2016年 04月 16日
ツキノワグマはムーミン谷の近くにもいる
水面を揺らす風がなければ船形山の姿見となり、早朝の冷えた空気の中では水面に靄が立ち幻想的な景色となる。
桜を前景にした風景を満喫したあとは、
身体じゅうが新鮮な空気に包まれた。
夕方、七つ森の奥のほうで、ツキノワグマの調査研究をしている方と話をした。
先週もご一緒してツキノワグマの越冬穴を探したりしていたのだけれど、その方と僕に共通するある問題が七つ森の奥で進んでいる。
現段階でブログには詳しく書けないけれど、僕の好きな風景のある場所が大きく変わろうとしている。
「でもツキノワグマや野生動物はしたたかに生きて行くんだろうね・・・」みたいな話で終わった帰り道・・・。
いつものように、”クマ出てこねえかな~~”ってあたりを見渡していたら・・・
望遠レンズに交換している隙に一旦見失ったけれど、ヤツは僕をしっかり捉えていたようだった。
僕は過去の記事で「ツキノワグマは近くにいる」って度々書いているのだけれど、ほら!やっぱり近くにいるじゃない!
皆さん気がつかないだけなんだと思いますよ。
クマのほうでは、どこからかアナタを見てるんですよ。
今日のツキノワグマは、僕も午前中歩いていた
ここ!↓↓↓ここにいました。
「いや~、今日は人多くて大変だったやー!オラずっとこの辺に隠れてだんだー」
って、ツキノワグマは僕にそう語りかけるために姿を現したんだと思う。
きっと、そうだと思う。
-
今後のブログも楽しみにしています。
そーなんですよ。ダムの橋のところで分かれてから3分後くらいでした。
一旦見失ってしまったので一緒に探せば見付かるかな?って思いました。でも、また出てきてくれて写真まで撮らせてもらえたのは良かったです。
あの辺りにツキノワグマは常時生息してるってことですね。手前の杉が伐採されて自然林の林縁が観察しやすくなったので発見できただけと言うことだと思います。
鎌倉山の山頂付近でも出会うことがあります。まあ、七つ森周辺は、どこにでも当たり前にツキノワグマが棲んでいるってことです。