高倉山は春に行く山

七つ森の奥に三角の端正な山容の高倉山。
登山道が無いので、ほとんどの人は冬に登るけれど・・・僕は春に登る。

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今日は天気が良く風も無いので、絶好の登山日和。
多くの人が山へ向ったと思うけれど、全く人と会わない山歩きをした人は少ないんじゃあないかな?

人と会うよりクマと遭う確率のほうが高いかも知れない。
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ブナの幹には真新しいツキノワグマの爪痕。
爪先を数ミリ幹に食い込ませるだけで、あの重い身体で垂直に木登りする。
スッゲーよね!

今日は登山女子2名と一緒。
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のんびり藪を掻き分けノンビリ急な斜面を登る。こんな山歩きもイイ。

高倉山の胎内くぐり。
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一回死んだA子さんが生まれ変わった瞬間。

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高いところが好きな女子と苦手な女子。

岩場を過ぎれば、いよいよ今回の山歩きのお楽しみ!
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斜面いっぱいイワウチワ。
花を踏まないように気をつけて、少し登れば東コブ(△775m)
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東コブは見晴らしが良く、空気が澄んでいれば鳥海山まで見える。

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東コブの山頂は僕のお気に入りのヤッホーポイント。
ヤッホーは長谷倉川の谷から泉ケ岳へ駆け上り、北泉ケ岳を経て長倉尾根から船形山へ、そして吉田川を下降して種沢倉を掠めて僕のところへ戻って来る。

僕のヤッホーをどれだけの山の生きものが聞いたことだろう?
姿は見えないけれど、見渡す山々の森の中にはクマ、カモシカ、キツネ、タヌキ、テン、リス、ムササビ、アナグマ・・・・どれだけの命がうごめいているか計り知れない。
ピークに立って、眼下の森の中に息づく生きもの(植物も含めて)の息遣いを想像することが出来ますか?感じることが出来ますか?
あっちに見えるのは○○山、こっちに見えるのは□□山。この花は△△草、この木は××の木。地図見りゃ分る、図鑑見りゃ分る知識。
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・・・「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない・・・
(レイチェル・カーソン:The Sence of Wonderより)


高倉山の一番のお楽しみは、東コブとの鞍部。
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カタクリが足下いっぱい。道がないから早足では歩けない。
花の息遣いを感じながら歩く。

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スミレが足下いっぱい。道がないから早足では歩けない。
花の息遣いを感じながら歩く。

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ニリンソウが足下いっぱい。道がないから早足では歩けない。
花の息遣いを感じながら歩く。

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ササが足下いっぱい。道がないから早足では歩けない。
自分の息遣いを感じながら歩く。

最後の急登を登り、
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残雪を過ぎれば、

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高倉山山頂。

山頂では、
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進化した、焼きそばスープナポリタンを食べて、

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ササ茶を飲んで、

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ササ茶の原料摘んで、2時間を過ごした。

こんな山歩きもいいね!
高倉山って、やっぱ春に登る山だった。


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Commented by えいこ at 2017-05-01 22:54 x
春の木々の色とお花は本当にいいですね
匂い、風、日差し、景色、
目で見たもの
聞いたもの
感じたこと
大事にしたいです。
高いところが好きな女子嫌いな女子の写真が
なんかうげました 笑
Commented by maro7 at 2017-05-02 08:05 x
進化した焼きそばスープナポリタン(羨笑)
ササ茶はどんな香りがするのだろうか。
春の高倉山を夢見ていましたが、次回に期待します。
Commented by mt1500funagata at 2017-05-02 08:20
> えいこさん
ゆっくり、ゆっくり歩くことでピークを目指す登山とは違う山との触れあいが出来たと思っています。
単に花の群落を見たいだけなら、もっと見事な群落の花の山は有るでしょう。登山客として登る山も良いけれど、地元の山の内側に触れる。そんな山歩きでしたね。
Commented by mt1500funagata at 2017-05-02 08:27
> maro7さん
ご一緒出来ずに残念でした。
ササ茶は写真の新芽を天日干しするだけです。原料は今の時期だったら沢山採れるでしょうから試してみたらいかがですか?ササの香りがほのかに甘く、とっても美味しいです。
by mt1500funagata | 2017-04-30 23:28 | 七つ森界隈 | Trackback | Comments(4)