう。かつて登ったともなれば…、地形図に物証としての滝マークぐらいは付けてもらいたくなる… そういうもんなんでしょうな(笑)

興味のない人にはまるで無縁、かつての初登記録。仙台国分町の某居酒屋の親父も「自分の名前」が載った「岳人」のページを後生大事に店内に貼り出しています。僕が尋ねるのを待って、いよいよ熱のこもった講釈が始まります。まあ粗末な道具でよく登ったものです。

二口渓谷にも山名板を付けたがっていた方が その昔おられました。既に朽ち果てたものを数枚、北石橋コースに散見できます。

そんな山名も滝名も「人間の知的欲求」の対象であることを静かな山々は知っているのですが…、虚栄に長けた人間たちほどそれに気づかないわけです。しかも地に堕ち、朽ちかけた山名板を手直しするよな伝統的山岳会員もすでに他界されました。
Commented by mt1500funagata at 2017-05-07 05:50
> tabilogue2さん
虚栄とまでは言いませんが、こうしてブログなど書いているってことは自分はこんなことしてますよ、こんなこと知ってますよ、という自慢?したいっていう気持ちがあるのですね。本当に隠し沢ならブログ記事なんて書かない訳ですから。でも、自分のやって来た事を他人に知ってもらいたい認めてもらいたいって気持ちは僕もあるし誰でも多少はあるものでしょう。
僕も自分が出たテレビの録画や雑誌、新聞など後生大事に保管していますよ。
by mt1500funagata | 2017-05-03 23:32 | イワナ&沢 | Trackback | Comments(4)